猫&相撲ブームに乗っかれ!荒汐部屋でまさかの猫写真集3冊かぶり!
相撲の荒汐部屋にいる2匹の猫。この猫の写真集が同時期に3社から発売されるという出版業界では異例の珍事が。
なぜ、こんな事態が起こってしまったのか!?
担当編集者が集まり意外な事実が明らかになっていく!
そんな猫の名前はモルとムギ。
モルは力士たちの稽古を見守る「猫親方」として稽古場にも姿を現し、その姿を見に来るファンもいるそう。
モルは九州場所の時に福岡で拾われたという元ノラ猫。
モルはモンゴル語で猫を意味する言葉で、蒼国来が名付け親。
ムギは荒汐部屋の近くに捨てられていた元捨て猫で、力士たちの部屋から出てこないという恥ずかしがり屋なネコ。
リトルモア 加藤さん編集↓
◆出演者:タモリ
◆ゲスト:ビビる大木、山根千佳、浦風親方、加藤基(リトルモア)、鍋島由紀(リブレ)、菅原悠(平凡社)
◆ソラミミスト:安齋肇
<2017/6/17 0:20 テレビ朝日>
出版社3社の担当編集者に聞く 荒汐部屋の猫本
毎度おなじみ 流浪の番組『タモリ倶楽部』でございます。
(タモリ)今日は 浜町というところに来ておりますけれども。
(タモリ)この先に浜町公園というのがあるんですが
それは 旧細川家の下屋敷があったところでして・・・。
(大木)いや~ 稀勢の里が横綱になってよかったね!
(山根)ホント そうですよ。
(大木)今 相撲ブームだもんね なんつったって。
すごいですよ タモリさん。
(タモリ)懐かしい車が描いてあるな・・・。
(大木)いや タモリさん
僕のアロハの柄はいいんですよ。
今 相撲の話 してたんですから。
(タモリ)相撲が どうしたの ?
(浦風親方)稀勢の里関が東の横綱になりましたんで・・・。
(浦風親方)いやあ ホントに もう
よかったですよ。
(大木)あっ 急に・・・。
(浦風親方)19年ぶりですからね。
(大木)19年ぶり!
(浦風親方)エグいですよ もう。
お客さんも・・・ 人 多すぎて。
そりゃ そうですよね。
チケットももう 入手出来ないよ。
(大木)取れないですか? やっぱり。
(浦風親方)私も取れないぐらいですから。
(大木)親方も取れない!?
大変ですよ ホントに。
(大木)でね この千佳ちゃんも
相撲 詳しいんですよ。
(山根)?いえいえ そんな事ないです。
でも 国技館の入り待ち 出待ちをしたりとか・・・。
あとは 相撲ノートの解説とかをやってます。
(タモリ)相撲ノートって何?
(山根)自分でノートを作って
相撲の解説を書いてます。
(大木)決まり手とか
全部 書いてるんですって。
(浦風親方)もう 有名ですよ。
やっぱり 相撲界でも有名ですか?
輝いてますから。
1人で もう出待ちしてますから。
(浦風親方)1人で ずーっと。
有名ですよ。
(大木)それぐらい
盛り上がってるんですよタモリさん。
その中で やっぱり 今 話題の相撲部屋があるんですよ。
(タモリ)話題の相撲部屋?
(大木)こちらなんですけれども。
こちらの荒汐部屋なんですけれども。
(タモリ)何が話題なの?
〈元小結 大豊荒汐親方が創設した荒汐部屋の何が話題なのかというと
この部屋に暮らすモルとムギという2匹の猫をテーマにした写真集が
業界のタブーを破りなんと 3社からほぼ同時に発売されてしまったという大事件に〉
〈今回は渦中の担当編集者を集めこの前代未聞の事件を検証していきます〉
〈この珍事を見届けるのは相撲女子 スー女として名高い山根千佳〉
〈日頃から懇意にしている力士も多く・・・〉
〈そして
〈驚愕の事実が次々と発覚〉
(大木)さあ という事で
荒汐部屋にお邪魔しております。
こちらが おかみさんです。
よろしくお願いします。
(おかみさん)よろしくお願いします どうも。
(大木)お願い致します。
すいません ホントに。
(大木)いきなり なんか
思ったより人が多いっつって
後悔してる・・・。
テレビって 結構
人数が多いんですよ すいません。
さあ この荒汐部屋ですけど
どんな部屋なんでしょうか?
