タモリ倶楽部 タンドリー秋刀魚を超えろ!日本食材タンドリー化計画 (2018/10/5)

タモリ倶楽部 2018年

タンドリー秋刀魚を超えろ! 日本食材タンドリー化計画

今インド料理店でタンドリー秋刀魚が人気。タンドール窯があらゆる物を美味しくするらしい。
ゲストの六角精児、光浦靖子、クローバーらがインド・ネパール料理店へ訪問し、日本食材とタンドール窯の組み合わせに挑戦!
厚揚げ、レンコン、魚肉ソーセージ、ゴーヤなど…。タモリも渾身の料理に挑戦!果たしてナンバーワンは?
◆出演者:タモリ
◆ゲスト:六角精児、光浦靖子、グローバー(Jackson vibe/SKA SKA CLUB)
◆ソラミミスト:安齋肇
<2018/10/6 0:20 テレビ朝日>

日本食材タンドリー化計画

タモリ:毎度おなじみ 流浪の番組『タモリ倶楽部』でございます。
タモリ:もう でも 暑いといっても暦の上では秋ですからね。秋といえばやっぱり 秋刀魚でしょう。大根下ろしにカボスをパッとかけてね。それだけで十分ですよ。日本の味ですよね。
光浦:いやあ… 秋刀魚っつたらやっぱり あれですよね。あれで焼いて食べたいですよね。
六角:ああ そうですね。やっぱり 外パリパリの 中ジュワーッという感じでね。
タモリ:七輪ね。
光浦:えっ なんて?
タモリ:七輪。
光浦:わっ 古い!
タモリ:古い!?
六角:今 もう 七輪じゃなくて…流行ってるの 全然違う焼き方が。
光浦:全然ですよ 今は。
グローバー:全然違うんです。そうなんです。
光浦:なんだ?
タモリ:なんで? 何が違うの?
グローバー:ヒントは この 登場した私。この風貌。そして 僕の父親は インド人でありますよ。
タモリ:ええ~っ!知らなかった。お父さん インド人なの?
グローバー:いやいや 待ってください。この先があるんですよ。
タモリ:あっ そうなの?
グローバー:そうなんですけど あのインダス文明が生み出した名器 タンドール窯で秋刀魚を焼くんです。
タモリ:へえ…タンドール窯で秋刀魚を焼くの?
グローバー:あんまり驚いてないですよねタモリさん。親父がインド人の方が驚いてるじゃないですか。
タモリ:そっちの方が驚いた。
グローバー:いやいやいや…。
〈近年急増するインド・ネパール料理店 その中で 密かにブームになりつつあるのが〉〈タンドリー秋刀魚〉
〈日本の秋の味覚の代表秋刀魚を タンドリーチキンでおなじみの あのタンドール窯で焼いてしまったという 斬新かつボーダーレスな料理なのです〉
〈さらに 今回はネクスト秋刀魚を狙って 都内有名インド・ネパール料理店から タンドリー化したらきっと美味しいかもしれない 日本食材のアイデアが続々エントリー〉
〈今夜 常識を打ち破る画期的なタンドリー和食に きっと出会う事ができます〉
〈舞台は タンドリー秋刀魚をメニューに出す ネパール・インド料理のサンサール新宿店〉
〈ジャッジにカレー好きと 料理上手という 六角 光浦が参加します〉
グローバー:そもそも 六角さん 光浦さんはタンドール秋刀魚 ご存じでした?
タモリ:そうそうそう。 知らないでしょ?
光浦:正直…。正直 知らなかったです。
六角:俺も知らないです。タンドリーチキンしかタンドリー… タンドールっていうのは知らないですもん。大体 ここに僕 呼ばれてるんですけど… カレー好きという事で呼ばれてるらしいんですけど 僕 そんな 詳しくないんですよ。
一同:笑い
グローバー:やめてくださいよ。
六角:実は 街のスタンドカレーとかを好んで食べるぐらいで カレー好きっていう事で 割とそういう仕事が来るんですけど 正直 困ってるっていう…。
一同:笑い
光浦:私も言っていいですか? 私 すごい 料理好きってなってますけど そんな別に好きじゃないんですよ。
グローバー:あれ?
光浦:で あの… なんか 違う。料理するんですかってもう 「はい」っつって…。上手なんですかっつっていちいち 「いえいえ」って言うと トークがまどろっこしくなるもんで 「はい」っつったら料理上手っていうキャラクター…。
グローバー:ちょっと じゃあ…僕も いいですか? 親父 インド人ですけど生まれも育ちも日本なんで…。
一同:笑い
グローバー:インド 大して詳しくない…。
光浦: 今日はやばい! 今日 やばい!
六角:何者でもない人たちが集まってるじゃないですか これ。
〈という事で 何者でもない3人とお届けしますが ここから本題〉
〈こちらのお店では4~5年前から出されたという タンドリー秋刀魚について店主のウルミラさんに聞きます〉
グローバー:きっかけは覚えてますか? どうして作ろうと思ったみたいな…。
ウルミラさん:秋刀魚の時期に 秋刀魚 秋刀魚テレビでやってるでしょ? そうしたら 常連さんがいらして…なんか いつも 変わったもの食べたいとかいう気持ちでいらっしゃるから その方たちのために作ったんです。
