タモリ倶楽部 その蓋にも歴史あり マンホーラーになろう (2017/2/17)

タモリ倶楽部 2017年

その蓋にも歴史あり マンホーラーになろう

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ほとんどの人が興味の無いマンホールの蓋。
マンホールマニアと古いレアなマンホールが多いマンホールの聖地渋谷を歩き、歴史、蓋の模様、記号など、知っておくと自慢できるうんちくをお勉強。
君も今日からマンホーラー!

◆出演者:タモリ
◆ゲスト:ビビる大木、能町みね子
◆ソラミミスト:安齋肇
<2017/2/18 0:20 テレビ朝日>

マンホーラーになろう

毎度おなじみ流浪の番組
『タモリ倶楽部』でございます。
後ろに見えておりますのが
都営バス渋谷自動車営業所
いわゆる 渋谷車庫ですね。
以前 番組で
坂道を ぐるっと回ったんですが
あの時に貸し切れました自動車
B-P494号が
こちらに ございます。
(大木)いや~ まいったな
渋谷が あれの聖地だったとは…。
タモリさん。
なんの聖地だよ?
「なんの聖地」じゃないですよ。
マンホールですよ。
ほう…。
いや タモリさん
そんなに興味ないですか?
実は 古い レアなマンホールが
残ってるらしいんですよ。
渋谷に?
意外と。
レアなマンホールって
残ってるんだ?
それが 結構
マンホーラーにとっては貴重な…。
マンホーラー?
マンホーラーっていうのが
いるらしいんですよ。
知ってました?
全く知らないし
そんなに興味もないです。
やめてよ! もう…
いきなり2人そろって。
初めて
興味のない企画で呼ばれました。
そうだよね。
〈普段 ほぼ 気にする事は
ありませんが
足元を見れば
至るところに存在する…〉
〈どれも大差ないように
見えますが 中には[外01]
〈今回は
そんなマンホールの楽しみ方を
徹底解説〉
さあ 本日
案内してくれるのはですね
マンホーラー歴10年の
竹内正則さんです。
お願いします。
よろしくお願いします。
竹内です お世話になります。
(大木)10年選手ですから もう…。
竹内さん マンホールの楽しみ方を
ちょっと お願いしますよ。
こっちの方に行ってみてください。
はい。
早速ですけども…。
これ 俺は よく見る。
これ 今の現行のふた。
現行のふたでしょ?
本当は 僕は
古いふたが好きなんですけど。
まず 新しいものから
ご説明していこうと
思うんですけど。
(大木)これが最新版なんですね?
(竹内さん)これ 最新版です。
これ
東京都のふたなんですけれども。
見て頂くと
東京都の代表するものが
この中に 3つ。
パッと見てわかるものを…。
イチョウですか?
(竹内さん)1つ イチョウですね。
(能町)あ~ イチョウ ホントだ。
これ 桜?
(竹内さん)桜です。
(大木)ちょっと 皆さん
指さすの
疲れるでしょうから
ちょっと どうぞ どうぞ どうぞ。
おっ これは…。
これで指してください。
あっ ありがとうございます。
イチョウ。 桜。
(竹内さん)あと もう1個
東京都の鳥が…。
鳥?
鳥?
(竹内さん)この周りに
ぐるっと囲んでいるのが
ユリカモメをイメージして
デザインされている。
本当ですか?
(スタッフの笑い)
(竹内さん)本当なんです。
東京都が そう言ってるんですか?
(竹内さん)一応
そう書いてあるものをもとに…。
あと 色々 他にも…
例えば ここ 「T-25」って
25トンまでの車が通っても…。
大丈夫ですよ と。
(能町)へえ~。(大木)そういう事なんだ。
あと この「合流」っていうのは
汚水と雨水が合流して
