タモリ倶楽部 救え!マイナー海洋生物研究者!ドクター・マンボウVSウツボマスター (2017/2/10)

タモリ倶楽部 2017年

救え!マイナー海洋生物研究者!ドクター・マンボウVSウツボマスター

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マグロやカツオなどと違い、普段日が当たらない、就職先も無いマイナー海洋生物学者。
そんなマンボウ研究者とウツボ研究者によるマイナー生物の魅力プレゼン対決!はたして勝者は!?

◆出演者:タモリ
◆ゲスト:堀部圭亮、板倉俊之(インパルス) 、山田五郎
◆ソラミミスト:安齋肇
<2017/2/10 0:20 テレビ朝日>

ドクター・マンボウVSウツボマスター

毎度おなじみ 流浪の番組
『タモリ倶楽部』でございます。
ウナギとか マグロが
食べられなくなると言って
久しいんですが
最近では そうでもなくて
養殖技術が
かなり進歩してるようですね。
(板倉)いや~。
おとなしい入りで。
(笑い)
(板倉)その~ ウナギやらに比べて
マンボウやウツボの・・・ ね。
どうしたの?
どうしたの?
どうしたのっていうか・・・。
もう 「どうしたの?」って
言っちゃったら 進まないですよ。
(一同 笑い)
ウナギやら マグロに比べて
マンボウやウツボは どうしたの?
研究のね 注目度が低いんですよ。
(堀部)あららら・・・ あら。
ウツボとマンボウで
盛り上がってますね。
チラッと耳に入ってきましたよ。
(山田)あんまり盛り上がらなくて
困ってたんだよ 今。
盛り上げていこうと思って。
(堀部)そうなんです・・・。
だから 今日は
その ウツボとマンボウという
2大マイナーな海洋生物を
研究している
研究者がいるんです。
マンボウとウツボを研究してる。
(山田)なんで 握ったの? 今。
いや なんか なんとなく
海の物を喋る・・・。
海の物を・・・。
〈その花形といえば
需要の高い マグロやウナギ〉
〈今回は そんなメジャーどころの
陰に隠れ
研究者が ほとんどいない[外01]
〈数少ないマンボウ研究者
澤井悦郎さんと
ウツボ研究者 大森尚也さんが
それぞれの魅力をプレゼン〉
〈孤独な研究者に
今夜 初めて光が差す〉
ぼっち感はあるね。そうですか?
(堀部)なんだろう?
やっぱり 孤独って出るんですね。
(山田)出ますね。
あの・・・ 男はね
顔が履歴書だから。
澤井さんは マンボウの
何を研究されてるんですか?
分類と生態で・・・。
(堀部)分類と生態。
マンボウって 分類・・・。
マンボウ 1種類じゃないの?
何マンボウがいるの?
このあと 色々 出てくるんで・・・。
出てくるの?
(堀部)出てくるんですけど・・・。
よくさ 昼間さ・・・ 浮いてない?
浮いてますね。
(山田)やつ・・・。
あれは 寝てるの?これが またね・・・
これが また こう・・・。
あっ これ また・・・。
割と重大・・・ かなり重大な・・・。
先走り気味で ごめんなさい。
知識が多すぎるんですって
五郎さん。
もう ちょっと今 こっち
押され気味になってますんで。
そんな事 そんな事・・・。
そして 大森さんは ウツボの
何を研究されてるんですか?
えっと 僕は
ウツボの繁殖に関して・・・。
(堀部)繁殖?
研究をしていて・・・。
繁殖期は いつか
っていうような事をやってます。
ウツボは 大体・・・
画像で見ると こんなところに・・・。
穴蔵に。
1匹ずつ・・・。
そういや そうだ。
あんまり
ウロチョロしないでしょ?
いえいえ・・・ しかし 夏
夏の繁殖期になると・・・。
ウロチョロするの?
ナンパしに行くの?
オスが すごい・・・。
また あとから・・・。
研究者だけあって
「しかし」ってね。
