以前Synologyの2ベイNAS DS215jを買って、使い勝手が良いのと速度的にも2万円のNASとは思えないくらいの実力を持っていたので、次買うNASもSynologyと決めていました。
HPのMicroserverにインストールしたWHS2011のサポートが切れたのにそのまま使っていて、もうそろそろやばそうなので、4ベイのNASを買うことにしました。
DS416はSynologyの4ベイモデルのラインナップ
モデル名 | DS916+ | DS416play | DS416 | DS416j |
CPU | ||||
CPUモデル | Intel Pentium N3710 | Intel Celeron N3060 | Annapurna Labs Alpine AL-212 | Marvell Armada 388 88F6828 |
CPUアーキテクチャ | 64-bit | 64-bit | 32-bit | 32-bit |
CPU 周波数 | クアッドコア 1.6 burst up to 2.56 GHz | デュアルコア 1.6 burst up to 2.48 GHz | デュアルコア 1.4 GHz | デュアルコア 1.3 GHz |
ハードウェア暗号化エンジ | ||||
ハードウェア暗号化エンジ (AES-NI) | ||||
ハードウェア コード変換エンジン | H.264 (AVC)、H.265 (HEVC)、MPEG-2 および VC-1;最大解像度:4K (4096 x 2160);1 秒当たりの最大フレームレート (FPS):30 | H.264 (AVC)、H.265 (HEVC)、MPEG-2 および VC-1;最大解像度:4K (4096 x 2160);1 秒当たりの最大フレームレート (FPS):30 | ||
メモリ | ||||
システム メモリ | 2 / 8 GB DDR3 | 1 GB DDR3 | 1 GB DDR3 | 512 MB DDR3 |
プリインストールされたメモリ モジュール | ||||
プリインストールされたメモリ モジュール | ||||
メモリスロット数 | なし 増設不可 | なし 増設不可 | ||
メモリの拡張上限 | ||||
ストレージ | ||||
ドライブ ベイ | 4 | 4 | 4 | 4 |
拡張ユニット使用時の最大ベイ数 | 9 | |||
互換性のあるドライブ タイプ* (サポートされるすべてのドライブはこちら) |
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最大内部生容量 | 40 TB (10 TB HDD x 4) (容量は RAID タイプにより異なります) | 40 TB (10 TB HDD x 4) (容量は RAID タイプにより異なります) | 40 TB (10 TB HDD x 4) (容量は RAID タイプにより異なります) | 40 TB (10 TB HDD x 4) (容量は RAID タイプにより異なります) |
拡張ユニットによる最大 Raw 容量 | 90 TB (10 TB HDD x 9) (容量は RAID タイプにより異なります) | |||
最大シングル ボリュームのサイズ |
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ホットスワップ可能なドライブ | ||||
外部ポート | ||||
RJ-45 1GbE LAN ポート | 2(Link Aggregation / フェイルオーバー対応) | 2(Link Aggregation / フェイルオーバー対応) | 2(Link Aggregation / フェイルオーバー対応) | 1 |
RJ-45 10GbE LAN ポート | ||||
SFP+ 10GbE LAN ポート* | ||||
USB 2.0 ポート | 1 | |||
USB 3.0 ポート | 3 | 3 | 3 | 1 |
eSATA ポート | 1 | |||
拡張ポート | ||||
SD カードリーダー | ||||
SDCopy | ||||
USBCopy | ||||
PCIe | ||||
PCIe 拡張 | ||||
アドインカードのサポート | ||||
ファイル システム | ||||
内部ドライブ |
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外部ドライブ |
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メモ |
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外観 | ||||
外寸(高さx幅x深さ) | 165 mm x 203 mm x 233.2 mm | 165 mm x 203 mm x 233.2 mm | 165 mm x 203 mm x 233.2 mm | 184 mm x 168 mm x 230 mm |
重量 | 2.04 kg | 2.04 kg | 2.04 kg | 2.21 kg |
その他 | ||||
システムファン | 92 mm x 92 mm x 2 pcs | 92 mm x 92 mm x 2 pcs | 92 mm x 92 mm x 2 pcs | 80 mm x 80 mm x 2 pcs |
ファン速度モード |
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簡単に交換できるシステム ファン | ||||
ワイヤレス サポート(ハードウェア キー) | ||||
輝度調整のためのフロント LED インジケータ | ||||
電源復旧 | ||||
ノイズレベル* | 19.4 dB(A) | 19.4 dB(A) | 20.2 dB(A) | 19.1 dB(A) |
電源をオン/オフに予約する | ||||
Wake on LAN/WAN | ||||
電源ユニット / アダプタ | 100W | 90W | 90W | 90W |
AC 入力電源電圧 | 100V から 240V AC へ | 100V から 240V AC へ | 100V から 240V AC へ | 100V から 240V AC へ |
電源周波数 | 50/60 Hz, 単相 | 50/60 Hz, 単相 | 50/60 Hz, 単相 | 50/60 Hz, 単相 |