流れてますよ。
あと ここに キャップが
ポコンポコンポコンと。
これ 開いてます。
これ 開いてますよね。
(竹内さん)
これが年って書いてあるんで
ここ わかりやすいんです。
これ 1963年に
ここの下の管渠が敷設されました。
作られました。
管渠?
管渠…。
この下の管。
管ですね。
(竹内さん)で この
19っていうのを表すのが
この黄色いキャップ
なんですけども。
新しい2000年代になると
ここが青い色のキャップに。
そう 色が違ってる。
それはわかる。
そうなんだ。
5Fって なんです?
(竹内さん)ここは この2つで
セットなんですけども
東京都の地図をグリット化して
これが 縦軸 横軸なんですけども。
あっ 5のKとか。
(竹内さん)どこに このふたが
位置してますよっていう。
あと この47番は
このエリアの中の
47番目のふたですよっていう
そういう事を意味してます。
〈改めて説明します〉
〈つまり このマンホールは
東京都下水道局の管理図上で…〉
〈このエリアの中にある
47番目のマンホール
という事なのです〉
もう これを知って
その地図が頭に入ってると
どんなに酔っ払っても
自分は大体どの辺にいるって…。
わかる。 便利。 非常に便利な。
酔っ払って見ないでしょう
ここ 夜。
えっ?
見ます? 夜 酔っ払ったあとに。
おえ~って やる時に
ちょうど目に入る。
やんないでしょうよ。
〈という事で
ここから しばらくは
歴代の下水道マンホールのふたを
巡ります〉
〈一行は 次のマンホールへ〉
なんかいますね 誰か。
マニアっぽいですね。
怪しいのが。
どうも こんにちは。
こんにちは。
竹内さん あの方は もう…?
(竹内さん)お友達です。
お友達ですか やっぱり。
(竹内さん)はい。
(大木)また この真冬に半袖で
ちょっと
季節がよくわかりませんね。
寒くないですか?
まだ秋です。
まだ秋ですか?
真冬です 今。
〈マンホーラー歴20年のベテラン
白浜さんが見ていたのは…〉
あっ これ ちょっと違う。
(能町)キャップが入らないんですね。
(大木)あっ 違う!
(竹内さん)ひと世代前の…。ひと世代前?
〈中央のキャップがない以外
基本的に現行のものと
同じデザインの このふたは
平成4年に採用されました〉
白浜さん
そのiPadは なんですか?
これ 下水道台帳って言いまして。
この下に
どういうものがあるかとか
このふたが
どういうふたかっていうのが
インターネットに
公開されてるんですけれども。
この下がどうなってるか…。
この下はどうなってるんですか?
下水道台帳?
この下は このふた…
合流枝線で円形人孔で
深さが2.23メートル。
あと マンホールのふたごとに
標高も書いてあるんですね。
ここの標高?
(白浜さん)ここの標高。
ここの標高あるの?
どれぐらいあるの?
(白浜さん)
14.25メートルだそうです。
下水道台帳 いいね。
いいです。 非常にいいです。
(能町)ちょっと いいもの
見つけてしまいましたね。
これを あの…
公表してるのは
もう そういう
好きな人がいるためにですか?
いやいやいや…。
工事業者さんのために。
あっ 工事業者さんのため。
そんな
何人いるか わかんないのに…。
いや 俺も だからホント 何人…。
結構いますからね。
いないでしょう?
〈さて 3つ目の
下水道マンホールのふたは…〉
さあ どこかな? レアなのは。レアなのは…。
これ また 古い。
これ古いんじゃないですか?
古いですね。
なんか違う!
簡単ですよね。
(竹内さん)さっきまでのが
平成4年型。
そうですね 平成4年から…。
(竹内さん)これが 昭和44年型。