(山田)しかしだよ。
それは
なんのために研究してるの?
なかなか答えづらいんですけど
強いて言うなら
ウナギの養殖とかに
繋がるかな・・・。
同じウナギ目っていう
グループの中に
ウナギとウツボがいるんです。
アナゴとかも入って・・・。
じゃあさ
直にウナギをやればいいじゃん。
僕は ウツボが
すごい好きだったんで・・・。
皆さんに どっちの研究に
やっぱ こうね
日を当てるべきか ジャッジして
頂きたいと思います。
わかりました。
(堀部)じゃあ まずはですね
ドクターマンボウ
澤井さんの研究結果 こちらです。
ドン!
(山田)ウシマンボウ。
妖怪?
(一同 笑い)
(堀部)妖怪ウシマンボウ。
違います。
今まで 日本にいるマンボウは
マンボウ1種と
思われてたんですけど
遺伝的に見ると
大きく2つの集団が分かれる
っていうのがわかって。
改めて もう一回 形態を見ると
形が違うっていうのが
わかってきたんですよ。
同じだと思われてたのが違う?
(澤井さん)そうですね はい。
〈元々 これらは 同じマンボウと
考えられていたのですが
最近 別種である事がわかり
澤井さんのチームが
一つをウシマンボウと
命名したのです〉
ウシマンボウは何?
なんでウシなの?
頭が出っ張るっていう
特徴があって
東北の漁師さんが
マンボウと そのウシマンボウを
元々 見分けてて
ウシマンボウって呼んでたんで
それを採用して・・・。
へえ~!
知ってる人は知ってたんだ。
で こちらがですね その・・・
はい ドン!
日本近海で見られる
マンボウの種類という事で。
ヤリマンボウっていうのがいるね。
(板倉)
ヤリマンボウ よくないですね。
ヤリマンボウは感心しないなあ。
これは よくないね これ。
そんな名前つけられたら
どんな将来が待ってるか
わかるだろうにと思いますけどね。
これは ひどい。
これ なんでヤリなんですか?
ここ シッポが出てるんで これが
槍状に見えるっていうので・・・。
(堀部)あっ こっちのシッポの方が。
(澤井さん)そうですね。
もうちょっと考えて
名前付けてやろうよ。
これは だから
普通のマンボウですよね?
普通のマンボウとウシマンボウが
ごっちゃになってて
このヤリマンボウとクサビフグは
また別の属なんですけど。
(山田)そのさ クサビフグは
なんでフグって言われてるの?
これ マンボウにしたら
クサマンボウですもんね。
ヤリマンボウのクサマンボウって
もう 最悪じゃないですか。
ヤリマンボウで
クサマンボウみたいなね。
なんで そいつ・・・
マンボウってフグの仲間なの?
そうですね。
マンボウはフグの仲間である。
一瞬 クサビマンボウに
したんですけど
受け入れられなくて
で クサビフグのままで・・・
固定されちゃいました。これ 大きさ
どれぐらい違うんですか?
ウシと普通のマンボウって。
(澤井さん)普通のマンボウが
2.8メートルで
ウシマンボウが3.3メートル。
(タモリ・板倉)でかい!
(堀部)3.3?
ちなみにですね その超貴重な
ウシマンボウの映像というのが
ありますので。
貴重なの? ウシマンボウ。ちょっと ご覧頂きましょう。
(山田)でけえ!
(堀部)うわ でか!
(板倉)うーわ。
(澤井さん)
これ 北海道でとれたやつで。
(板倉)うーわ 羽ばたいてる。
(山田)こりゃ漁師さんも
もてあますなあ。
(澤井さん)そう 大変なんですよ。
重さは どれぐらいあるんですか?
推定で1トンぐらい。
うわ・・・!
この時 どう思ってるんでしょうね
ウシマンボウは。
結構
動揺してるんじゃないですか。
(板倉)動揺してるんですか?
え? え? え? え? っつって。
つるされてる・・・!
えっ えっ・・・?
水 水・・・ 水ない・・・! えっ マジ!?
