賃貸オーナーがの入居者無料のインターネットを自力で構築する方法

アパートやマンションに入居者無料のインターネットを自力で構築するために機材や施工方法を調べた話。
親戚のお手伝いの延長で、賃貸物件の価値向上のために入居者無料のインターネットを導入しようと検討してます。
といっても、賃貸中の各全部屋にLAN工事が必要なので、そう簡単には話が進みませんでした。
概要としては下記の通りで、もしビルのワンフロアなどでLANケーブルの施工が簡単なところであれば難しくありません。
外の外壁にプラボックス/ウォルボックスという機器を収容する箱を設置、電源が使えるように工事、プラボックスの中に光のONU、ルーター、VLANができるスイッチを収容、スイッチから各部屋にLANケーブルを施工というのが大まかな流れ。
自力でやる場合はヤマハのルーターとネットギアのvlanが切れるスイッチを使い、各部屋に配線工事をする。
バッファローのホームページに製品の活用事例して設定方法が載っていました。
各部屋からインターネットへの通信を可能とつつ、各部屋間の通信は遮断する。(情報漏えいや個人情報保護などセキュリティ確保の為)


ルーター

スイッチ(VLANで各部屋で通信ができないように設定)
↓↓↓↓↓↓ ※今回は6部屋の物件です
電話線のMDF(制御盤)を経由して各部屋にLANを繋ぐ
図で書くと簡単、ルーターはYAMAHA、スイッチはネットギアの製品を買います。


ネットの機器は合計で5万円以下、自分の知識で設定できるということがわかる。
問題はLAN工事で、外壁にくっつけたプラボックスからLANの配線を素人の中年おじさんができるのか突っ込んで調べてみました。
まずは部材から。
プラボックス、PF管(設置したプラボックスからMDFを接続)、LANケーブル、通線工具、電線。





資材だけならamazonでも買える。
問題は施工。NTTが設置した各部屋への電話線が集約されたMDF(電話線の中央管理の箱)は目視地上3メートルくらいの外壁に取り付けられていて、はしごに上っての作業が必須。
さらにできるかできないかは別にして、共有部の外灯などの電気配線を分岐して、ルーターなどのネット用機材の電源を用意しないといけない。
いいか悪いかは別にして、宅内のコンセントからコンセントを増設するのは簡単で、コンセントの送りの端子に電線を接続するだけなので簡単にできます。
しかし電気工事は資格が必要で、さらに屋外の工事は素人がやるのは危ないので、電気屋に頼むしか方法はないと思われます。
電気工事と外壁にプラボックスを設置してもらえれば、地上3メートルの位置で配線やLANケーブルの加工ができればやれないこともないかなーと思いました。
とりあえず、LANケーブルを自作する練習から始めようと思います。

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