タモリ:タンドリー秋刀魚を…。
グローバー:秋刀魚…そもそも 食べた事は…?
ウルミラさん:ないです。
六角:あっ ないんですか。
光浦:ネパールの方は魚 食べないんですか?
タモリ:川魚…。
ウルミラさん:川魚とか…。
〈故郷 ネパールでは 川魚しか食べた事のないウルミラさん〉
〈日本に来て 初めて秋刀魚を知ったそうです〉
グローバー:ネパールとインドって北部で接してますんで タンドール窯もインド北部が発祥で…。ですから まあお料理 近いですよね?
ウルミラさん:そうです。
グローバー:北インドとネパールは。
光浦: 北インドとネパールが近い…。
〈実は川魚をメインに食べるのは 隣国インドも同じだそう〉
〈従って 完全に日本生まれだと推測されるタンドリー秋刀魚とは 一体 どんなものなのか?〉
〈まずは…〉
グローバー:あっ きました。
タモリ:やっぱ 漬け込んである。
光浦:ああ~!おおっ めっちゃいい!
グローバー:赤いですよねやっぱり タンドリーって…。
六角:これ 成分っていうか…どんなもの…。
光浦:成分…。
六角:あっ… すいません。なんか 鑑識みたいになっちゃってました。
〈塗っているのは タンドリーチキンでおなじみの赤いソース〉
〈ヨーグルトに塩 コショウと数種のスパイスを混ぜ合わせた 意外と家庭でもマネできそうなもの〉
グローバー:職人の技ですよ。
光浦:並み縫いだ!
〈30分ほどソースに漬けた真っ赤な秋刀魚を シークと呼ばれる串に あたかもイワナのようにクネクネと刺したら そのままタンドール窯で焼いていきます〉
光浦:わあ~ 厨房だ。
タモリ:うわっ すごいね。 暑いな これ。
光浦:邪魔します。あっ ホントだ 暑いよ!
グローバー:ズズンッ! こちらに…。
タモリ:ああ こっちにあるわけですね。
グローバー:はい 来ました。
光浦:あっ ここに…。
グローバー:タンドール窯オープンしたいと思います。
六角:どんなもんなんですかね?
グローバー:オープン!
ウルミラさん:炭です。
グローバー:出ました!
タモリ:あっ 炭ですね。
ウルミラさん:炭です。
タモリ:ホントは炭だ… 向こうでも。
ウルミラさん:そうです はい。
グローバー:本格的ですよね。
六角:あっ こうなってるんだ。
ウルミラさん:ここで ナン こうやって…。
〈タンドール窯の内部はこのようになっており 高温になる ヘリ部分に 貼りつけるようにして焼くのが おなじみのナンです〉
グローバー:じゃあ 早速 いきましょう。お願いします ウルミラさん。
六角:ああ そうやって…。
グローバー:あっ 入りました。
タモリ:立てかけるんだ。
グローバー:もう温度350~400度ぐらいまで なります。
ウルミラさん:ここで 脂 全部 下に落ちちゃってヘルシーですね。
グローバー:余分な脂が落ちてそれで いぶされて また香りも いい香りになって…。
タモリ:半ば薫製っぽくもなるわけですよね。
〈さらに 直火でなく 窯全体が熱くなる事による輻射熱で焼き上げるので 食材全体がムラなく焼けるという効果があるのです〉
〈焼く事 7分 〈これが 今 日本のインド・ネパール料理店でブレーク寸前のタンドリー秋刀魚〉
光浦:美味しそう。
六角:全然違う香り。
グローバー:どんな味わいなのか。日本の秋の味覚とインド・ネパールとの合体。皆さん お召し上がりください!
光浦:いや これ 日本人 好きそうよ。
光浦:においは。
六角:これね。
光浦:これ 絶対皮ごといった方が…。
六角:いいですよね。
グローバー:タモリさん いきました。大きく パクッといって頂きました。
タモリ:うまいですね。
一同:笑い
グローバー:きました。
光浦:どう うまいですか?
タモリ:そんなにタンドリーの味は濃くない。
六角:これ 普通の秋刀魚じゃないか?
一同:笑い
光浦:美味しく焼けた秋刀魚です。
グローバー:そうですか?
ウルミラさん:秋刀魚は秋刀魚の味 残して…。
光浦:ちょっと薄味にしてあるんですねタンドリーを。なんか 多分 魚の嫌なにおいも一緒に落ちるのかね?
タモリ:落ちるんだ。
光浦:すごい ほっこり 美味しい。
タモリ:ちょっと いぶされてるから生臭さも なくなるんだね。
光浦:あっ だからですか。
グローバー:フワッと鼻から タンドリーのこのスパイスが来て。
六角:自分 正直な話普通に焼くじゃないですか。生臭さがちょっと残ってるじゃないですか。あれが実は 少し嫌だったんですけど 全くない。だから これは もう 僕にとっては発見ですよ これ。
一同:笑い
ウルミラさん:きました。
六角:一番美味しいと思った今 秋刀魚が これで。
〈予想を上回る高評価のタンドリー秋刀魚〉
〈では ここからは 都内料理店がプッシュするアイデアで 日本食材のタンドリー化の可能性に挑戦します〉

