毎年夏になるとビールはもちろんのこと、白ワインがうまいです。
寒い時期は赤ワインばかり飲みますが、暑い日はよく冷やした白に限ります。
私は普段はビールばっかり飲んでますが、直近で安くてうまい=安うま(安旨)ワインを探す旅に出たので、ワインの選び方を再考します。
ワインはビールのように、日本のメーカーのどれを買っても同じような味がする飲み物ではありません。
基本的には白と赤があり、ぶどうの品種によって味や香りが違います。
白は甘口から辛口、赤はライトボディーからフルボディーと分かれていて、違う銘柄の場合は飲むたびに違う味がする飲み物です。
じゃぁ飲んでみないとわからないじゃんって思われるかも知れませんが、それは少し違います。
ワイン選びで重要なこと ぶどうの品種
チリ産のワインが安くておいしいというのを聞いたことがあるかもしれませんが、どこの国で作られようとも、ぶどうの品種がワインの味(性格)を決めることになります。
ワインのラベルには基本的にワイナリー(生産者)の名前、生産国、生産年、ワインの品種が書いてあります。
ワインを買うときに一番最初に見るのはぶどうの名前です。
※スーパーやコンビにで手に入るものをメインで挙げます。
白ワインの代表的なぶどう
リースリング(甘口が多いが辛口もあり)
シャルドネ(辛口)★
ソーヴニオンブラン(辛口)★
白ワインは世界的に見て、辛口が好まれる傾向にあります。
赤ワインの代表的なぶどう
ピノ・ノワール
テンプラニーリョ
メルロー★
シラー
カベルネ・ソーヴィニヨン★
例外はありますが、上の方が軽く(ライトボディー)下に進むにつれて重い(フルボディー)になります。
★は私が好きなワインでよく使われているぶどうです。
ワインの味はぶどうの品種で決まるので、白3種類、赤5種類の計8種類のワインを買って飲み比べてみると自分の好みのぶどうがわかってきます。
どうやって選べばいいのか レストランか宅飲みか
ワインが置いてあるレストランに行く場合は、店員さんに自分の好みの味を伝えて、出してもらいます。
そして飲む時にぶどうの品種を確認することいいです。
大抵の場合は上記のぶどうを使ったワインです。お店もコスパがいいのでチリワインのケースが多いです。
※ただしイタリアのワインが出てくると上記のぶどうではないことも多いです。
宅飲みの場合はチリのワインが安くておいしいということを信じてチリワインを試すのがよいです。
自転車のラベルでおなじみのコノスルのヴァラエタルというライン(安価なシリーズ)では10種類のぶどうがラインナップされています。
赤
カベルネ・ソーヴィニヨン
ピノ・ノワール
メルロー
カルメネール
シラー
白
シャルドネ
ソーヴィニヨン・ブラン
ヴィオニエ
リースリング
ゲヴュルツトラミネール
ロゼ
ピノ・ノワール ロゼ
これらの中から1本ずつ買って味の違いを比べて、好みのぶどうの品種を見つけると、ワインが面白くなります。
ちなみに私の好みのぶどうはこれです。
赤 カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー(重め)
白 シャルドネ、ソーヴィニヨン・ブラン(辛口)
飲んでおいしいと思ったワインはラベルの写真を取るといいです。
食事中に写真を撮るのは抵抗がある人もいるかもしれませんが、ラベルは表裏両方とると、ワインの知識が増えてどんどん詳しくなります。
ワインを飲むときに重要なこと 温度とグラス
ワインは飲むときの温度が重要で、赤は15度くらい、白は9度くらいに冷やすといいです。
※赤は冷蔵庫に10~15分くらい、白は冷えるまで冷蔵庫に入れっぱなしで大丈夫です。
ワインを飲むときは必ずワイングラスで飲まないと、せっかくの味と香りを引き立ちません。
赤用と白用のグラスを別に用意すると味と香りが変わってきます。
ビールを飲むコップではなくて、ワイングラスを買いましょう。
以前だったら無印良品で500円くらいでころころ ワインタンブラーという商品が赤と白でサイズ違いで両方あってそれがオススメだったのですが、今は取扱いがなく無印良品では1脚1000円を越えるグラスしかありません。
500円くらいでよいグラスが見当たらないのですが、買うときはソーダガラス製は避けてクリスタル製の赤用と白用で別のものがオススメです。
(ダイソーなどの100均のグラスは重たい場合はソーダガラスなので、避けたほうがいいです。)
好みのぶどうを発見したら、宅飲み用のグラスはリーデル・オーがオススメ。
リーデルは世界でもっとも有名なグラスメーカーで、タンブラー型のものは足がないから倒れない、クリスタルで軽い、2脚で2500円くらい。
これに勝る宅飲みグラスはないです。※足なしのグラスは賛否両論があります。
赤用の大きなサイズのグラスはビールを飲んでも相性がよくて、香りが豊かになってジョッキで飲むよりもおいしくなります。
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