(能町)あっ 古い!
(竹内さん)昭和44年以降に…。
(大木)以降。
なんか子供の頃から これを
結構 見てるイメージがある 俺。
この… これ ふたといえば
このパターンみたいな。
で 今 JIS規格でも
この模様が 一応 表記されて…。
〈円が2重になっていて
内側が8
外側が14に分割されているのが
デザインの大きな特徴〉
〈ちなみに中心部分の紋章は
都の紋章を
漢字の「下水」が取り囲んだ
デザインです〉
(大木)これ なんか 白浜さんが
マンホールのデザインの研究を
なさってるとか…。
(白浜さん)そうですね。
この いわゆる 東京市型って
我々は 呼んでるんですけれども。
東京市が おそらく 最初に
この模様を
採用しただろうという事で。
(能町)市の時代って事…。
(白浜さん)市の時代ですね。
このデザインを 誰が考案したのか
っていうのを調べてまして…。
中島鋭治っていう
日本の水道 下水道の父という…。
そんな人がいるんだ。
いるんですけれども
その人が考案したんじゃないか
というように
考えてたんですけれども
ちょっと調べてみると
そうではなくて
米元晋一っていう
日本橋の設計をした
東京市の技師の方がいて…。
で その人の
設計なんじゃないかと思われる
資料が いくつか出てきたんで…。
…で 大丈夫ですか?
楽しんで頂いてるでしょうか?
聞いてますよ 聞いてますよ。
白浜さんが不安になったら
この企画 危ないですから。
お願いします。 聞いてますから!(白浜さん)大丈夫ですか?
〈最後の1つ
渋谷で 最も古い
下水道のふたは
今の場所から
30メートルほどのところに〉
これは 摩耗してますね。
これは とても古い。
(白浜さん)
見るからに古そうですけれども。
推定 どのぐらいですか?
(白浜さん)もう これ
実は はっきりわかってまして。
えっ わかってるの?
[外06](スタッフ)車 通ります!
車 通ります!
〈いったん カメラを止めます〉
このマークも違うよね…。
(中島さん)このマークが 東京府の…。
(大木)東京府!?
府時代? これ。
(白浜さん)
府時代で しかも この紋章も
投票や なんかやって
決まったらしいんですけれども
その時 決まったのが
昭和6年に
決まったマークなんですね。
だから 少なくとも
昭和6年よりは新しい。
はあ~…。
[外06](スタッフ)はい! 車が来ました。
(能町)すごい。 ここすごい…。
ここ すごいね。
摩耗するはずだ。
(能町)摩耗する…。 そうですね。
はあ~ すごいね。
府時代のものが まだある。
(白浜さん)はい そうですね。
で 昭和6年で しかも
昭和7年に ここ渋谷町って
町だったんですけれども
それが東京市に変わったんですね。
で そのあと…
そのあとは東京市が
管轄するようになったので…。
だから 少なくとも
6年よりあとで
7年よりも前って もう ホントに…。
(能町)超レア物じゃないですか。
(白浜さん)そうなんです。
この2年の間に設置された。恐らく それぐらいの間に。
すごい。すごいね。 特定出来るんだ。
〈下水道のふたを
堪能したところで
違うタイプのマンホールへ
参りましょう〉
さあ 金王八幡宮に
やって参りました。
これは古いですよね…。
あるんですよ
ここにも なんだか。
先ほどと同じ…。
(白浜さん)東京府のマークですね。
(大木)東京府。
(能町)府のマーク。
(竹内さん)これは 雨水枡。
(能町)雨水。
こっちの方から 水が流れてきて
雨水が ここに。
(白浜さん)いったん
ここで受けてから
下水道本管の方に流す…。
これ 周りが…。
縁石が御影石で。