おかみさん。
(おかみさん)相撲部屋の中では まあ
比較的 こぢんまりした部屋かな。
大部屋だと 全体で 30人 40人っていうのもありますので。
うちは 力士が12人で14年目になります 今年。
〈せっかくなので荒汐部屋の力士たちをご紹介しましょう〉
〈部屋頭は 前頭八枚目中国 内モンゴル出身の蒼国来〉
〈得意技は右四つからの寄りと投げ〉
〈そして 幕下には4人〉
〈三段目に4人〉
〈序二段には3人の力士がいますが幕下の若隆元と若元春三段目の若隆景は山根も注目する 実の三兄弟〉
〈三男の若隆景は先日の五月場所で見事 三段目優勝〉
(大木)知ってるでしょ? もう 前々から。
(山根)もちろんです。
所属されてる関取の蒼国来関もお会いすると
よくお話しさせて頂きますし・・・。
大波三兄弟 学生相撲の時から見ていたので。
(大木)学生相撲からチェックしてるの?
そうなんですよ。
めちゃくちゃ応援してます!
(浦風親方)青田買いですよ 青田買い。
(タモリ)青田買いですね ホントにね。
(大木)その中ですよ
なんか こう 猫ちゃんが・・・。
(タモリ)猫いる? 見ないな・・・。
(おかみさん)あそこに・・・。
あれがモルです。
福岡出身です。
(大木)えっ 猫ちゃんが?
(おかみ)はい。
〈今や大人気のモル〉
〈実は 元々 野良猫〉
〈今から13年前まだ子猫の時に九州場所の行われていた福岡で拾われて上京しました〉
〈その堂々と物怖じしない性格から今では モル親方とも呼ばれています〉
(タモリ)モルって なんで モル?
(おかみさん)うちの蒼国来が内モンゴル出身なんですね。
国籍は中国なんですが内モンゴル人で。
で モンゴル語で猫の事をモルっていうんです。
(おかみさん)それでモル モルって言ってるから
それ 何? って言ったら
猫って意味です おかみさんって言うから
じゃあ モルにしようって言って。
それで モル モルって。
(タモリ)猫って言ってる・・・。
(おかみさん)猫 猫って言ってるんです。
ずっと 猫って・・・。
〈そして もう1匹のムギも元々は捨て猫〉
〈近所の駐車場で保護されて以来3階の力士部屋から一歩も出る事なく暮らしています〉
(タモリ)ムギっていうのは何語ですか?
(おかみさん)あのね 日本語です。
(タモリ)あっ 日本語ですか。
(大木)もう モンゴル関係なしですね。
(おかみさん)はい。関係ないです。麦色だったんで・・・。
(タモリ)そこ 来たよ。
(大木)あっ モル。
(おかみさん)あのね 結構こういう調子なんですよ。
(大木)ちゃんと ベスポジですね
なんかね。
撮影に対して。
(タモリ)すごいなあ。
(おかみ)そうなんですよ。
(大木)そして このモルとムギが
人気者になって写真集が出て。
それが どんかぶりするという
事態が 起きてしまうわけですよ。
タモリさん。
(タモリ)これが不思議なんだよね これ。
(大木)これが不思議なんですよ。
(浦風親方)でも それこそこれを出すきっかけになった
猫ブームっていうかモルに火をつけたのは自分だと思ってますから。
(大木)えっ! 親方なんですか?
(浦風親方)もう Twitterでモル親方とかっていって
一応 吹き出しな感じで今日は たるんだ稽古してるニャ~
とかっていって・・・。
(山根)そうだ。
(浦風親方)そういうのが 結構 色々 こう・・・。
リツイート リツイートで
結構な数になって。
それから猫ブームが始まったと言っても
過言ではないと思ってますから。
私が猫ブーム作ったと言っても・・・。
(大木)おかみさん 火をつけたのは
浦風親方で合ってるんですか?
(おかみさん)それは あの・・・ う~ん。
(大木)あれ? ちょっと 親方!
