HP 245 G9 Notebook PC 64GBメモリ増設 分解レビュー Ryzen 5 5625U 14インチ

PC

HP製のコスパ最強の14インチノートPC、HP 245 G9にメモリ増設、SSD交換、WiFiモジュールをインテル製の汎用のAX200に交換したよって話。
結論から言うと、メモリは32GBモジュールを2枚認識、64GB化に成功、WiFiモジュールはインテル製の汎用のAX200が無事認識、SSDは当然のごとくSamsung SSD 980に問題なく換装できました。

Ryzen 5 5625Uで最安圏内のノートPC

HP 245 G9 Notebookは価格コムでRyzen 5 5625Uを搭載しているノートPCの中では最安圏内のローコストPCです。
画面は14インチのIPS液晶、視野角は良好。彩度は250intで低め(MacBookなどの高級機は500int)ですが、色域も含めこのクラスの価格帯のPCでは良好なレベルです。※色が重要視されるデザイン用途以外には無問題。

今回買ったきっかけは、円安でどんどんPCやスマホ、PCパーツの値段が上がりそうだったのと、2019年に購入をしたThinkPad E495が遅く感じるようになっきたことが理由です。
価格コムにはスペックの所にCPUスコアが表示されているのですが、結構差があるなーと思って、倍も違うならだいぶ速いから買っちゃおうかなと思って、ポチってしまいました。

ちなみにCPUのスコアは下記です。
Ryzen 5 3500U/2.1GHz/4コア CPUスコア:7093
Ryzen 5 5625U/2.3GHz/6コア CPUスコア:15060

スコアは倍以上です!

HP 245 G9の利点

Ryzen 5 5625U搭載で最安クラス
⇒CPUスコア:15060のPCの中ではかなり安価 ※ベースモデルは8GBメモリ/256GB SSDで57,800円
非光沢のIPS液晶のモニタ
メモリスロットが2基あり、換装可能
⇒32×2枚で64GB化に成功
有線LANあり

HP 245 G9のイマイチな点

USB Cで充電ができない ※PD非対応
USB Cでディスプレイ出力ができない ※HDMI端子からは出力可
SD/microSDスロットがない
プラスチッキーな質感 ※値段相応
キーボード配列の一番右の列がかなり特殊
1.44kgでちょっと重い ※1.33kgくらいにもう少し頑張ってほしかった

HP 245 G9を分解していきます

購入後、電源を入れる前にメモリとSSDの交換をします。WiFiモジュールは後で交換します。
標準搭載品の素性がわからなかったのと、AX200のドライバーが入ってない状態で初回の起動するのはちょっと不安だったため。


スパッジャーを使ってゴム足をめくります。写真上が液晶のヒンジ部、下がパームレスト側です。
ねじはゴム足の下に4か所、パームレストの下に2か所の合計6か所。

ねじを6個外したら、キーボードが見える面に上にして、十字キーがある、右側からスパッジャーを差し込んでいったら簡単に底面パネルが外れました。


開腹の図。中央左側にメモリスロット×2、中央にNVMeのスロット、右側にWiFiモジュールという構成でした。


メモリはサムスン製の4GBモジュール×2枚=8GB


SSDはhynix製の250GB、2280サイズのモジュール。


WiFiもモジュールはRTL8852BE。蟹さんのWiFi 6対応モデルみたいです。


メモリスロットの下部(指紋センサーの真下)に2.5インチのドライブのスペースがありますが、HDDとあるコネクタにSATAのケーブルが刺さってないので、このままでは増設不可。ケーブルをゲットすれば増設できそうです。


バッテリー容量は41Wh。

HP 245 G9のメモリを32GBモジュールを2枚に交換


バラバラに買ったので、シールが貼られてたり、貼られていなかったり。ロットは違いますが、型番は同じです。


基盤の色も微妙に違いましたが、無事認識して動作も問題なし!

SSDの交換の図は写真を撮り忘れました。。

SSDは元もHDDを外して、PARAGONのツールで新しいHDDにコピー、Samsung SSD 980 1TBに換装。換装後に無事に起動をしました。


システム情報の図。64GBが神々しいw


懸念材料だった、WiFiモジュールはなぜかWiFi 5で接続されて、867Mbps止まり。このあとすぐにインテルのHPからAX200のドライバーを落として、インストールして換装しました。


インテルのAX200は無事に2400Mbpsでリンク!Amazonで買った汎用品のWiFiモジュールでも認識してちゃんと使えました。

HP 245 G9の各種ベンチのスコア


winsat formalのスコアは総合8.1。グラフィックスはRyzen 5 3500Uからほとんど進化してない模様。

Winsatformalの詳細。一番気になってたメモリの帯域は34.3GB/秒。DDR4-3200/PC4-25600の理論値は 25.6×2チャンネル=51.2GBなので、おおよそ7割くらいで動作。こんなものなのかな。。Diskの数値は低いですが、Samsung SSD 980 1TBの値です。めっちゃ速いです。