日本食材タンドリー化計画 厚あげ

グローバー:さあ どんなアイデア来るんでしょうか?まず こちら。 神田の名店アロマズ・オブ・インディアの アミットさんが タンドリー化を猛プッシュするこの日本の食材!
タモリ:厚あげね。
グローバー:厚あげです。
光浦:ああ なるほど。
タモリ:いいじゃないですかね。
グローバー:理由 出てます。 インドのパニールというのがあるんですけど これ 牛乳で作ったものありまして アミットさん的には これはその植物版じゃないかなと。
〈加えて 豆腐を揚げた厚あげは 周りもハードで焼きやすいのではと予想〉

日本食材タンドリー化計画 レンコン

グローバー:アイデア もう1個 来てます。こちら。 ジャン! レンコン。
光浦:あらっ! ちょっと面白そう。
六角:いいね。
ウルミラさん:インドにも まず レンコンがある。あまり タンドールでは焼かないんだけども 日本にからしレンコン辛いレンコンの料理があるから 恐らく合うのではないかと。
タモリ:多分 レンコンはね 高温にするとすごいうまいと思うよ。
グローバー:食感とか。
タモリ:うん。
グローバー:これウルミラさん いかがですか?
ウルミラさん:やった事ないですね。いいんじゃないですか。
〈厚あげとレンコンがタンドリーとの初融合〉
〈果たして その焼き上がりは?〉
グローバー:さあどんな料理になるんでしょうか? タンドール厚あげタンドールレンコンの登場です!
(拍手)
光浦:あっ 来た来た来た! あっ 赤い。
グローバー:あっ これ 見た目 完璧にタンドリーですよ。
タモリ:すごいね。
光浦:タンドリー タンドリー。
グローバー:すごいタンドリー感。
タモリ:タンドリーっていうか 赤レンガだよね これ。
一同:笑い
〈まずは 赤レンガ…ではなく 厚あげ〉
グローバー:タモリさんもガブッといって頂きました。
光浦:いただきまーす。
タモリ:まあ 美味しいですね これ。
六角:うまい。
タモリ:味は濃いです。秋刀魚よりも相当濃いです。
グローバー:濃い?
光浦:濃い味付けです。
グローバー:濃い味付け。
タモリ:レンコン…。
〈タモリは一足早く レンコンへ〉
タモリ:レンコン うまい!
グローバー:結構… 結構 タモリさん ハマってますねタンドリー化計画。
タモリ:これね やっぱりレンコンは 高温で…。
光浦:えっ レンコンいっちゃいました?
タモリ:うん。
タモリ:レンコンは 高温でやるとねすごいよ 歯触りが。
六角:レンコンの酸味がすごくいい形に カレーの風味とマッチしてる。
タモリ:うん。
タモリ:歯応えが…。
グローバー:うまっ!
(スタッフの笑い)
グローバー:めちゃくちゃうまいじゃないですか!よく 今 静かに食べてましたね。
光浦:味わってるの。
グローバー:相当 美味しい!
光浦:正直 厚あげはね想像の範疇の味なの。
グローバー:レンコンの方がビックリ ビックリ。