〈いよいよ本題〉
〈ここからは 荒汐部屋の猫写真集どんかぶり事件を徹底検証〉
〈リトルモア 加藤さん編集『荒汐部屋のモルとムギ』は
ただ かわいいだけではない本格的なドキュメンタリー写真集〉
〈リブレ 鍋島さん編集『相撲部屋の幸せな猫たち』は女性が思わず
キュンとしてしまうような写真を多めにチョイス〉
〈平凡社 菅原さん編集『荒汐部屋のすもうねこ』は
イラストのモルとムギを案内役にして荒汐部屋を紹介する作り〉
(大木)なぜね そうなったのか ちょっと
色々と込み入ってますんで
ちょっと 色々・・・ 概要をですね
まとめてみましたんで・・・。
これに・・・ 順を追って
みんなで この出来事をですね
みんなで 見ていこう
という事でございますね。
最初 参ります。
まずはですね
2015年10月にモルとムギが
一部で話題になります。
これが 先ほど言っていました・・・。
(浦風親方)もう・・・ 私の・・・。
(大木)親方のツイッター。
(浦風親方)見てますから。
ツイッター見てます。
見てます 絶対・・・。
(おかみさん)そういうふうに 勝手に親方が・・・。
(浦風親方)「勝手に」・・・。
(おかみさん)ツイッターしてるのは
そういうのは知ってました。
でも それは
勝手にやってる事だから。
(一同 笑い)
(タモリ)ブームとは関係ない?
(おかみさん)関係ない。
うちは うち。
(浦風親方)参ったなあ。
(大木)その中ですよ こちら。
このブームの予感を嗅ぎつけた
方々が いたわけですね。
(大木)2015年の12月
リトルモアがですね
おかみさんに企画書を渡します。
これ 加藤さんが
まず知ったわけですよね これは。
(リトルモア 加藤さん)そうですね。
知りましたね。
(大木)これはじゃあ 何で知ったんですか?
(リトルモア 加藤さん)ilove.catっていう
ウェブサイトがありまして・・・。
(大木)ilove.cat?
(リトルモア 加藤さん)はい。
そのサイトで
この部屋が取材されてて・・・。
すごい いい写真載ってたんで
ぜひ写真集を作りたいな
っていうのを おかみさんに・・・。
企画書を渡した・・・。
(大木)早いですよね。
そして おかみさんは
じゃあ ここの企画書を
快諾したという事でしょうか?
(おかみさん)まず 相撲部屋の猫と力士を
撮りたいって事だったんで
そんなの売れるのかしら
っていうか・・・。
ええ? と思ったんです。
でも みんなに話して
思い出に残るし のちのち。
だから 1冊そういうの作って頂けるなら
じゃあ やってみたいなっていう事で。
(タモリ)1冊ね。
(おかみさん)1冊 そう。
(一同 笑い)
(大木)1冊ですよね。
まず じゃあ リトルモアさんと話がついたと。
(タモリ)ここまでは なんの問題もない。
(大木)そしてですね
この辺りから ちょっと事態が
動き始めるわけですよね。
こちら。ジャン。
2016年の4月。
ここで リブレさんが おかみさんに
企画書を渡します。
(リブレ 鍋島さん)リトルモアさんの企画は
この時は 全然・・・。
(大木)この時 知らない?
(リブレ 鍋島さん)知らなくて
某動物番組を見て なんてかわいい
猫ちゃんなんだろうと思って
写真集を企画させて頂きました。
(大木)テレビを見て・・・。
(リブレ 鍋島さん)はい。
(タモリ)だから やっぱり
親方のツイッターは関係ない。
(一同 笑い)
(浦風親方)ちょっと待ってください・・・。
(大木)それで 当然 おかみさんに
企画書が来るという・・・。
(大木)おかみさんは リトルモアさんと
話が進んでるという事は・・・。
(おかみさん)あの・・・ 1つあるっていうのは
お話ししてありましたよね。
(リブレ 鍋島さん)お話伺いました。
(リブレ 鍋島さん)私も こういう事って
どうなのかなって思ったんで。
(おかみさん)ここで そんな事 言っちゃなんなんですけど
リトルモアさんにそういう話をしたら
それは ちゃんと慎重にした方がいいですよって
ちょっと言われたんですよ。
(大木)それは やっぱ一番最初ですもん。
一番最初ですもん。
それは 自分が最初だもんね。
(タモリ)それは そうだ。
(リトルモア 加藤さん)普通 やらないですからね。
(おかみさん)常識・・・ そうですかね やっぱり。
(リトルモア 加藤さん)おかみさんがやらない
っていうよりは
編集者がやらないですからね
そういう事はね。
(大木)そうすると でも
リブレさんですね 鍋島さん。
あっ もう 1社
企画書が出てるんだったらって
普通 思うじゃないですか。
(リブレ 鍋島さん)一緒に盛り上がったらいいなと
思いました。
(一同 笑い)
(山根)えーっ!