どうなってんだ・・・?
(一同 笑い)
なんで・・・ なんで こういうやつは
低い声に・・・。
でかいから。
ああ でかいから。
もそもそっと喋るみたいなね。
ウシマンボウです! じゃないの。
確かに。 確かに・・・。
それでは 大森さんの研究結果は
こちらです。 バン!
そんなの研究しなくても
わかるだろう。
見た目で 見た目で・・・。
(堀部)ああいう意見も・・・。
(大森さん)
見た目で わからないんですよ。
ウツボって
外見じゃわからないんですよね。
雌雄が。
はい オス メスわからなくて。
解剖してみて 生殖腺を見て
やっと オス メスがわかる
という事で
それを年間で250ぐらい集めて
全部の結果をまとめたら
オスの方が断然太い
っていう事が・・・。
でも 全てはウナギのために
頑張ってるわけですね。
(堀部)最後はね そう。
実際に大森さんがとってきた
ウツボです。
(大森さん)この太いのがオスで・・・。
こっちが太いよね。
(大森さん)そうですね
細い方がメスなんですね。
(山田)長さは
大して変わらないんだね。
(大森さん)
長さは変わらないんです。
もう ホントに
体重でいうと2倍近く・・・。
オスは なぜオスの方が
太くなるんでしょう?
やっぱり 他のオスと闘争して
メスを獲得するために
やっぱり 体を大きく・・・。
一応 縄張り持ってるんでしょ?
縄張りは
それも研究でわかってきて
縄張りを そこまで持ってなくて
メスがいて
そこにオスが点々と移動して
訪問する・・・。
そういうふうなタイプだ
っていう事が
わかってきたんですよね。
ヤリマンボウだ それ。
(一同 笑い)
(堀部)ウツボなのに?
ウツボなのに・・・ ヤリウツボ。
(板倉・タモリ)ヤリウツボ。
そのね オス同士が闘争するという
貴重な映像があるので
ちょっとVTRをどうぞ。
(大森さん)オス メスが
こういうふうに1匹ずつ・・・。
(堀部)あっ きましたよ ほら。
来た 来た 来た!
(山田)うわ~ 来たぞ。
おお~ 怒ってる。
おお!
(山田)うわ~! アハハハハ!
(一同)おお・・・!
早い!
(大森さん)しばらくしたら
戻ってくるんですよ また1匹が。
これ トラウツボなんですか?
(大森さん)これは普通のウツボ・・・。
ウツボって 何種類か・・・
変な模様のウツボいますよね もっと。
これがですね 大森さんが
珍しい種類を見つけたという・・・
はい こちらです。
(大森さん)実際に 館山で
僕が潜っている海域で
見られるウツボ
なんですけど。
このウツボとコケウツボ
トラウツボっていうのは
すごい多いんで・・・
まあ 多いんですけど。
たまにいる この2種類
っていうのがいるんですよ。
これ しっかり調べてみると
まだ名前の付いていない
さっきの
ウシマンボウじゃないですけど
ちゃんと記載すれば
新種っていう扱いになる・・・。
記載しようよ。
(板倉)じゃあ 大森さんの名前・・・。
オオモリウツボとかにすればいい。
もし記載したら
そうなるんですけど
僕 繁殖の方で手いっぱいなんで
繁殖生態の方で・・・。
いやいや いやいや
いやいや いやいや・・・。
こっちだよね。
名前付けた方がいいですよ。
そしたら ウナギをね
引き合いに出さなくても
いいって事になるよね。
俺の名前だからって・・・。
その理由が
なくなってしまうんですよ。
どういう理由で研究してるかって。
名前を付けるため・・・。名前を付けるためですかね。
(堀部)これ ちなみに 澤井さん
マンボウでは
こういう事あるんですか?
こういう未記載なやつとかって。
いるっぽいですね。
新種かもしれない・・・。
まだ ちょっと はっきり
わかってないんですけど。
澤井さんは見た事ない?いや あります。
ある?
なんか やっぱ それっぽいのは・・・。