日本食材タンドリー化計画 ハンペン

〈思いのほか大好評の このレンコン超えなるか?〉
〈続いて目黒のアヒリヤ ゴパールさんの提案〉
グローバー:まず こちら。ジャーン!
タモリ:はんぺん。
光浦:これは 美味しいと思う。
グローバー:これは ありそうですか?
光浦:うん。
〈まずは 味が染み込みやすそうな日本食材 はんぺんをチョイス〉
グローバー:もう一個 こちら。
タモリ:ゴーヤね。
光浦:えーっ ゴーヤ…。
グローバー:インドにもあるというゴーヤ。なので この苦味ソースに合うのではないか? ゴーヤのカレーもあるしという事なんですよね。
〈窯で焼き上げる事 5分〉〈赤い三角形タンドリーはんぺん〉
光浦:いただきまーす。
グローバー:ねえ じゃあ 私も…。
光浦:あっ 全然あります。美味しい! うん。
グローバー:はんぺんあり?
光浦:なんか ついてそう カレーのそばにちょっとしたおつまみで… うん。もう商品化ありです。
六角:いや 美味しいですけど やっぱりさっきの歯触りに比べたら やっぱりああ こんなもんかなっていう…。
〈続いてどんな味わいになるのか?〉

日本食材タンドリー化計画 ゴーヤ

グローバー:ゴーヤ。
光浦:赤い… 赤いし…。
タモリ:ゴーヤはね 苦味が増す。
(スタッフの笑い)
グローバー:あれ…? 苦味を抑えないんですか?タンドリーは。
六角:ものすげえ苦い。
(スタッフの笑い)
グローバー:光浦さん。
光浦:こういう味の睡眠導入剤がある。飲んだあと…。

日本食材タンドリー化計画 魚肉ソーセージ

〈気を取り直して 渋谷のサティーアビカールさんのアイデア〉
グローバー:タンドリー化 日本食材。こちら ダーン! 魚肉ソーセージ。
タモリ:ああ うまいよ。
これは 美味しいんじゃない…?
タモリ:魚だし。
グローバー:そうなんです。もう一つ。 ババン! きりたんぽ!
光浦:きりたんぽ…? ご飯… ご飯にタンドリー…。
グローバー:この方は 小学校の5年生から日本にいらっしゃるので ライスとカレーが合うってのはよくご存じなんですよね。ですからきりたんぽ 思いついたんです。
光浦:でも ちょっと興味あるわ。美味しいかも。
六角:手持ちで食べられるカレーみたいな感じでね…。

日本食材タンドリー化計画 きりたんぽ

〈シーク(串)にご飯を直接まとわせて焼くという本邦初の試みの末 誕生した タンドリーきりたんぽ〉
〈タンドリー魚ソと共に試食〉
グローバー:魚肉ソーセージこれは食べやすそうだ。
光浦:きりたんぽ。
グローバー:中は しっかりお米の白が残ってますね。
タモリ:まず 魚肉ソーセージは うまいですよ。
グローバー:うまい。
タモリ:うん。 合います。
六角:この魚肉っていうのはもう これ 完璧な製品ですからね。しっかりとした味があるじゃないですか 彼の。そこに やっぱり タンドリーがなんとかつけ込もうとしてるけど やっぱり無理だっていう感じが…。
一同:笑い
タモリ:ただ きりたんぽは これ どうなのかなという…。
光浦:美味しいは美味しいんですけど ちょっとひと味足りない気がする。
六角:ぼんやりしてますね 味が。
グローバー:ぼんやり…。
タモリ:きりたんぽのイメージがあるから 鍋に入ったね。
光浦:あと 私たち もうタンドリーバージンじゃないので 結構 もう口がタンドリーしちゃって タンドリーに贅沢になってきてるところは あるんですよ。
グローバー:ウルミラさんも 今 召し上がりました。いかがですか?
ウルミラさん:私は一番焦げたところ食べたから 焼きおにぎりみたいな感じ。
タモリ:ああ 焦げたとこはいいですね。
タモリ:やっぱ もうちょっと焦げた方がうまい。

