手持ちのテレビ 42Z8はタイムシフトに対応しているが、DR録画しかできずタイムシフトができる期間日数があまり長くないので、全録のレコーダーを別に買って使っています。
先日NASのHDDを増量するときに、価格コムを物色していたら手持ちのZ8シリーズに8TBのHDDを2台つなげて認識に成功した方がいました。
Z8シリーズのタイムシフト(全録)機能は、USB 3.0のHDDを2台接続することで地デジを6チャンネルまで設定が可能。
タイムシフト用のHDDを繋げるUSB 3.0の端子がAとBの2つあり3チャンネルずつ2台のHDDに分けて保存することで、6チャンネル分タイムシフトできます。
HDDを1台しか用意しない場合は、3チャンネルが最大、設定チャンネルを減らすことで録画時間が増えるという仕組みになっているみたいです。
現状の端子Aには2TBのポータブルHDDを接続していて、視聴頻度が低くレコーダーで全録をしていない2チャンネル分タイムシフトさせています。
B端子は使っていないので、何テラまで認識をするか、実験をしてみようと思います。
REGZA 42Z8に16TBのHDDを接続 タイムシフト録画させてみる
手持ちのHDDは6TBが最大容量で、すでに検証済みの8TB以上を実現するにはRAIDしかありません。
今回は4ベイでRAIDに対応しているHDDケースで最安圏のロジテック製のLHR-4BRHEU3を使って、自作で16TBのタイムシフト用のHDDを構築しました。
そこで、先日HDDを交換したNASから出てきた4台の4TBのHDDをRAID0に設定、1ボリュームで16TBにしてレグザのタイムシフトのB端子に接続します。
レグザにつなぐ前にPCに接続をして、16TBで認識することを確認しました。
B端子に接続をすると、3チャンネル分すでに選択されていて、6、7、8chが選択されていました。
これはおそらく、以前にタイムシフトでしばらく使っていた時期があったので、その設定が残っているようです。
A端子は2TBで2チャンネルで128時間、B端子は3チャンネルで347時間の録画が可能でした。
この数字が何TBを示すのか見た瞬間はピンと来ませんでしたが、16TBの割にはB端子の録画時間が少ないなーということだけはすぐにわかりました。
2TBで2チャンネル設定して128時間ということは、1チャンネルに設定したら倍の256時間、3チャンネル設定した場合は256時間の1/3の85時間になります。
ということは、3チャンネルの設定で比べると
B端子に接続をした16TBのHDDは347時間
A端子に接続をした2TBのHDDは85時間
347時間÷85時間=4、2TB×4=8TB
やっぱり16TBは全領域認識されず、半分の8TBしか認識をしていませんでした。
1日分(といっても12時間分しかしていしていません)タイムシフト録画してみましたが、RAIDのHDDケースでも問題なく録画できました。
8TBのHDDはシーゲートのPC用の最安モデルがおおよそ2万円、WD REDの8TBが約27000円くらいなので、8TBでRAIDの構築は割高なので、HDD単体で買った方がいいと思います。
REGZA 42Z8が認識するHDDは8TBまでみたいです
レグザのZ8シリーズを買った頃は6TBのHDDが出ていたような、出ていなかったかもしれないなーというそんな時期でした。
当然8TBのHDDは出ておらず、当時未知の容量であった8TBのHDDを認識したので、もしかして青天井で認識をするのではないか??と期待していたのですが、残念。
RAIDケースに入れたから半分しか認識をしていない可能性もありますが、タイムシフト時のアクセスランプは4台とも同時に点滅して書き込みをしているので、Z8シリーズのタイムシフト用のHDDの容量の上限は8TBで間違いないでしょう。
A端子とB端子に8TBを接続して合計16TB、6チャンネルで347時間のタイムシフトが可能です。
8TBのHDDを2台接続すれば、23時間まで録画の設定ができるので、6チャンネルを2週間分はタイムシフトできます。
半分の12時間に設定すれば4週間分は遡って番組を見ることができそうです。
上限が8TBとなると圧縮録画できるレコーダータイプの全録機が有利
私は8TBのHDDを2台買うのであれば、現在絶賛値下がり中のレグザサーバーM1007を買って、HDDの換装をして使います。
M1007は内蔵のHDDの他にHDDを2台外付けでタイムシフト録画が可能です。
さらに、AVCの圧縮録画に対応しているので、テレビの機能として提供されているタイムシフトマシンよりも長時間録画が可能です。