(大木)一緒に盛り上がっていこう・・・。
(リブレ 鍋島さん)一緒に盛り上がりましょうって
提案しました。
(タモリ)同時進行してるわけでしょ これ。
同時進行しちゃったんだ。
(大木)これが不思議なんですよ。
そしたらですよ また・・・。
2社が動き出したんですけど
また事件が起きます。
こちら。
2016年の7月
なんとリブレさんがですね
もう一社の存在を知ります。
(リブレ 鍋島さん)はい。
あれ? もう一社あるぞと。
これ なんですか?
ネット書店の
Amazonさんを見ていたら
荒汐部屋さんから写真集が出る。
しかし リブレでもなく
リトルモアさんではなく
第三者の存在が そこで・・・。
(大木)それが じゃあ 平凡社さんという事ですね。
(タモリ)じゃあ この時点で
その3社 どことも はっきりと
断ってはいないんですね?
(おかみさん)そう。
(タモリ)そうって・・・。
(リブレ 鍋島さん)おかみさん! おかみさん!
おかみさん お願いしますよ
ホントに。
〈新たな平凡社の存在に驚いたリブレ 鍋島さんは
すぐ リトルモア 加藤さんに連絡を取ります〉
(リブレ 鍋島さん)はじめましてと。
はじめまして。
あの・・・
同じ写真集を
出す者なんですけれども・・・。
あの・・・ 3社目を見つけました。
どうしましょうか?
(大木)じゃあ 平凡社さんとしても
もう2社出てるけども うちも
もう そこに入っていこうと。
(平凡社 菅原さん)もう 参戦しようと。
(大木)タモリさん こういうのって
やっぱ 出版社の上層部は
他社がやってるから
もうやめろじゃなくて
同じ事やる方向
行っちゃうんですね。
(タモリ)普通 行っちゃわないけどね。
(大木)そうですよね。
(平凡社 菅原さん)ただ 僕は 元々 相撲が好きで
相撲の本とかも作ったりしてて
猫を通して
相撲部屋の生活だったり
相撲の事が もっと なんか こう
関心持ってもらえるような方に
しようかな・・・。
それで おかみさんの・・・。
(タモリ)他社は 猫が中心になってる・・・。
(リトルモア 加藤さん)いや でも これも・・・。
これも 相撲部屋 ねえ。
(タモリ)結構 相撲部屋 あるよね。
(平凡社 菅原さん)でも おかみさんのインタビューとかは
すごいしっかり やって・・・。
(リトルモア 加藤さん)これ ちゃんと
プロフィールも見れます。
(大木)やっぱ それは
リトルモアの加藤さんからしたら
最初に出したの俺だしなは
やっぱ 強いんでしょうね。
なんか あったかも・・・。
(リトルモア 加藤さん)常にあります。
(一同 笑い)
(リトルモア 加藤さん)常にあります。
(大木)タモリさん
ここで問題が起きます。
実は もう1社いる事がわかりました。
(タモリ)えっ?
(山根)えーっ?
(大木)実は。
今日いらっしゃっておりませんけども
河出書房新社さんという
もう1社 実は いて
だから 実は 4社なんです。
4社なんです。
(タモリ)河出書房新社も
企画書 受け取ったんですか?
(おかみさん)受け取りましたけど
これも ちゃんと言いましたよ。
もうすでにこれだけ決まってるからって。
(一同 笑い)
(大木)山根さん 知ってた?
