Intel 9260が出てた!1733Mbps対応+Bluetooth 5 & 2×2 802.11ac Wi-FiのM.2カード Intel Wireless-AC 9260

PC

intel 7260の記事を書いたとき、intel 8260が出ていてあれ?っと思ったけど、intel 7260とintel 8260はいずれも通信速度が867Mbpsで同じため、買い換えるメリットはないなぁと思ってました。
しかーし、気づいたらintel 8260の後継機種が出ていました。


ルータは複数の会社から、1733Mbbs対応の機種が発売されているのに、クライアント側は867Mbps止まりでした。
WiFiモジュール最大手(PCのモジュール)のインテルから1733MbbsのIntel 9260が出たのはとても意義があることだと思います。
うまくいけば実測値で1Gbps近く(超えも)出るのではないかと思います。
これで一気に1733MbbsのWiFi機器が普及するのではないかと思います。
※後日追記
2019/7時点で802.11acのIntel 9260後継の802.11ax(WIFI 6)対応のWiFiモジュールがamazonで販売中なので、今買うならax対応モジュールがおすすめです。

Intel Wireless-AC 9260は1.73Gbps対応+Bluetooth 5 & 2×2 802.11ac Wi-FiのM.2カード

https://www.intel.com/content/dam/www/public/us/en/documents/product-briefs/dual-band-wireless-ac-9260-brief.pdf

ブリーフシートから抜粋。

The Intel Wireless-AC 9260 adapter supports Bluetooth+ 5 and 2×2 802.11ac Wi-Fi including wave 2 features such as 160MHz channels, delivering up to 1.73Gbps and downlink MU-MIMO.

802.11ac、2×2、デュアルバンド、160MHz、MU-MIMO
Intel Wireless-AC 9260アダプタは、160MHzチャネルなどのWave 2機能を含むBluetooth + 5および2×2 802.11ac Wi-Fiをサポートし、最大1.73Gbpsの高速通信、さらにダウンリンクMU-MIMOを備えています。
これまでのintel7260とintel8260は80MHzだったので、それが160MHzに2倍になったことで、通信速度も2倍になっています。
intel 9260はまだamazonでは売っていませんでした。
Vaio ProのWiFiをこのカードに交換したいと思う今日この頃です。
PCのWiFiが802.11ac対応でない場合は、早々にintel 7260に換装をおすすめします。
詳しく知りたい知りたい人は「PCIeのWiFiモジュールはIEEE802.11ac(867Mbps)のIntel 7260に早く交換した方がいい」を参照してください。

実は少ない802.11ac Wave 2対応のWiFiルーター?

市販されているルーターは1733Mpbs対応であれば、Wave2に対応をしているかと思ったら、実は違うみたいです。
867Mbps対応の802.11acはWave1で、Wave2はその後継の規格のようです。
Wave2の目玉機能は2つ。
MU-MIMO(マルチユーザーMIMO)=4アンテナ
チャンネル幅の倍増=80MHzから160MHzへ2倍
1733Mbps対応のWiFiルータの仕様を見ると、「Wave2対応」と「160Mhz対応」の2つの表記が見当たりませんでした。
1733Mbps対応=Wave2対応かと思ったのですが、チャンネル幅が160Mhz対応でないとルーターとしての価値が半減です。
Amazonを物色した感じだと、下記の3機種がWave2対応と明記されている機種のようです。
ASUS RT-AC87U


バッファロー WXR-1900DHP

NETGEAR R7500

2018年3月の初旬からamazonでIntel Wireless-AC 9260で買える

ちょっとウォッチしていなかった間にamazonでIntel Wireless-AC 9260の販売がかいしされています。
今買うならこのモジュールが一番高速です。
しかし、私はPCの買い替えでWIFIモジュールがオンボードのLG gramを買ってしまったので、見合わせになってしまいました。

Intel Wireless-AC 9260/9560はルーターを選ぶ”HT160”対応が必須

※2018/9追記
その後の802.11acの動向を見てちょっと萎えました。

つまり、現時点で日本国内では、Wireless-AC 9560で1733Mbpsでの通信が実現できるのは、アクセスポイントにNighthawk X4S R7800を使っている場合のみということになる。

対応ルーターが少ない=デュアルチャンネルのHT160の規格は普及をしないということになると思います。
現状の802.11acの規格で最も普及をしているのはHT80×2チャンネルの867Mbps止まり、以降は次世代の802.11axの規格に移行することになりそうです。
2018年9月に発売されたiPhone XsはWiFiが802.11acの867Mbpsのデュアルチャンネルに対応していて、2017年に発売されたiPhone 8/XはおろかiPhone 6sの時からスピードアップはなし。
802.11acで高速化させるには4バンドの1733Mbpsにするのが近道(というか、市販のルーターはほぼ4バンドの1733Mbps)ですが、スマホのような小さいボディーにWiFiのアンテナは4本組も組み込めないでしょう。
さらに前述の”HT160”に対応したルーターが1機種しかないなんて、802.11acの先は見えたといってもいいと思います。
802.11acは終息⇒新規格802.11axに移行です。
つまり、Intel Wireless-AC 9260/9560を買うなら、802.11ax対応のWiFiカードがIntel AX200(WiFi 6対応)のモジュールがオススメです。




 

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