(山田)記載しようよ。
頑張りたいとこですね。
ウカウカしてると
フグになっちゃいますから。
それは・・・ それは 阻止したいです。
自分 付けない・・・。
また ヤリマンボウみたいな
ひどい名前 付けられちゃうから。
さあ まずはですね
1回目の研究成果の
プレゼンが終わりました。
マンボウとウツボ
どちらがより日が当たるべきか。
判定です。
一斉に札を上げてください。
どうぞ!
(堀部)ジャン!
ウツボ ウツボ マンボウ。
という事で 1回戦は
ウツボの勝ちになりました。
(山田)やっぱり現物来ちゃうと・・・。
今日はですね 実際に
マンボウをお持ち頂いたので
マンボウを澤井さんに・・・ ふれあう
マンボウを出して頂きましょう。
どうぞ。
はい。
こちらです。
干物です。 マンボウの干物。
(山田)干物なの!?
こんなに ちっちゃくなるの?
いや 元々 この大きさです。
(堀部)
それは縮んだんじゃなくて・・・?
元々 この大きさです。
これは普通のマンボウですか?
(澤井さん)普通のマンボウの
半面を乾燥させたやつです。
(山田)皮って事ですか? これ。
(澤井さん)そうですね。
触ってもらったら
わかるんですけど 結構・・・。
(山田)あっ ザラザラしてる!
(山田)鮫肌みたいになってる。
(板倉)ホントだ。 すごい。
(堀部)このザラザラが うろこ・・・?
うろこになりますね。
ハリセンボンの針
あるじゃないですか。
あれ
うろこが変形したものなんで
それがちっちゃくなったのが
マンボウみたいな・・・。
じゃあ 針みたいなもんなんだ。
そうですね。
(板倉)お面 作れるんじゃ
ないですか? これね。
作れるよ。 これで これで・・・。
(板倉)これで もう・・・
こうやったら
すごい かっこいいっすよ。
めっちゃ かっこいいっすよ これ。
すげえ かっこいい。こういうレスラーいたら怖いね。
(山田)怖いね これ。
俺 でも ホント マンボウ
つるつるかと思ってました
見た目的に。
みんな そう思うんですけど
ザラザラしています。
ちょっと僕も 1回いいですか?
(一同 笑い)
(山田)うわっ かっこいい!
ヤリマンボウマンだ。
ヤリマンボウじゃないんですよ
これ。 ねえ。
(澤井さん)これは違います。
これは 何マンボウ?
(澤井さん)
これ 普通のマンボウです。
〈続いて 生きたウツボと接触〉
大丈夫なんですか? これ。
実際 もう簡単に触れられますね。
コツとしては まず出来る限り
大きい個体に触るっていう・・・。
小さい方は やっぱり臆病で
すぐ威嚇してくるし
大きいのは堂々としてる。
あとは もう1つ 前から。
(山田)前からいくの!?
後ろからつかむと
もう何も見ずに噛んでくるんで
前から触るっていうのは・・・。
どうして
そんなリスクを背負ってまで
触らなきゃいけないんですか?
なかなか 触ってみると
気持ちいいんですよ。
それを知るために。
リスクの方がでかすぎるでしょ。
噛まれた事ないんですか?
やっぱり 捕獲したりする時
噛まれる事はあるんですけど
普通に触ろうと思って・・・。
噛まれたら どうなるんですか?
噛まれたら 結構 傷になって・・・。
(板倉)傷は今・・・ 傷はある・・・?
(大森さん)今は ないですけど
この辺りとかも・・・。
(山田)いやー!
(板倉)噛まれてんじゃん!
(山田)噛まれてんじゃん。
(板倉)痕 付いてる。
(堀部)歯型が・・・ ものすごい・・・。
カッ!
ああ ビックリした!
ビックリした!
ビックリした。
ドーンってなった。
ちゃんと触ろうと思って触れば
噛まれた事はないですね。
コツみたいなもの・・・。
今 ぜひ・・・
やってみるんですけど。
大丈夫ですか? だって・・・。
(堀部)ちょっと これ
