東芝DT01ABAの後継? V300の2TB HDWU120がAVコマンドに対応か調べてみた

DIGA HDD 換装

東芝から新しく監視カメラ向けのHDD、V300が発売されていたので、2TBモデルを試しに買ってAVコマンドに対応をしているか調べてみた。結論AVコマンドに対応していたので、DIGAの内蔵HDDの換装にも使えます!

DT01ABA200Vの後継っぽいHDWU120

ニュースサイトを物色していてHDWU120発見。
https://akiba-pc.watch.impress.co.jp/docs/news/news/1306801.html
V300というモデル名なので、DT02ABA以来の新機種到来。
DT02ABA400はAVコマンドに非対応でした。
今時2TBのHDDはいらないんですけど、1つだけ使い道があって、手持ちのDIGAの外付けHDDが2TBまでしか認識をしないので、予備用に購入です。

▲NAS、監視カメラ、24時間、356日、2年保証、と心地よいワードがたくさん。

▲代理店はフィールドレイク。シリアルナンバーで保証対応してくれます。

▲日立の時から変わらないアルミの袋、ステッカーがカラーになってVideo V300との表記。

▲HDD貼付されているステッカーも以前とは変わり、用途や容量、回転数などもが一目でわかるようになって、WDを意識したようなデザインに。

▲手元のDT01ABA200Vと比較。個体デザインが一緒!ラベル内の定格電力なども全部一緒でした。

▲HDWU120の重さは638g。最新モデルの2TBとしては明らかに重い。

▲DT01ABA200Vの重さは641g。3g違い。

▲HDWU120のCDIの表示、キャッシュが64MBに増えたようですが、情報は取得できず。。

HDWU120はAVコマンドに対応しています

緊張の瞬間、AVコマンドに対応をしているか確認です!
word 84の情報は080の行で4の列目にあり、値は4773!
下2桁目が7で奇数なのでAVコマンドに対応しています!

▲HDWU120のword 84のハイライト部分は4773、下2桁目は奇数なのでAVコマンドに対応していました。

▲DT01ABA200VのCDI、こちらはキャッシュサイズ取得できました。

▲DT01ABA200Vのword 84のハイライト部分は4773、下2桁目は奇数なのでAVコマンドに対応してることを改めて確認。

V300シリーズはDT01ABAシリーズの焼き直し?

以上を踏まえるとHDWU120は旧機種からちょっとだけ進化をしています。
キャッシュ容量がDT01ABAでは32MBでしたが、64MBに倍増しています。
ただ、ラベルを比べると電力の定格なども同一で、重量も3gしか変わらないということは内部のパーツはほぼ一緒、プラッタ容量も同一容量でまず間違いないと思います。
最近のHDDは2TBプラッタで、SMRが主流になっていますが、HDWU120は1TBプラッタのCMRの可能性が高いです。
おそらくキャッシュ容量以外はほぼ変更がないと思われます。
ちなみに手元のDT02ABA400は4TBですが、重さは640gで2TBのHDWU120とほぼ一緒です。
最近のHDDは古いDIGAは発売当時にはなかった大容量のHDDやSMRという新しい技術が使われていています。DIGAでも問題なく使えそうですが、HDWU120は2TBが上限の古い機種の換装ではより相性がよくには最適かと思います。
いずれHDDはすべてSMRに変わっていくと思いますが、標準搭載のHDDがCMRである以上、レコーダーにはCMRの方が適していることは間違いなく、AVコマンドにも対応している貴重なHDDだと思います。

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