Octane 2.0のスコアは64757。これはめっちゃ速い。iPhone 13が56600なので、最新のiPhoneよりもスコアが高いWindows PCは初めてでびっくり。


Geekbench 5のスコアはシングルが1422、マルチが6524。ちなみにいPhone 13proはシングルが1706、マルチが4661。シングル性能がスマホの方が高いのが恐ろしいですが、HP 245 G9はこのクラスのPCとしてはかなり高性能です。

HP 245 G9のデバイスマネージャー

SSDとWiFiモジュールを交換したあとの、完全形になったHP 245 G9のデバイスマネージャーはこちら。


僕が気になったのは端子が存在しないSATAのコントローラーが生きてたこと。つまりはゲーブルがあればSATAのSSDを増設できそうです。WiFiモジュールを交換したので、Bluetoothもインテル系になりました。

HP 245 G9は割り切れば高性能が安く手に入る高コスパなマシン

HP 245 G9は当初の目論見の通り、Ryzen 5 5625U+64GBメモリを実現できるとても魅力的なマシンです。

僕のPCの用途はChromeでブラウジング、簡単な画像編集、たまに動画のエンコードなので、この程度なら何の問題もないです。

ただ動画エンコードが4Kだったり8Kの場合はおすすめできないです。M1かM2のMacBookの方が少ないメモリでも快適に使えると思います。

このPCを買う前にサブ的に使っていたのはThinkPad E495で、家の中でデスクに置きっぱなし、時間かかるエンコードなどをメインにしていたのですが、買ってから3年もすると遅く感じてきて、寝てる間にエンコードが終わらないこともあって、もう少しパワーが欲しいなと思っていました。

現在PCで動画編集が最も早いノートPCはM1かM2のMacBookで間違いないと思うのですが、そんなにがっつりと編集っぽい編集をしないのと、使い慣れているTMPGEnc Video Mastering WorksはMac版がないので、Windows PCでノートで1.5kg以下で高性能でとなるとなかなか選択肢がない状態でした。

TMPGEnc Video Mastering WorksはインテルのCPUと相性がいいのですが、もうRyzenの方がコスパが良くて、コア数も同じか多い状況だと11世代目のCore iを選ぶ気になれませんでした。
※もちろん安くてメモリスロットが2つあるマシンがあれば話は別ですが、ないです。

HP 245 G9は割り切らないといけない部分=USB Type-C

HP 245 G9はType-Cの端子いらないんじゃないの?ってくらい端子の形状だけCです。

これは何かというと、充電ができるUSB PDに対応してない、ビデオ出力が可能なAlternative Modeに対応をしていない、この2点がHP 245 G9の割り切りポイントです。

僕は家の中でも持ち歩くことはほとんどないと思って購入したので問題ありませんが、USB PDに対応してないって、コストダウンのためとはいえ今時???です。

またUSB CのドックにはHDMI出力が付いているものがあって、本体のHDMI端子を使用しなくともディスプレイに出力ができます。大概のWindowsマシンはUSB Type-Cの端子があればUSB Cのドックから充電とディスプレイ出力を1本のケーブルでできるのですが、HP 245 G9はできないっす。

せめて、USB PDだけでも対応してくれていたら、末永く使えるのですが、残念です。

しかし、PCの処理能力には関係のない部分なので、USB Type-Cさえクリアできるのであれば大変お得なマシンだと思います。

例えば、PCは外部ディスプレイのみに接続、持ち歩かない、外付けキーボードで使っている人にはマジでおすすめです。

メモリを64GBまで拡張できるPCはそこまで多くないのと、オンボードで64GBの構成にすると、めっちゃ高くなりましが、このPCなら+3万円弱で64GBのモジュールを買えますし、32GB(16GB×2)化も16000円くらいで実現可能です。


あとはWiFiのモジュール。
伝統的にHPとLenovoのPCはBIOSで使用できるWiFiモジュールが制限されていて、汎用品のWiFiモジュールに交換しても使えませんでした。
しかしHP 245 G9は汎用品のWiFiモジュールで動作をしたので、スロットの形状が変わらない限り、最新のWiFiモジュールが出た段階で、交換することができます。

6コア12スレッドのCPUにメモリスロット×2とWiFiモジュールが自分で交換できるので、末永く使えるとの判断になりました。

同じ考えの方がいたら、価格コムに直行してみてください。

今回HP 245 G9の増強に使用したパーツ




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