縁石 御影石ですね これ。
しかも ここの部分が ちゃんと
かくかくかくっと削られていて。
(大木)贅沢ですね じゃあ。
すごくいいです。
これ 珍しいんだ。
これ1枚しかないです。
世界に1枚だけです。
これだけ?
これが最後の1枚です。
これが貴重だって
わかっちゃったら
誰か これ
盗りに来たりしないですかね?
それ 困りますね。
それは困りますね。
でも なくなっていくっていうのは
あるので
我々 写真は必ず
古いものは撮って 記録を。
(大木)カメラ持ってます。
撮るんですか? 今日も。
(白浜さん)もう見つけたら
撮らないといけないですね。
いつ なくなるかわからない…。ああ そういう事か。
〈という事で
マンホーラー流の写真の撮り方を
教えてもらいましょう〉
私が よくやるのは
図鑑の写真を撮るように
真上から。
そのためには
まず ふたに近づいて
足は こう なるべく…。
左足のポジション
決まってるの? これ。
(能町)踏み出さないといけない…。(竹内さん)こうやるよりも
こうやった方が より体が
前に乗り込めるという…。
(能町)このカメラ こうやって
いけるんですね モニターが。
大体 こんな感じで撮るんですが。
すごく変な人ですよね。
変ですね。 はい。
あとは このコケとか生えてると
そこをね
このマークを入れて
接写で こう撮ったりとかして。
(竹内さん)ああ マクロで。
(大木)ここら辺を?
まあ なんでしょうね
マクロマンホーラーって
言うんですかね? なんだろう…。
マクロマンホーラー。
(大木)ホントなんでしょうね?
(竹内さん)でも
こういうのに萌える層は いて
これ すきまネイチャーとか
ふた盆栽とか。
これは欠落してるんですか?
(竹内さん・白浜さん)
ここは欠けてますね。
これを趣味の人も
いるわけですね?
(竹内さん)いや
欠けているのではなくて
欠けてるところに生えてる緑です。
(大木)さあ 広尾小学校に
やって参りましたけども。
古いよね これね。
ええ。
なんか ここにも とんでもない
マンホールがあると。
ここは お宝が。
(大木)お宝がある!
まさに お宝ですね。
(大木)まさに お宝。
どういう事ですか?
皆さんの真後ろに。
それですか?
それです。
(能町)四角いやつ。
じゃあ ちょっと 行きましょうか。
(大木)これ?
えっ こっちですか?
(能町)ああ…。
「澁谷水道」。
「澁」の字が…。
(能町)「澁」の字
かっこいいですね。
古い字ですね。
(白浜さん)これも 実は
「澁」の字が紋章化されていて。
(大木)どれ?
これ?
(能町)「止まる」
みたいな字が。
(白浜さん)さんずいに
「止まる」が3つ…。
ああ 「止まる」だ!
(能町)真ん中に渦巻いてる。
いつなんですかね? これ。
これ いつぐらいなんですかね?
ここの建物が出来たのが
昭和7年。
その時のものだろうと。
へえ~。
「澁谷水道」…。
(能町)澁谷水道って
そもそも どういう事なんですか?
澁谷水道…
普通なら 東京市水道局とか
なんかですよね。
(白浜さん)そうですね はい。
澁谷水道… 澁谷水道という…。
町がやってた水道。
渋谷町のための水道。
(白浜さん)当時 まだギリギリ
ここが
東京市の管轄ではなかった時に
引かれた水道という事…。
(能町)渋谷町だ。
渋谷町の…。
(白浜さん)渋谷町。
地域の水道。
(白浜さん)そうです。
これの事…。
すごいね 貴重なものだよね。
(能町)これ
なんのためのものなんですか?
(白浜さん)量水器とか
あとは… 制水弁とか
そういったものが入ってる箱だと
思います…。
量水器がよくわかんない…。