消費電力* | 30 W (アクセス) 13 W (HDD ハイバネーション) |
29 W (アクセス) 12.5 W (HDD ハイバネーション) |
31.96 W (アクセス) 10.14 W (HDD ハイバネーション) |
21.6 W (アクセス) 12.75 W (HDD ハイバネーション) |
英熱量 | 102.4 BTU/hr(アクセス) 44.4 BTU/hr(HDD ハイバネーション) |
99.02 BTU/hr(アクセス) 42.68 BTU/hr(HDD ハイバネーション) |
109.13 BTU/hr(アクセス) 34.62 BTU/hr(HDD ハイバネーション) |
73.75 BTU/hr(アクセス) 43.53 BTU/hr(システム ハイバネーション) |
冗長電源(xs+ およびRP モデル) | ||||
環境温度 | ||||
動作温度 | 5°C から 40°C(40°F から104°F) | 5°C から 40°C(40°F から104°F) | 5°C から 40°C(40°F から104°F) | 5°C から 40°C(40°F から104°F) |
保管温度 | -20°C から 60°C(-5°F から140°F) | -20°C から 60°C(-5°F から140°F) | -20°C から 60°C(-5°F から140°F) | -20°C から 60°C(-5°F から140°F) |
相対湿度 | 5% から 95% RH | 5% から 95% RH | 5% から 95% RH | 5% から 95% RH |
認証機関 |
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保証 | 3 年 | 2 年 | 2 年 | 2 年 |
適用可能な延長保証 |
Synologyの4ベイのラインナップの中で一番安いのはjが付くモデルで”DS416j”です。
DS215jで少しだけ気になっていたのはメモリ不足。
DS416jはDS215jと同容量の512MBで増設もできない。
メモリはせめて1GBはほしい。
あとはDual Lanがほしい。
HPのMicroserverはPCIスロットがあるから、もしLANカードが壊れても拡張ができるけど、NASのLANモジュールがもし来れたら、その段階で使えなくなってしまいます。
あとは先日LAGに対応したスイッチを購入したので、どうせなら複数台同時アクセスをしても、速度がある程度確保される方がよいかと思いました。
本当は64bit CPUのDS416playかDS916+が良かったのですが、予算オーバーかつファイルサーバーとして4ドライブでRAIDが組めてDual LANが最低条件だったので、DS416にしました。
手元にWD REDの4TBが2台あったので、一緒に4TBのWD REDを2台購入しました。
あえて旧型のWD40EFRXを買いました。
今買うなら後継機種のWD40EFRX-RT2ですね。
DS416は十二分に使えます
使い勝手はこれまで使っていたDS215jと一緒。
DS215jは2ベイモデルなので、3TBのHDDを2台でRAID1で使っていました。
それを4TB×4台に拡張して、さらにSHR(Synology独自のRAID)で1ボリュームで約11.8TBになりました。
新品で4TBのHDDを2台買と4万近くなるので、どうしようかなやんでいましたが、奮発して最初から4台構成にしてよかったです。
1ボリュームで10TB使えると、かなりゆとりがあります。
これまで写真と音楽のデータばかり保存していましたが、それ以外のデータも入れられるようになり、各段便利になりました。
WHS2011に入っているデータの中から絶対に消えたら困るデータをを引っ越ししました。
DS416はUSB 3.0端子があり、簡単にHDDの増設ができます。
さらに、USBで増設したHDDはLAN上で共有できるだけでなく、ブラウザでNASにログインしたあとに、NAS上のGUIで移動やコピーができます。
PC経由でファイルを移動するより速く、快適にバックアップできました。
ファイルサーバー機能だけであれば上位機種は不要と思いました。
NASに動画変換機能は必要か?
私はレコーダーに関しては得意分野なので、NASにテレビの録画データを入れてどうすんだ?と思っています。
NASの動画の機能も変換も、いるか?、使うか?って感じがします。
プロテクトがかかっている動画はDTCP-IPが必要になりますが、それをNASに入れるのではなくて、レコーダーにそのまま入れておけばいいじゃんと思います。
DS416playを初めて見たとき、いいじゃん!って思ったんですが、「使わないな」とすぐに冷めてしまいました。
餅は餅屋じゃないですけど、テレビの動画をわざわざDTCIP経由でNASに突っ込むのはナンセンスだと思います。
NASにダビング/移動するのにする時間がかかりますし、レコーダーが折角打ってくれたCM部分のチャプターを引き継げない場合もあるので、テレビで見るときにめんどくさいです。
レコーダーであれば自宅にいるときはテレビで見れますし、ネットワーク内の他のレコーダーからでも再生できます。
お部屋ジャンプ的な機能を利用すれば、レコーダーをどこに置いておいても、ちゃんとテレビで見れます。
当然スマホのアプリから宅外視聴もできます。
私は結局、去年買ったDBR-Z610改2TBに4TBの外付けHDDを追加して、動画倉庫にしています。
DBR-Z610はseeqvaultにも対応しているので、最終的にはseeqvault HDDを最終保存先にしようと思っています。
まとめ
synology問わず、2ベイのNASを使っている方で、容量が足りなくなってきたよってことであれば、ds416はかなり有用だと思います。
10TB以上の保存領域、ファイルサーバーとして十分な速度、スペックを持っています。
アプリをたくさんインストールをして、いろいろなことをやろうとお考えでしたら、上位機種をお勧めします。
私はPCのドキュメントファイルはすべてNASに置いているのでデータファイル、音楽ファイルの共有程度しか使わないのであれば、上位機種不要です。
NASは4万円弱で購入できましたが、HDDを4台買ったのがかなりの痛手になりましたが、これを機に古い外付けのHDDの整理をしようと思います。
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