私は現状、M1007の内蔵HDDを標準搭載の1TBから4TBに換装をして、このうちの75%である3TBを2チャンネル分、1日11時間をタイムシフト領域に設定して、低画質で75日間、さらに外付けに6TBのHDDを2台接続して、2チャンネルずつ1日11時間ずつタイムシフトをして150日間タイムシフトをしています。
そんなにたくさんタイムシフトすることないでしょーって思われるかもしれませんが、すげー便利な使い方があります。
150日は約5か月なので、3か月の連ドラの最終回が放送された時点から全部見直すことができたり、話題になった後、かなり時間がたってからその情報を知ったあとでもかなりの確率でその番組にありつけます。
テレビ局としてはかなりありがたくないユーザーではありますが、毎週見る決まった番組はタイムシフトされているので翌日にCMを飛ばしながら1.3倍速で見るし、視聴率がよくないけど、内容が良くて面白いとコアな人たちの意見を聞いて興味がわいたドラマも150日だと2クール近くさかのぼって見ることができます。
2018年の4-6月で言うと、全く見ていなかったブラックペアンとおっさんずラブを最終回放送後に、全話保存領域に退避してこれから見ようとしています。
そんな使い方ができるのが、全録レコーダーの良いところです。
そこまでテレビに依存してないしーっていう人もいると思いますが、私もそんなにテレビに依存していません。
積極的に新しい番組やコンテンツを探求していませんが、ツイッター等で盛り上がっている番組はどんなだったのかなーって気になるので、後追いで見れるように全録レコーダーを買って環境を整えた感じです。
レコーダーの画質はPanasonicがいいので、BXT3000⇒BXT970と買い替えてきましたが、東芝のM1007は動作が超もっさりしていて、リモコンを床にたたきつけそうになりますが、現状内蔵の3TB+外付け6TB×2台の15TB分タイムシフト領域を割くと遡れる日数が多い方がよくなるものなんです。
ただ私は欲張りなので、PanasonicのBXT970ではおおよそ30日間分タイムシフトをしていて、M1007が録画ミスしたときのために保険として使っています。
でもなかなか難しいもので、フルHDのビットレートは4Mbpsあればなんとかなるというか、画像に大きな破綻なく録画できます。
DIGAの場合は6倍録がちょうど4Mbps、レグザの場合はALモード=低画質が3Mbps、その上のAMモード=中画質が5.5Mbpsみたいでほぼ真ん中に位置する4Mbpsのモードが東芝ないんですよ。
REGZAに対してはこれがかなり不満ではありますが、1日11時間録画に設定し、低画質モードで150日、中画質で100日くらいタイムシフトができるので、一声で50日分画質を選ぶか時間を選ぶか悩むところです。
いずれにしろ、タイムシフト、全録に興味ある人はテレビではなくて、レコーダーを買う方がいろいろメリットがあるので、全録レコーダーを検討することをお勧めします。
現状絶賛値下がり&在庫処分モードのM1007と新型のM2008。M1007は激安なのでおすすめです。
コメント
はじめまして、
レグザのタイムシフトHDD容量アップをしようとおもいまして
検索しここの内容を拝見し、参考のため質問があり書込みました。
私も同じ、レグザ47Z8(ソフトウエアバージョン:126-11)を使ってます。
タイムシフトHDDはA/B共に3T(計6T)でUSB3.0接続し録画しています。
最近は1T/2,000円になり、値頃感から容量アップ(6or8Tの計12or16)を
期末を目途に検討しています。
検証内容から以下の結果の理解で良いでしょうか?
47Z8のタイムシフトHDDA/B共に8T(計16T)に変更して
録画の書込/読込/録画番組表表示/各操操作等は、メーカ検証の
HDD容量範囲の物と同様に使用が可能だった。 と云うことだったでしょうか?
よろしくお願いします。
モモさん
コメントありがとうございます。
メーカーが検証している云々はわかりませんが、価格コムで報告されている8TBをA端子、B端子に接続して、合計で16TBでの運用が最大値です。
私はZ8シリーズが8TB以上のHDDを認識したら面白いなーと思い、好奇心からRAID 0構成の16TB HDDを接続しましたが、8TB分しか認識しなかったので最大容量を目指すなら8TBのHDDをA端子、B端子に1台ずつ接続するのがいいと思います。
早速の回答、ありがとうございます。
kakaku.comのリンク先からも色々な情報をいただきました。
東芝へTELでZ8検証確認済は4Tと聞きましたが、8Tまでの実力があることが分かり
選択肢が増えました。
容量アップの方向で検討してみます、ありがとうございました。