ASUS T100chiを購入

久しぶりにPCを買う。
2012年からPanasonic Let’s Note SX1を使っていて、バッテリーがヘタってきたので買い替えを検討。
3年前とは使用状況に少しだけ変化があり、処理能力的にはWinタブか2in1でもいいかなと思い始める。
2015年現在のSX1への不満点は3つ。

  • バッテリーの持ち →ヘタリのせいで2時間を下回る。
  • 液晶の視野角 →TNの宿命。このPC以外の液晶がIPSなのでイライラする。
  • 液晶の解像度 →1600×900ドットで、最低でもフルHDは欲しい。
  • ファンの音 →通常電圧版のcore i5のせい。

いずれも時の流れというか、劣化というか、3年も経てば陳腐化もするし、技術は進みPCの使い方も変わる。
これまではメーラーを使い、データはすべてローカルストレージに入れていたが、メールはブラウザ(chrome)で見て、必要なファイルはクラウドで複数の端末から同期するようになり、性能をそこまで重視をする必要がなくなった。
iPadはそこまで高速ではないけど、ストレスはない。というかiPadのスピードはこんなもんだという意識がある。
でもPCについては「処理が遅いのは許さないゾ!」という風潮が自分の中にあっることに気づく。
なので手持ちのiPad mini 2並みの性能(液晶品質、バッテリーの持ち、処理能力、通信速度等)があればよいという視点で新しいPCを選ぶことにする。
iPad mini 2と同じようなTABは不要なので、10~11インチでキーボード付きでノートPCの代わりにもなりそう(つまり、クラムシェルになる)な機種を探す。
キーボードつきの10インチで探すと Surface 3、Lenovo(レノボ)のYoga Tab 2 10インチ、ASUSのT100chiの3機種が候補。
キーボドーバックライト、メモリ・ストレージの容量、SIMスロットの有無で揉めに揉めたが、クラムシェル型でないとひざ上でキーボードを打てない、という優先度が高い理由でASUSのT100chiを選ぶ。
心の声

  • SIMスロットは刺すSIMがないし毎日持ち歩かないから贅沢じゃない?SX1も付いてないよ。
  • キーボードバックライトは暗いところで作業することってそんなにないでしょ?Surfaceのは別売りだよ!SX1も付いてないよ。
  • ストレージは500GBは最低欲しいけどそんな機種選択肢にないでしょ?換装とかできないよ!
  • メモリも最低8GB欲しいけどそんな機種、選択肢にないでしょ?iPadminiは1GBだよ!

T100chiのスペック

  • Atom Z3775(4コア4スレッド、クロック 1.46/2.39GHz、キャッシュ 2MB、SDP 2W)
  • 2GB(LPDDR3-1066)
  • eMMC 64GB
  • Windows 8.1 with Bing(32bit)
  • プロセッサ内蔵Intel HD Graphics、Micro HDMI
  • 光沢タイプIPS式10.1型フルHD(1,980×1,200ドット)、10点タッチ対応
  • IEEE 802.11a/b/g/n、Bluetooth 4.0+HS
  • Micro USB 3.0、Micro USB 2.0、microSDカードスロット、音声入出力、カメラ(前面200万画素/背面500万画素)。キーボードドック側に充電用のMicro USB 2.0
  • 加速度センサー、ジャイロスコープ、環境光センサー、磁気センサー
  • 本体:265×174.5×7.2mm(幅×奥行き×高さ)/約570g
  • キーボード:265×174.5×6mm(同)/約510g
  • 合体時:265×174.5×13.2mm(同)/約1,080g
  • 駆動時間:約8.7時間
  • Office Home and Business 2013搭載

クラムシェルになる以外にT100chiの優れている点(同価格帯かつ類似機種との差異)
充電兼用のUSB 2.0のに加えて他のWintabにはないUSB 3.0が付いている。
薄くて軽く、アルミ製筐体で高級感がある。
ストレージが64GBでOffice付きの方を選択。
Nexus 7(すでに手放し済み)以来のASUS機を買います。
T100chiを注文した後、到着を待ちながら主要なPC系媒体のレビューや2ちゃんの該当スレを読んでいて気づいたこと。

  • Winタブに802.11ac対応の機種が少ない(というかほとんどない)のはInstantGoのせい。
  • Broadcom 802.11abgn Wireless SDIO AdapterくらいしかInstantGoに対応しているWiFiカードがないのが理由。
  • T100chiのmicro USB 3.0はOTGのコネクタを使う必要がない。
  • Dellのスタイラスが使える。(第三世代のモデル(型番:750-AAIM)がいいらしい)
  • キーボードがスリープに入るまでの時間が短く、復帰時にペアリングを行うためのタイムラグがある。

なんか嫌なことも書いてあるなぁと思いつつ、到着に日を迎える。
まず起動前のディスクイメージを確保するため、Paragon Backup & RecoveryeMMCごと16GBのmicroSDにバックアップ。
この後起動および設定。
気づいた点。

  • 処理速度が速くないのは覚悟していたが、そんなことは杞憂で、案外遅くはない。
  • eMMCの速度が遅く、ウィンドウが開くのが遅いときがある。これは想定外。
  • WiFiが遅い。300Mbpsでリンクしているにもにもかかわらず、これはどう設定しても実測60Mbps程度しか出ない。(ルーターはRT-AC56S https://www.asus.com/jp/Networking/RTAC56S/)
  • キーボードは上記の通り、スリープからの復帰時にタイムラグがある。が、スリープ解除時にキーボードのキー(どのキーでも可)を押すと、Bluetoothのインジケーターが青く光り、本体とペアリング動作を行うようで、ペアリング完了を待ち、インジケーターが消えてからキーボードを操作するという習慣が付いてしまえば問題はない。※せっかちな人はいやかも。

とりあえず使ってみることにします。

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