日本食材タンドリー化計画 まんじゅう

〈ここまで6種類の日本食材をタンドリー化〉
〈しかしタンドリーバージンでなくなった 出演者の評価も やや停滞気味〉
〈そこで 六角 光浦のアイデアもお店に焼いてもらいました〉
タモリ:ええっ!?
グローバー:あれっ?
タモリ:何?
グローバー:なんですか? うわ すごい見た目ですね。
光浦:ダメだ これ。 見た目が…。
タモリ:何? これ。 ミカン?
六角:これね まんじゅうです。
タモリ・グローバー:まんじゅう!?
六角:はい。 だから 中を…甘くて 外をタンドリー化して 味わいをみたらどうなるだろうか。
グローバー: 甘味とスパイスが融合する。
タモリ:まんじゅう?
六角:まんじゅうです。
グローバー:いや すごいな~…。
光浦:うわー!
六角:こんなに あんこがぎっしり入ってるとは思わない…。
タモリ:こんなまんじゅう ある?
タモリ:これ ほとんど… ほとんどあんこ…。
〈六角 あんこ超ぎっしりのまんじゅうを タンドリー化〉

日本食材タンドリー化計画 たくあん

〈一方 光浦が選んだ日本食材は…〉
光浦:たくあんタンドリーです。
タモリ:あっ たくあん。
光浦:タンドリーたくあんです。
グローバー:これは どうして これ やってみようと思われた…。
光浦:いや だって スモーク化するじゃないですかタンドリー。だから いぶりがっこですよ。
六角:いぶりがっこか。
光浦:いぶりがっこのタンドリーバージョンだったら 外れなしと。
グローバー:なるほど!
タモリ:たくあんの方から ちょっと…。たくあんの方が 当たり率 高そうですよね。 まだ…。
グローバー: あっ いきました タモリさん。あれ? 期待値高かったですけど。
ウルミラさん:アハハハハハ…。
タモリ:なんか… 本堂の味がする。
一同:笑い
光浦:アハハハハハハ…本堂の味。
六角:タンドリー感あんま なくないですか?
タモリ:ない。
光浦:たくあんが強いもんね。婆さんのタンスを開けた感じ。
一同:笑い
〈たくあんの持つ強い風味が 全く タンドリーソースと 相いれないという 残念な結果に〉
グローバー:ちょっと じゃあ お口直しに まんじゅう いきましょう。
六角:タンドリーまんじゅう いきましょう。
グローバー:日本の秋 タンドリーまんじゅう。
タモリ:これは 結構 タンドリー感はある。
六角:あっ ホントだ。
グローバー:高評価ですか? これは。
タモリ:いや かといって高評価ではない。
一同:笑い
タモリ:甘いものには 合わないんじゃないかな…。
六角:ちょっとしたタンドリー感を甘さというブルドーザーが ブワッと片付けていった感じがするんですよね。
グローバー:ウルミラさんどうですか?
ウルミラさん:美味しくないです。
一同:笑い
グローバー:出ました 正直な方です。
タモリ:この2つの組み合わせが 最悪だよね。
一同:笑い

