Crucial NVMe SSD P1 1TBの使用をやめWD Blue NVMe SN550換装した話

以前手持ちのLG製のノートPCのgramにデータの保存用にCrucialのP1を増設したが、使っていくうちに問題が起きたのでWD Blue SN550に交換をしたよって話。
Crucial NVMe SSD P1が出た時は、1TBモデルがかなり破格で、SATAのSSDと比較しても安くて高速と言うことで、これは買うしかないと思い、11,000円くらいで購入しました。
https://readymade-net.com/440/lg-gram-crucial-p1-1tb/
購入直後にベンチマークを取ったり、数日の使用(仕様期間みたいなもんです)ではもちろんのこと、つい最近までは何の問題もなく使えていたのですが、先日問題が起きました。
問題が起こる前はデータの保存先に使っていて、office系のファイルやiTunesの音楽のデータの割合が多かったです。
それまでは連続書き込み、連続読み込みを長時間続けるような使い方はしてませんでした。

P1は連続書き込みに弱い?OSがハングアップしちゃったよ

異変に気付いたのは、ThinkPad E495を買った時に標準搭載のSSDをディスク事丸々ParagonのソフトでまるごとP1にバックアップて、Paragonのアプリがハングアップした時です。
たまたまかと思って再起動してもう一度試すも、同じ症状。
一回シャットダウンした後に起動をしたら、P1がマウントされない。。
データが飛んだかと思いましたが、もう一回再起動をしたら元に戻りました。
この時から10ギガに満たないデータでもデータを連続書き込みすると不安定になるので、気をつけながら使ってました。
その後問題なく使えていましたが、また問題が。15GBくらいの動画データをP1に転送したらまた不安定になり、P1にアクセス不能になるという事件が再発。WIndowsがP1を認識しなくなりました。
NASからWiFi接続でだらだらコピーをしたのがいけないのかもしれませんが、WiFi経由のコピーなら速度的にSATAのSSDの転送速度でも十分なので、高速で不安定なNVMeは本末転倒です。
再起動したら元に戻りましたが、このまま使い続けるのは精神衛生上よくないので、取り外すことにしました。

個体差化もしれませんが、P1は信頼性が低そうです

P1はQLCのフラッシュメモリを採用していてTBWが低く、転送速度も1.7GB/秒と控えめ、OSをインストールするシステムディスクは書き換えの頻度が高いので、QLCのP1は推奨できないというのは理解してましたが、データディスクとして使ってトラブルに巻き込まれるとは思ってませんでした。
個体差なのかかもしれませんが、P1は大事なデータを保存するのには適さないです。
白羽の矢が立ったのはWD Blue NVMe SN550の1TB。
このSSDは最新モデルで、1TBで14000円と比較的安価。搭載されているフラッシュメモリはTLC NANDでQLCと比較したら安心感があり、速度も最大リード2400MB/秒、ライト1,950MB/秒。
これまで使っていたP1と比較しても優秀です。
本当はThinkPad E495用に買っておいたのですが、やむなくメインのノートPCに移植です。
交換後に20GB程度転送をしたりして、負荷を与えてみましたが、問題なし。
このままWD Blue NVMe SN550をしばらく使ってみようと思います。

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