オムロンのUPS BY50Sの互換バッテリーを格安で買う

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オムロンのUPS BY50Sのバッテリーの交換時期が来たので、半値以下の格安で互換バッテリーを格安で買ったよって話。
2012年に買ったオムロンのUPS BY50S、当時15000円くらいで買って、300Wで3.5分のバックアップ時間があります。
停電は東日本大震災のあとほとんど起きていませんが、台風や落雷でたまに瞬停電や1-2分の停電を食らうことがあるのでNASとサーバー、光回線の終端装置とルーターがその間も落ちたり、電源の突然の遮断によって故障しないように保険的につなげてあります。
朝起きたらUPSがピーピー鳴っていて交換のアラートが発令されていて、購入してから3回目のバッテリー交換を迎えることになりました。

オムロン純正のUSPのバッテリーは9000円くらいで高い

最初の交換は無知だったので、9000円くらいでオムロン純正のバッテリーBYB50Sを購入しました。


純正品を買えば古くなったバッテリーの処理がオムロンに送付するだけで済むし、いいじゃんと思っていました。確かに楽で、下記のURLから書類を落として記入して買った時の箱で指定の住所に送るだけでした。

リプレイスサービス|サポート/サービス|OMRON 無停電電源装置(UPS)

3年前にもバッテリーの寿命が切れて、今回と同様にバッテリーの交換をしないといけなくなって、その時もよくわからず、純正品を注文しました。
今回はいろいろ調べて互換バッテリーを買ったので、2-3年後にまた来るであろう交換時期に備えて備忘を兼ねて記録を残します。

オムロンのUPS BY50Sのバッテリーは台湾のLONG社のWP1236Wで決まり

今回改めて調べてみた結果は、バッテリーだけなら2000円台で購入ができて、古いバッテリーの回収は+1000円くらいでできて、総額4000円です。


結論を先に書いてしまいましたが、上記の2つを買えば、お手軽価格で簡単に交換ができます。
安いバッテリーは危ないんじゃないの??って思われるかも知れませんが、バッテリーは仕様というか規格がしっかりと決まっていて、今回のバッテリーだと12Vの7Ahが純正の規格です。
なので同じ規格のバッテリーを買えば大丈夫ってことです。ロング社のWP1236W純正よりも2Ah容量が大きい9Ahなので純正品よりも長持ちする可能性が大です。

また純正といってもオムロンはバッテリーを作っていないので、バッテリーメーカーから仕入れて純正品として利益を上乗せして販売をしています。
ロットによってバッテリーメーカーが異なるようですが、パナソニックやユアサ製が採用されているようです。国内メーカーの方が安心という考えもありますが、海外生産をしています。

決め手の一つとなったのはロング社のWP1236Wは他メーカーのUPS製の互換バッテリーとしても使えて定評があったことです。

APC純正交換バッテリー製品型番:RBC2J(1本で対応できます)
対応機種:
APC ES 500(製品型番:BE500JP)
BK350(製品型番:BK350J)
BK500(製品型番:BK500JS)
APC CS 350(製品型番:BK350JP)
APC CS 500(製品型番:BK500JP)

APC純正交換バッテリー製品型番:RBC5J、RBC48L(2本で対応できます)
対応機種:
Smart-UPS 700(製品型番:SU700J)
Smart-UPS 500(製品型番:SUA500JB)
Smart-UPS 750(製品型番:SUA750JB)

APC純正交換バッテリー製品型番:RBC24J、RBC8J(4本で対応できます)
対応機種:
Smart-UPS 1400RM(製品型番:SU1400RMJ2U)
Smart-UPS 1400RM(製品型番:SU1400RMJ)
Smart-UPS 1500RM(製品型番:SUA1500RMJ2U/SUA1500RMJ2UB)

APC純正交換バッテリー製品型番:RBC12J(8本で対応できます)
対応機種:
Smart-UPS 3000RM(製品型番:SU3000RMJ3U)
また普段みんなが使っているスマホやノートPCのバッテリーもほとんどが海外メーカ製で、台湾メーカーでも全然問題ないのではというのが私が出した結論です。
とりあえず発注だけしたので、後日交換をしてみます!

オムロンのUPS BY50S用に台湾のLONG社のWP1236W購入

▼箱から出すとバッテリーと古いバッテリーの返送用伝票が入っています。

▼箱からバッテリーを出すの図

▲LONG社のWP1236Wは12V 9Ah、ベトナム製です。
▼純正バッテリーはCSBブランドで中野バッテリーという会社の製品でした。

▲12V 7.2Ah、ベトナム製です。
純正も互換品もベトナム製、表示通りちゃんと性能を発揮すれば互換バッテリーの方が38%増の9Ahです。つまりは互換バッテリーのLONG社のWP1236Wの方が多く電気をためることができるおで、停電時のバックアップ時間が伸びます。
▼純正バッテリーについていたフィルムを外してLONG社のWP1236Wに付け替えました。

純正バッテリーはオムロンのシールを張る側にはバッテリーの情報がプリントされていませんでしたが、LONG社のバッテリーはマイナス端子側にプリントされていてシールを張ると、こんな感じでバッテリー情報が見えなくなりました。
写真はありませんが、無事に交換することができて、バッテリー自体も充電もされている状態で出荷されていて、何の問題なく動作をし始めました。
製品保証は半年ですが、3年くらいはちゃんと動作して欲しいです。
といっても、停電は起きても年に1-2回、UPSは停電により機器の故障を防ぐための保険のようなもので活躍して欲しくはありませんが、次の交換までは3年位は持ってほしいです。
4000円で3年も使えれば月々たったの110円なので、かなりお買い得だと思います。
今回私が交換したオムロンに限らずAPC製のUPSでも使えるし、なんといっても安価なので、交換用バッテリーとしては大変おすすめです。


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