オンエア大丈夫ですよね?
大丈夫です。 前に
こういうふうに手を持っていって
なんにもないっていうのを
理解させて。
ちょっと止まって。
そしたら でも・・・ 逃げるんですよ。
なんで
ホントに何もないっていうのを・・・。
相手が止まったら
普通に触りにいく。
(板倉)いや 何もないなんて
こいつらに わかんないじゃん
そんな・・・。
銃もナイフも持ってない
みたいな感じだけど。
怖い 怖い 怖い。
すごいドキドキする。
触って頂ければ・・・。
(スタッフの笑い)
代表で。 代表で。
(堀部)番組を代表して板倉君・・・。
なんていう年功序列だ。
(一同 笑い)
〈ここは 当然 板倉がやります〉
ホントに 前からいくのが
正解なんですか?
(大森さん)はい はい はい。
下あごを触る感じ・・・。
(板倉)下あごなんか
触れるわけないじゃん!
これ なんだよ・・・。
ああ 怖え! 怖え・・・!
(堀部)面白い 面白い。
(板倉)わかるんですよ
わかるんですよ・・・。
お待たせしてるのわかるんですよ。
ただ 手がいかないんですよ。
怖い・・・。 これ だって
魚じゃないよ こんなの。
アナコンダじゃねえかよ!
(山田)おっ 近づいた。
ああ 怖い 怖い・・・。
きた きた! きた きた!
何もないよ。
(堀部)何もないよ 何もないよ。
安全だよ。
海にある生物だ。 ヒトデだよ。
逆に 食われるんじゃねえか?
それ。
(笑い)
(堀部)うわ~ きた きた きた・・・。
うわ~! 開けた! 開けた!
口開けた! 口開けた!
口開けた! 口開けた!
もう怒ってる もう怒ってる。
さあ じゃあ ふれあいタイムが
終わったところでですね
マンボウとウツボ どちらがより
日が当たるべきかを
判定して頂きましょう。
それでは 皆さん 一斉に
札を上げてください。 どうぞ!
(堀部)ジャン!
マンボウ マンボウ マンボウ。
(堀部)マンボウなの?
(山田)こんなに ふれあったのに?
(堀部)あんなに ふれあったのに?
こんな怖い思いさせられて・・・。
マンボウに加担したいですよ
僕は。
じゃあ まずは
マンボウの方からいきましょう。
マンボウは こちら。 ドン!
プカ~ンと浮かんでるやつ?
あれ謎なの?
謎ですね。
なんで あれをやってるのか
っていうのが わかってなくて。
〈しかし おととし
マンボウの この行動に関する
ある論文が発表されたのです〉
小型の記録計を
マンボウに取り付けて
なんで こういうふうに
浮いてるのか
っていうのを調べたんですけど。
そうすると えっと・・・
深く潜ったら
やっぱ 体温が下がるんですよ。
で 上がってきて
プカプカ浮いてる間に
体温が回復するっていうのが
わかって。
体温を上げるため・・・。体温を上げるため。
へえ~。
何メートルぐらい潜るの?
潜る時は。
一番最高で記録されているのが
844メートル。
(堀部)潜るねえ!
冷たいよね・・・。 相当 冷たいよね。
研究室で なんか こう
1人でやってたりすると
俺 何やってるんだろう?
って思う瞬間とかないですか?
まあ ない事はないですね。
(一同 笑い)
あるんだ? あるんですね。
さっき言った
その 記録計を取り付ける事で
泳ぐ速さもわかったんですよね。
はい。
(山田)どのぐらい泳ぐの?
(澤井さん)時速2キロぐらいで。
2キロ?
(板倉)遅っ!
陸上だと遅いんですけど
やっぱ 水の中だと
抵抗が すごい強いんで
マンボウの2キロっていうのは
魚の中でも中間的な位置で・・・。
(山田)あっ そうなの?
遅くはない・・・。
(澤井さん)遅くはないですね。
マンボウより遅いやついるの?
(澤井さん)いっぱいいますね。
例えば?
例えば・・・ 何がいるかな?
サザエとかね。
(一同 笑い)
遅いなあ あいつな。