これ 4社 出てるって。
(山根)4社は知らなかったです。
しかも お相撲って 対戦する時も
同部屋の決戦って
絶対 禁止じゃないですか。
なのに もう ここで・・・。
(タモリ)すごいよね。
(大木)同部屋写真。
(山根)そうです。
同部屋写真しちゃってるから・・・。
ちょっと それはダメですよね。
(大木)踏み込んじゃった
おかみさんが。
(浦風親方)でも あの・・・
親方は すごく自慢げにあそこから出るんだ
ここから出るんだってすごい喜んでましたからね
親方は。
はい。
(大木)そして 2016年の8月19日に
おかみさんから
4社に一斉メールが行きます。
一斉メールです。
もう・・・ もう
個別じゃないです 話し合いが。
もう一斉メールです。
もう面倒だから。
(おかみさん)面倒くさいっていうか
もう 私が
色々 原稿を見せてもらえるように
なり出した頃から
他社には ちょっと
内密にしておいてくださいねとか
そういうふうに だんだん
皆さん 言うようになってきて
それで なんか
コソコソしてるみたいで
嫌になってきちゃって だんだん。
なんか こっちで こう言って
あっちで・・・
みたいに言うのも嫌だし。
1回 皆さんで集まって
話し合いを・・・。
(タモリ)おかみさんって
大体 そういう人生だった・・・。
(おかみさん)そう。
苦労してますんで。
〈これを受けて 2016年8月29日リトルモア 加藤さんが招集をかけ4社による緊急会議を開催〉
〈決戦の舞台は千駄ヶ谷にあるリトルモア〉
これ ですから やっぱこの部屋じゃなくて
リトルモアさんに集まる
というのが1つの意思表示ですよね。
(リトルモア 加藤さん)そうですね。
お前ら来いと。
(大木)そうですよね。
そりゃそうだ。
そりゃそうです。
外は行かんぞと。
そりゃそうですよ。
(タモリ)その話し合いは
どんな話し合いだったんですか?
(リトルモア 加藤さん)普通の編集者だったら
まあ 引きますよね。
引くと思ったんで・・・。
(タモリ)それ 2人に言ってるわけですね。
(リトルモア 加藤さん)はい。
普通は引くと思うんで。
引くのも一手ではないですか?
っていうふうに
ご提案を差し上げたら・・・。
(タモリ)優しく言ってますけどホントは引けという・・・。
(リトルモア 加藤さん)そうです そうです。
そういう事ですね。
まあ 引いたらどうだ?
っていう事ですね。
そしたら まあ・・・。
(リブレ 鍋島さん)一緒に盛り上がりましょうって。
(リトルモア 加藤さん)おっしゃるし なんか やります
って おっしゃいますし・・・。
(平凡社 菅原さん)やりたかったんです。
(リトルモア 加藤さん)で もう1社さんも
やりますよみたいな・・・。
(大木)各社 強気ですね。
(タモリ)各社 強気なんだ。
(浦風親方)全く引かない。
(平凡社 菅原さん)結構 青ざめた感じでしたよねなんかね。
(リトルモア 加藤さん)
青ざめたっていうより
なんか 呆れてきた。
(一同 笑い)
〈結局 各社自由に制作する事になりその旨はおかみさんに報告されました〉
(おかみさん)で まあ それで無事に進んでいったって事です。
(一同 笑い)
(大木)無事かな?
(タモリ)無事じゃない。
(大木)無事かな?
(タモリ)じゃない。
(大木)おかみさん。
(リトルモア 加藤さん)まあ 無事ですよ。
(大木)無事かな?
最高です おかみさん。
さあ そして・・・。
(タモリ)で 出来上がるわけだ。
(大木)写真集が出来上がるわけですよ。
こちらですね。
よいしょ。
こちら。
2016年10月7日
リトルモアさんと
リブレさんが発売。
(タモリ)あっ 同時に?
(大木)そうなんです。
10.28が河出書房新社さんが発売。
で 11月14日が平凡社さん発売という事で
なんと 2社発売日までかぶってきたという。
(リトルモア 加藤さん)そうですね。
(大木)これは なかなか・・・
発売日 かぶせますか?
(リトルモア 加藤さん)ねえ・・・。
(一同 笑い)
(大木)発売日は ちょっとね
なかなか・・・。
(リトルモア 加藤さん)いや 8.29の時点で
リブレさん撮影されてなかったんで・・・。
(大木)えっ?
(タモリ)えっ!?
(リトルモア 加藤さん)だから そんな早く出来るもんだな
と思って。
(浦風親方)相当な やっつけ仕事的な・・・。
(大木)この出版社が2社かぶったというのは・・・。
(おかみさん)だから・・・。
(タモリ)事態が もう
おかみさんの手を離れた・・・。
(リトルモア 加藤さん)そうですよ そう。
(おかみ)離れた。
そう。
(タモリ)私に責任はない!
ない。
(大木)ないのかな~?
〈各社自慢の写真集〉
〈そのこだわりは?〉
〈まずは 1番手のプライドリトルモア
(大木)どんな感じですか?
