5月の頭に買ったDBR-T550の強化策でSeeQVaultの外付けHDDを購入します。
SeeQVaultって何?
「SeeQVault」(シーキューボルト)は、身近になったHD映像を楽しむために、パナソニック、サムスン、ソニー、東芝の4社が開発した【様々な対応機器での再生互換性】と【強固なセキュリティ】を同時に実現する新たなコンテンツ保護技術です。
公式ページにはこう記されていました。
SeeQVaultの外付けHDDを買えばSeeQVault対応のレコーダーであればどのメーカーでも使えるのは間違いないようですが、メーカー間で互換性がないと見聞きしていたので、全然興味がわきませんでした。
今回はSeeQVaultの外付けHDDとWindows向けのDiXiM SeeQVault Serverの組み合わせることで、いろいろ楽しめそうなので最小投資額で試してみることにしました。
でもDBR-T550のデータをバックアップするのではなく、過去にとりためてパンパンになってる他のレコーダーのHDDの空き容量を増やし、DBR-T550に退避させます。
DBR-T550は内蔵HDD、USB HDD(通常録画)、SeeQVaultの外付けHDDのどれでも宅外から視聴ができるので、録画機としてはイマイチでも再生機&動画サーバーとしてはかなり使えるので、保管庫として一段パワーアップさせてみます。
DiXiM SeeQVault Serverで何ができる?
DiXiM SeeQVault Serverはレコーダーやテレビなどのハードウェアで使っていたHDDをPCでも再生可能にしたり、PCをDLNAサーバーとして録画タイトルを他の機器に配信、DTCP-IPの機能で録画タイトルの相互ムーブが可能になる、いわばメーカー間の互換性を吸収するハブとなるソフト。
過去に同じような目的で、RECBOXを買ったことがありますが、ムーブがだるくて断念、結局オク行きになりました。
過去にはiVDRアダプターを買ったこともあって、同じようなことができるとは思うのですが、今回はレコーダやテレビが採用しているSeeQVaultの規格なので、USBのHDDをPCとレコーダで差し替えて使うことができるのが肝です。
iVDRアダプターは速度的に遅くて不安定でmaxellしか対応レコーダがないのでSeeQVaultに期待しています。
価格comのこのスレを一読。
http://bbs.kakaku.com/bbs/-/SortID=19426860/
これを見てしまうと録画バカはSeeQVaultのことが気になって仕方なくなると思います。
メーカー間の互換性についてなんとなく理解。東芝とパナのレコーダーは相性が良さそう。
SeeQVaultの外付けHDDをパナソニックDIGAのExt4形式でフォーマットすれば、東芝のレグザブルーレイでも読み書きができる。
で、さらに調べる。
見つけたのはSeeQVault Serverのアップデート時の記事。
各社TV/レコーダでの録画番組引っ越し対応を強化「SeeQVault Server」
http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/755403.html
今回のアップデートでは各社のSeeQVault録画フォーマットに対応、東芝REGZA(XFS)や、シャープAQUOS(XFS)、パナソニックVIERA(UFS)、パナソニックDIGA(Ext4)、PC(FAT/exFAT)を相互に読み込み/書き込み可能になった。これにより、2台のSeeQVault HDDをSeeQVault Server搭載PCに接続し、機器メーカーを問わずに相互にダビング操作を行なうことができる。
各社のSeeQVault録画フォーマット形式
東芝REGZA→XFS
シャープAQUOS→XFS
パナソニックVIERA→UFS
パナソニックDIGA→Ext4
PC→FAT/exFAT
SeeQVaultのコントローラの製造会社のHPに注意書き。
次世代コンテンツ保護規格「 SeeQVault 」変換アダプター「SQVA(スキューバ)」
http://www.medialogic.co.jp/SQVA.html
※ 本装置とペアリングできるハードディスクは1台のみです。
ハードディスクを交換しペアリングした場合には前のハードディスクは使用できなくなります。
ケース1つで複数のHDDの使いまわしはできない模様です。
過去にRECBOX、iVDRアダプターであまりいい結果が出ていないので、DiXiM系はそこまで信用できていない部分もあります。
なので、1TBのポータブルタイプのSeeQVault HDD AVHD-P1UTSQ を発注しました。※いつもなら3TBか4TBですがなんとか欲を抑えました。
1TBずつDBR-T550にムーブすれば、レコーダーの内蔵HDDはかなり容量が空くので、まずはAVHD-P1UTSQで実験。
サーバーソフトはこれ。(サブスクリプション形式になってるのが気になる。。。)
DiXiM SeeQVault Server Pro (1ライセンス 1年版)
失敗は許されないのでDBR-T550の仕様ページを改めて見ていたら、LANの速度がギガビットになっていました。
これが誤植でなければかなり早くムーブができそうで、楽しみです。
録画データはUSBハブと外付けHDDをDBR-T550につなげて、DiXiM SeeQVault Serverから一気にムーブしてやろうと思います。
最終的にブルーレイに書き出すのが一番じゃん!なんてことにならないことを祈っています。
後日検証します。
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