要は 水道メーターですね。
どんぐらい使ったか?
(能町)ああ 水道メーター。
へえ…。
〈学校の敷地内にあった事で
奇跡的に現存する
渋谷町水道のマンホールでした〉
(大木)さあ
住宅街に来ましたけども
なんかあるんですか? ここにも。
(竹内さん)はい ここに…
小さいふたがあるんですけど
仕切弁…。
(能町)「仕切弁」って書いてある…。
(大木)そもそも これ…
これ なんなんですか? これ。
(竹内さん)
これ ここに大きい水道の管が
こう通ってるんですけど
上水道の管が通って
そこから こう…。
蛇口のあれと同じですよね。
そうです そうです。
ここのお宅の水を ここの弁で…。
(大木)これ 人の家ですね!? 今。
はい 人の家です…。
(能町)人の家…。
(大木)人の家か…。
(竹内さん)漢字に
ご注目頂きたいんですけど
「弁」という漢字が
ちょっとおかしいんですね。
(能町)点… 点が付いてる?
(白浜さん)うん うん 点が…。
(竹内さん)これ 点が1個多い。
私 この点が1個多いふたを
すごく集めてるんですけれども…。
萌え点っていう
こう… 萌える点を…。
萌え点…。
萌えポイントなんですね ここが。
(竹内さん)
ここが 私の今 すごく…。
これは… なんですか?
このメーカーによって
点があるって事ですか?
(竹内さん)職人さんが えいって
書いちゃったんじゃないかと…。
よく…
ただ サインとか書かれる時に
「何々さんへ」っていう「へ」に
ちょんちょんって書いたり…。
あれ 補空とか咎なし点とかって
いうふうに言うんですけれども
余計な点を こう打って
強調したいところに
点を打つっていうのが
日本語って
よく起きるんですけれども。
そういうのが
この「弁」っていう漢字は
起きやすいんですね 特に。
で ここのふたには
一番右下に点があって
分類上 ハンカチ落とし
っていうふうに…。
(能町)ハンカチ落とし…。
ハンカチ落とし…。
〈それでは[外01]
こういうところにも打つんだ。
これは 斜め上にあるんですよ。
予想の斜め上型というふうに
名付けておりますけれども…。
(竹内さん)あっ これ 同じですね。
ここと同じ ハンカチ落とし型。
で このハンカチ落とし型の点が
この最終画にくっついている…。
萌え尻尾型というふうに…。
(能町)萌え尻尾…。
これは字じゃないでしょう
これは。
これ 「弁」が省略されちゃって
しかも ここにあるべき点が
ここにあるという…。
これは まあ 鳥居の形なんで
神の萌え尻尾型というふうに
私は呼んでいるんですけども…。
それ以外に こう単純に…
これは 点が落ちちゃってる…。
点があって
ここに点があるんじゃなくて
この点が
ずれて落っこっちゃってるんで
これ 堕点っていうふうに
呼んでるんですけど…。
(大木)キャラクターみたいですね
これ なんかね もう…。
これ ちょっと
画像粗いんですけれども…。
点が さらに
ここまで落ちちゃってるので…。
(能町)「弁」もおかしいですね。
「弁」もおかしいよ これ。
(竹内さん)なんか こう
変な感じ…。
落ち切ってるんで
堕点使型っていうふうに。
堕点使…。
もう いいネーミング考えたくて
見つけてるでしょ これ。
でも こういう
ちょっと違う分類するのを
萌えの手法で名前を付けて
分類してくと
楽しいっていうのはあるんですね。
(大木)ああ~ あるんですね。
やっぱ ここのところ
聖トライアングルって
言ったりするの
あるじゃないですか。
あっ 通じてません?
いや 知らない。
(竹内さん)
あれ? 大丈夫ですか?
(能町)出だしが
気持ち悪かったですね。
すいません。