おすすめポイントなんていうのは。
(リトルモア 加藤さん)ものすごく時間をかけてですね・・・。
(大木)最初ですもんね。
(タモリ)一番最初からね・・・。
(リトルモア 加藤さん)これ 写真だけ見ていっても
きちんと物語が伝わるように
結構 本格的なドキュメンタリー写真集に
してるんですね。
なので あんまり こう
猫がしゃべったりとかですね
犬がしゃべったりとかしてですね
話を進めたりとかはしてないんです。
(大木)してない! 他社とは違う。
(リトルモア 加藤さん)してる してる。
(平凡社 菅原さん)狂言回し的にね いますからね。
そっちは これやってるの?平凡社は そういう事をした。
〈続いて 2番手の
(大木)こだわっているところ
どんな感じですか? リブレさん。
(リブレ 鍋島さん)リブレはですね 元々 お客様が
女性が多い出版社でして・・・。
なので 女性に萌えて頂ける
写真集がいいなっていうのが
元々にあったんですね。
(大木)スー女ですね いわゆる。
(リブレ 鍋島さん)体の大きなお相撲さんと
猫ちゃんの触れ合いを中心に・・・。
(大木)山根さんも どうですか?
スー女として。
(山根)いやいや もう
めちゃめちゃかわいいですよ。
(大木)じゃあ その目線は
合ってるんだね やっぱね。
女子目線っていうのは。
(山根)萌え~!
〈一方 3番手 平凡社のこだわりは?〉
(菅原さん)荒汐部屋がすごく若い相撲部屋なので
荒汐部屋の歴史が ホントにモルと一緒に語る事で
見えてくるっていうようなそういうような作りを目指して・・・。
おかみさんへのインタビューをすごく 何回もやって・・・。
おかみさんの 相撲部屋を運営するに当たっての苦労話とか
その時モルが助けてくれた事とかそういうようなストーリーを
盛り込んでいったっていう感じですね。
(タモリ)それに関しては どうですか?
(リトルモア 加藤さん)まあ 同じような内容ですよね。
(一同 笑い)
〈そして 4番手河出書房新社のこだわりは写真だけではなくちゃんこのレシピなどの情報まで充実させた事〉
(大木)おかみさんとしては お気に入りの1冊っていうのはあるんですか?
(おかみさん)ここの前で言うんですか?
(一同 笑い)
(大木)という事はあるな。
(タモリ)あるな。
(山根)そうですね。
(大木)という事は おありですね。
空耳アワー
誰が言ったか知らないが
言われてみれば確かに聞こえる
空耳アワーのお時間が
やって参りました。
お相手は こちらの方です。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
えー まずは アリシア・キーズ。
アリシア・キーズ。
『ハートバーン』という
曲でございます。
♪~
♪~
(一同 笑い)
「LET ME」って言ってんだ。
ああ~。
「LET ME」・・・。
「ダメ ダメ」って聞こえますね。
「TELL YOU SOMETHIN’」・・・。
(2人)「TELL YOU SOMETHIN’」・・・。
ん? なんだ・・・?
全部 開けてみて・・・。
あれ? 全部 開けたけど 結局・・・。
全部 開けたけど・・・。
次 参りましょうか。
はい。
次は グールーという
ヒップホップだそうです。
♪~
(一同 笑い)
「カラオケ からの~」。
「カラホ」っつってんのかな。
「カラホ ケ」。
「カラ ロコ」っつってんだろうね。
ああ~。
まあ でも
これぐらいじゃないですかね。
はい 残念でした。
多少 気候が
影響してるかもしれませんね。
ちょっと 今日は寒い。
昨日と10度ぐらいの差がある
って言ってたからね。
皆様方も どんどん探して
送ってください。
宛先は こちらです。
お待ち申し上げております。
出版社3社の担当編集者に聞く 荒汐部屋の猫本 続き
〈最後に 荒汐部屋名物の塩ちゃんこで ひとつに〉
〈丹念にとった昆布だしと塩で味付けされたヘルシーな ちゃんこのお味は?〉
ああ~ おいしい。
(タモリ)おいしい 塩ちゃんこ。
(大木)塩ちゃんこ。
シンプルで うまい。
〈3人の編集者のわだかまりもあたたかいちゃんこでほどけたのでしょうか?〉
皆さん いかがですか?
仲直りちゃんこも頂いて
しこり取れたんじゃないですか?
(鍋島さん)はい。
(菅原さん)仲良くなれましたね。
(鍋島さん)仲良くなれました。
僕は まだちょっと
不思議な気分・・・。
(大木)まだダメか・・・。
みんなでちゃんこ食べてもダメか・・・。