日本食材タンドリー化計画 ラムチョップ

〈六角 光浦のアイデアが あえなく撃沈したところで タモリも タンドリー化にトライ〉
グローバー:何を焼くんですか? これは。
タモリ:これはラムなんだけどね。
光浦:ラム。
〈タモリがセレクトしたのは 骨付きのラム〉
タモリ:えー… あえて このソースを使わない。
グローバー:えっ?
光浦:えっ? えっ!?
グローバー:こんなに準備してくださったのに?
六角:どけた いきなり。
光浦:ちょっと~!
それタモリ: やっちゃダメでしょうよ。
グローバー:タモさん…。
タモリ:いや あの炉の優秀さを 俺は見たい。
〈ソースと 合う 合わないではなく タンドール窯が どれくらい 美味しく焼けるか 確かめたいと 謎のこだわりを持つタモリ〉
〈ラムに塩コショウをしたら…〉
タモリ:少し 下味に このタンドリーを。
光浦:タンドリーを使う?
タモリ:少し使いますよ。
グローバー:よかった よかった。
(拍手)
グローバー:ああ ホッとしましたね。そうじゃないと今までの なんだったんだっていう事に…。
タモリ:かすかに。
六角:根底から覆されましたからね。
グローバー:ホントですよ。
〈両面に 申し訳程度の タンドリーソースを塗ると 卵と小麦粉を合わせて 衣を作っていきます〉
光浦:じゃあ 私ね…。お料理のアシスタントになるのが夢だったんです。
一同:笑い
光浦:金子信雄さんの横にいる 東ちづるさんの あれに憧れてたんですよ。「ねっ 先生」なんて言いながら ササッと手際よく…。
タモリ:これはな あれだよ…。
光浦:先生 もう また…飲んでるんですか? もう。
タモリ:大体でいいんだよ。
一同:笑い
タモリ:違うって。 こんなものは 丁寧にやる必要はないんだ。
光浦:見てる方は 一応 ちゃんと付けてくださいね。
タモリ:付けなくていいよ。
〈パン粉をまとわせたラムに オリーブオイルを たっぷり回しかけます〉
六角:結構すごいですね。
光浦:でも 窯で焼けば こう…。そうか 揚げたみたいに…。
タモリ:なるんじゃないかと思う。
六角:なるほど!
光浦:パリパリにね。
〈カリッと焼きたいという タモリ発案の タンドリーラムチョップ〉
一同:おお~!
光浦:焼きましょう 焼きましょう。
タモリ:これで ちょっと焼いて頂きたい。
〈焼く事 10分 その仕上がりや いかに?〉
グローバー:タモリさんの タンドリーラムチョップ 登場!
タモリ:おお~。
光浦:やった~!
グローバー:おお~!
タモリ:おお!
グローバー:美味しそう!
タモリ:想像より いい出来上がり。
一同:笑い

空耳アワー

タモリ:誰が言ったか知らないが 言われてみれば 確かに聞こえる 空耳アワーのお時間が やって参りました。お相手は こちらのお方です。
安齋:はっ よろしくお願いします。
タモリ:お願いします。
安齋:はあ… なんか すごい また メジャーなところが来ています。
タモリ:えっ どこですか?
安齋:ウィル・アイ・アム feat.ミック・ジャガー&ジェニファー・ロペス。 『ザ・ハーデスト・エヴァー』 という…。
♪~
一同:笑い
安齋:「強引に」。
タモリ:「WATCH OUT NOW」。まあ 「GOING IN」っていうのは ちゃんと言ってるけどね。
安齋:やっぱ ミックも そう… そうはね 引っかかんないですね。
タモリ:そうは引っかかんない。 「GOING IN」って言ってる…。
タモリ:これ 差し上げましょう。
安齋:ああ いいですね。
タモリ:次 いきましょう。
安齋:はい ファルコです。 ファルコの『アメリカよ』という…。
♪~
一同:笑い
安齋:すげえ…!
タモリ:これ ドイツ語でしょうね。「SAG’S EUCH LIEBER GLEICH」。「SAG’S EUCH」 「即席」 「LIEBER GLEICH」 「輪投げ」。
タモリ:「ZEIGT’S MIR DEN」 「つまらねぇ」 もう一回 見てみよう。
♪~
一同:笑い
安齋:「即席輪投げさ」。
タモリ:「即席輪投げ つまんねぇ」。結構 今日は面白かったね。
タモリ:皆様方も どんどん探して 送ってください。宛先は こちらです。 お待ち申し上げております。

日本食材タンドリー化計画 続き

〈日本食材タンドリー化計画。 締めは… タモリの タンドリーラムチョップ〉
グローバー:さあ これは ホントに タンドール窯の真価が問われる…。でも 中まで…うわあ 美味しそう!
光浦:とりあえず…。
タモリ:おお とりあえず…。
グローバー:さすがだな 光浦さん。
光浦:はい はい。あっ シャリッ コリッつったよ。
グローバー:いい音がしましたよ今 食べる音が。 タモリさん。
タモリ:うまい。
グローバー:おっ!
タモリ:衣が美味しい。
光浦:うん パン粉が美味しい。パリパリして。
グローバー:ちょっと これ 嬉しい。
六角:やわらかい。
グローバー:おっ 六角さんも顔がパッと明るくなりましたね。あの泥みたいな顔だったのが…。まんじゅうの時。
グローバー:まんじゅうの時。
タモリ:タンドリーの加減も ちょうどいい。
光浦:うん ちょうどいいです。
六角:肉の味がすごく しっかりするしね。
タモリ:これ ここんとこ もらおう。
一同:笑い

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