空耳アワー

誰が言ったか知らないが
言われてみれば確かに聞こえる
空耳アワーのお時間が
やって参りました。
お相手は こちらのお方です。
よろしくお願いします。
はい よろしくお願いします。
子供の頃に ベーゴマやって
すごい流行って…。
はじき飛ばしたら…。
そしたら もらえるんですよ
相手のベーゴマ。
そうすると 大概 強いヤツが
ずーっと そこにいて
そいつだけ どんどん どんどん
増えていくんですよ。
だから すんごい悔しかったヤツが
いたんですよ 1人。
で 俺んちに すっげえでっかい
ベーゴマがあるから
それと 今度 交換するから
って言って…。
お前 どんなでかいの持ってんだ
って行ったら
そいつの家の前にある
マンホールなんですよ。
マンホールの鉄を
「これがベーゴマだ」。
言い張るの?
うん。
これ 持ってけって言って…。
でも 持ってけるわけ
ないじゃないですか。
っていう話だったんですけど…。
(スタッフの笑い)
大体 マンホールに関する
逸話っていうのは…。
あんまりないよね。
ない…。
(スタッフの笑い)
えー ブラインド・フェイス。
えっ?
ブラインド・フェイスっていう
クラプトンとかいた…。
『マイ・ウェイ・ホーム』という曲。
見てみましょう。
♪~
(一同 笑い)
わかんないな…。
「WAITING ALL THESE
SOMEBODY HOLDS THE KEY」
サイケデリックでしたね。
どうでしょうかね?
まあ これぐらいで
いいんじゃないですかね。
次 参りましょう。
はい。
次はですね
アタリ・ティーンエイジ・ライオットという
なんかハードコアな
バンドらしいです。
見てみましょう。
はい。
♪~
(一同 笑い)
すげえ…。
「CAN YOU HEAR ME」
「CAN YOU HEAR ME」ですか?
「CAN YOU HEAR ME」!
あれ? もう1回 見よう…。
おかしい。
♪~
(一同 笑い)
言ってるね。言ってます…。
「CAN YOU HEAR ME」!
「CAN YOU HEAR ME」ですね。
まあ これは これ あげましょう。
いいですね。
「蹴りをやめい!」って…。
じゃあ 次 いきましょう。
ホール&オーツでございますね。
『アート・オブ・ハート・ブレイク』。
おお 見てみましょう。
♪~
(一同 笑い)
違うだろ これ。
「ACHING FOR」…。
「ACHING FOR」ですけどね。
「ACHING FOR」だよね。
(安斎)やるな~。
もう1回 見てみようか これ。
「ACHING FOR」だよ。「ACHING FOR」ですけど…。
♪~
(一同 笑い)
言ってない… 言ってないよ。
まあ みんな笑っちゃったから
しょうがない。
これ 差し上げます。
(安斎)やりました。
皆さん方も どんどん探して
送ってください。
宛先はこちらです。
お待ち申し上げております。

マンホーラーになろう

〈続いて上級マンホーラーになるために必須の
マンホール拓を抑えておきましょう〉
マンホール拓って なんですか?
(竹内さん)マンホールの上に
和紙を置いてですね
で その上に
鉛筆をですね こう…。
(大木)へえ! ええ ええ ええ…!?
(竹内さん)こうやると…。
(能町)
こんなきれいに出るんですか?
(竹内さん)これは とったあとに
ちょっと あとで
補彩をしたりもするんですけど…。
あの… こうする事によって
ご自宅に
ふたを持ち帰る事が出来るという
そういう遊びですね。
(大木)なるほど。
〈今回は[外01]
(竹内さん)
この磁石で… 大きいと
留めてやったりするんですけど
そんなに大きくないので…。
これぐらいでいけるので…。
(能町)
これやってるところ見かけたら
あんまり近寄りたくないですね。
(大木)「何やってんだ!」
って言われますよ ホントに。
でも 結構 一瞬で…
これぐらいだったら。
(大木)いける?
(能町)一瞬で?
鉛筆は 普通のやつ…?
(竹内さん)これは
ドイツのLYRA社っていう…。
(能町)また
すごく いいものがあるんだ。
(竹内さん)全芯鉛筆っていう
全部が芯で出来てる
グラファイトの塊ですね。
それで こう…。
(能町)早い 早い 早い。
ホントに早いですね。
(大木)出先で見つけたら
こういうのやるわけですか?
(竹内さん)やりますね。
たまにですけどね。
(大木)でも やっぱ なんか
雰囲気ありますね やると。
写真とは違うね。
(竹内さん)グラファイトって
照りがあるんですよ。
こういう
キラキラキラっていう…。
その キラキラキラっていうのが
紙に定着した時に
ぎらつきが生まれて
それが あの… そのまま この紙に
割と落ちやすいので
その辺りが すごく
僕は気に入ってるんですけど…。
〈色もつけて完成した
マンホール拓〉
〈金属の感じが よく出ています〉
意外と簡単だったね。
簡単でしたね
サラッと終わりましたよね。
身近な感じで…。
写真よりはいい。 質感とか全部。
よかったですね。やってみますか?
大丈夫ですね。

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