空耳アワー

誰が言ったか知らないが
言われてみれば確かに聞こえる
空耳アワーのお時間が
やって参りました。
お相手は こちらの方です。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
マンボウは うまいんですよね。
うまくないですよ
俺 食ったけど。
そうでしょ? それはね
時間経ってるからなんですよ。
とれたてのマンボウは
すっげえうまいんですよ。
漁師さんが 「今日
マンボウ釣れたから」って言って
マンボウの白子。
マンシロ。
マンシロ。
マンシラが・・・。
こんな皿に
ドーンってのせられて 白子・・・。
1人 白子 こんな・・・。
それは 白子がうまいんでしょ?
マンボウがうまいっていうより。
(スタッフの笑い)
白子も うまいんです。
身も食べたの?
食べたんです。
身も ホタテみたいに
うまいんですよ。
ほう・・・。 あれは 天敵がいるの?
サメとか?
サメとかじゃないですか?
最初 見たら 俺 サメに食われて
なんとなく生きてるやつかと
思ったんだよね。
ギリギリ生きてるサメ・・・。
ギリギリ生きてるやつかと思った。
いきましょう。
デスです。
デス。
デス。 『1000アイズ』。
♪~
(一同 笑い)
「PRIVACY」・・・。
「PRIVACY AND INTIMACY」
散歩してて・・・
車かなんかの営業所に
両親と子供・・・ ちっちゃな子供と
セールスマンが
説明してるんだよね。
この下で・・・
「オレンジジュースが
欲しい~っ!!」。
(一同 笑い)
叫んでるんだよ。
まあ・・・ こういうもんでしょうね。
(安斎)はい こういうもんで・・・。
次 いきましょう。
次 えーと・・・
ソナタ・アークティカという
フィンランドのメタルバンド。
メタルバンド。
♪~
(一同 笑い)
♪~「WE SEE THE CHANGE IN HIM
BUT CAN’T」
(安斎)「HIM BUT CAN’T」・・・。
抜群のカメラワークでしたけどね。
何度もやったんだろうね。
(一同 笑い)
ちょっと早いっすね。ちょっと早い・・・。
ちょっと早い・・・。
(一同 笑い)
まあ・・・ でも
これぐらいでしょう。
(安斎)あっ・・・。
次 参りましょう。
次は レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンですよ。
ほお~。
♪~
♪~
(一同 笑い)
これ・・・。
これ 「FOR YOU」だよねえ!
(一同 笑い)
すごい いいですねえ。
でも いいねえ
「冬」の繰り返しがいいよなあ。
いいですねえ これは・・・。
芸術作品ですね。
(一同 笑い)
どう 落とすのかと思ってね。
(安斎)おっ・・・!
これ いきましょう。
(安斎)おお~ やりました。
レイジ ありますね やっぱり。
ええ レイジは
やっぱり ありますね。
皆さん方も どんどん探して
送ってください。
宛先はこちらです。
お待ち申し上げております。

ドクター・マンボウVSウツボマスター

〈続いて ウツボの最新トピックス〉
こちらです。 ドン!
(山田)何っ!?
(堀部)咽頭顎。
これ どういう事でしょうか?
これは ウツボの口の中に
もう一つ口がある。
ええっ!?
ええっ!?
エイリアンみたいなもんだな。
(大森さん)そうですね。
(大森さん)赤いのが
筋肉なんですけど
これで こう・・・ 口の奥の方に
もう一つの口が繋がって
それで エサを食べる時に 噛んで
まず一つ目のあごで噛んで・・・
それで この咽頭顎で
引きずり込むっていう事が・・・。
〈ウツボの喉の奥には
鋭い咽頭顎が隠れているのです〉
危なかったな。
引きずり込まれるところだったぞ。
危ないっすよ!
この辺まで
いかれてましたからね。
ぐわあ~っ・・・。
これは いつ頃 わかった?
これは 2007年に
『nature』の論文で・・・。
(堀部)でも そんな最近なの?
そうなんですよ。
こんなの だってさ 解剖すれば
わかりそうなもんじゃん 一発で。
意外に・・・ ちゃんと
発表はされてなかったんですよね。
(板倉)これは でも 珍しいね・・・。
このウツボが 咽頭顎を使っている
映像というのがあるので
ちょっと ご覧頂きます。
ほら きた! あっ 噛んでる
噛んでる 噛んでる!
あっ 今 チラッと・・・。
(山田)あれ! あれ あれ あれ!
(山田)あれだよね。
出た・・・ 出てくるね。
(山田)きたきた きたきた!
(板倉)うわっ・・・!
ああ~っ きた。
(大森さん)このような感じで
引きずり込む・・・。
あれ 中に もう1匹いる
っていう状態じゃない・・・?
(板倉)うっかりすると
ピュッて出ちゃいますよね。
最新トピックスのプレゼンがね
両者 終わりました。
マンボウとウツボ どちらが
より日が当たるべきかを
判定して頂きましょう。
どうぞ!
ドン!
ウツボ ウツボ ウツボ!
(山田)ここがね・・・。
(堀部)あれね。
澤井さんのせいじゃ
ないんですけど
マンボウが
横向いて寝るっていうの
五郎さんが
言っちゃってたんで・・・。
(一同 笑い)
(山田)俺か。
(板倉)知っちゃってたんですよ。

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