タモリ倶楽部 空耳アワード2018(前編) (2018/11/9)

タモリ倶楽部 2018年

空耳アワード2018(前編)

宮沢りえ/浦沢直樹/HISASHI(GLAY)/マーティ・フリードマンを審査員に迎え、この1年間に発表された空耳全169作品の中から栄えあるグランプリを決めるアワードがついに開幕!
宮沢りえをテーマにした特別空耳やHISASHI投稿の空耳作品とは?
◆出演者:タモリ
◆ゲスト:宮沢りえ、浦沢直樹、HISASHI(GLAY)、マーティ・フリードマン
◆ソラミミスト:安齋肇
<2018/11/10 0:20 テレビ朝日>
タモリ:毎度おなじみ 流浪の番組 『タモリ倶楽部』でございますが 今日は ちゃんとしたスタジオに来てる… という事は ひょっとすると 年に一度の あれでしょうかね?
安斎:はい… そうです。こちらですよ。こちら こちら!
タモリ:ああ やっぱりね。
安斎:今回は気合入ってるらしくてですね この方にいらっしゃって頂いてるんで。どうぞ こちらへ。
宮沢りえ:は~い。
タモリ:あっ ママ。
宮沢りえ:どうも…。
安斎:「ママ」…。
宮沢りえ:やっと。お父さん。やっと来れました。
タモリ:バラエティーには 絶対 出ないですからね。
宮沢りえ:そうなんですよ。
タモリ:そうなんですよ。ようやく来てくださいました。
安斎:ちなみに 空耳アワーってご覧になった事って…?
宮沢りえ:私 あんまり 普段テレビ 見ないんですよ。でも つけると必ず やってるんですよ。
(一同 笑い)
宮沢りえ:ホントに!なんか引き合ってる感じがしますよ。
タモリ:結構 下ネタが多いですけど 大丈夫ですか?
宮沢りえ:嫌いじゃないです…。
(一同 笑い)
〈ここ一年の間に発表された空耳 全169作品の中から 栄えあるグランプリを決定致します〉
〈審査員は 宮沢りえに加え… モンスターバンド GLAYの ギターヒーロー HISASHI、昨年のアワードに続き 参戦 ロック大好きな 漫画家 浦沢直樹、さらに 世界を股にかける スーパーギタリスト マーティ・フリードマンを迎え… まさかの 特別企画も 満載で お送りします では 「空耳アワード2018」 開幕です〉
安斎:はい。浦沢直樹さん 空耳アワード…。
浦沢:また呼んで頂いてありがとうございます。
安斎:1回目 なんかありました?反響とか。
浦沢:あったんですよ。 仕事でねパリの… おフランスの パリの方に ちょっと行って…。
安斎:パリ!?
浦沢:日本料理店入ったんですよ。そこのフロア長みたいなちょっと 矍鑠とした 偉い感じの方が声をかけてきたんで あっ… 漫画 見てますみたいな話かなと思ったら 「空耳 拝見しました」って…。
(一同 笑い)
タモリ:えっ… フランスで?
浦沢:フランスで。
安斎:そして あのGLAYのHISASHIさん やっと 本業の…。
HISASHI:そうですねえ DeAGOSTINI、スープバーと。
安斎:スープバーと…。
タモリ:スープバー。
HISASHI:ちょっと 姑息に準レギュラー狙ってます。よろしくお願いします。
安斎:そして 今回 見事 グランプリを獲得した方には こちら!
〈今回の商品は 「空耳道」という 少々大げさな文字が刻まれた 特製 空耳道着〉
浦沢:ここで結ぶ道着 珍しいですよね。
(一同 笑い)
タモリ:寝間着だよね。
宮沢りえ:作務衣じゃないですか。
〈では 早速 エントリー作品〉

空耳アワード 2018 ポップス部門






HISASHI:えっ… すごい。
安斎:「どうもありがとうなのだ」。
浦沢:フェードアウトしましたもんね。
宮沢りえ:ああ おかしい…。
タモリ:ちゃんと お礼を言うのも 恥ずかしい っていうのも出てるんだよね。
タモリ:だから ちょっと おちゃらけて 「なのだ」と言ってるっていう。
HISASHI:昭和な感じがしますよね「なのだ」っていう。
マーティ:それも 日本語でしか聞こえないんですよ 僕でも 最後の方。
タモリ:ああ そう。
マーティ:黒人の英語と白人の英語の音が違うんですね。音色も違うんですね。
宮沢りえ:ああ…。
マーティ:黒人の英語の方がリラックスしてる。「NOBODY CAN DO NOTHING ABOUT IT」。白人だったら 「NOBODY CAN DO NOTHING ABOUT IT」みたいな すごいクリアに聞こえるんですよ。
HISASHI:シーカーズ…。下品ですね これ。
(スタッフの笑い)
HISASHI:もう これぞっていう感じですね。
安斎:宮沢さん いかがですか?
宮沢りえ:「腰より下 中くらい」って随分 アバウトな測り方…。
タモリ:あれは でも 何を測ってんだろうね?
宮沢りえ:そうなんですよね。
タモリ:正確な数値じゃないじゃん。 LとかMで… なんなの?
安斎:中くらい… 厳密にすると傷つくからじゃないですかね?

空耳アワード 2018 ハードロック・メタル部門





浦沢:韻を踏んでるんだ。
安斎:ホントですね。
宮沢りえ:長くなってくると 途中苦しいなって思いながらも まだ続く感じが好きなんですよね。あの…苦しいかなって思いながら でも頑張ってる…! っていうこの 苦し紛れみたいな。
タモリ:確かに…。 確かに 「朝練だ」ぐらいから ちょっと苦しいよね。
宮沢りえ:そうですね。
タモリ:かなり苦しい。
宮沢りえ:そうですね。
HISASHI:3番目のスレイヤーなんですけども 多分 真ん中の人が「ナゲット割って父ちゃん」の…。人だったので 内容が全然 入ってこなかったです。※「ナゲット割って父ちゃん」は2016年グランプリ
タモリ:そう 「ナゲット割って父ちゃん」。
HISASHI:そうですよね?
安斎:さすがだ。
安斎:スウィート・キャンディーって あんなふうに歌わなきゃいけないんですか?
マーティ:彼も なんか イギリス出身で イギリス人は 意外と堅苦しい英語じゃないですか。だから 歌ってる時に ちょっとリラックスしてるじゃないですか。だから 「キャンディー」じゃなくて「カンディー」 「コンデ」 「コンデ」になっちゃうんですよ。
浦沢:ホースで これやった事あります?
安斎:あります あります。
浦沢:あれ 来た時ショックですよね。
安斎:すごいショックです。
宮沢りえ:あれ 3回に1回ぐらい飲んじゃいません?
浦沢:あれ あの よき…。
タモリ:やった事あるの?
宮沢りえ:あります あります。
安斎:えっ GLAYの人もやってるんですか?
HISASHI:僕だけやった事ないんですよそれが。なんでやってこなかったんだろう俺…。

空耳アワード 2018  特別企画 宮沢りえ編

安斎:ゲストの宮沢りえさんをおもてなしするべく 特別企画をご用意しました。
安斎:常連のソラミミストの方たちがですね 宮沢さんをテーマにした空耳作品を見つけてくれました。

安斎:アハハハ…!
浦沢:言ってる 言ってる。
タモリ:「宮沢りえ」…。
浦沢:言ってますね。 すごいな。
宮沢りえ:床の間に写真を飾ってもらえてなんか 嬉しいですね。
(一同 笑い)
宮沢りえ:「宮沢りえ」って言ってましたね。
安斎:ブリトニーが言ってましたね。
宮沢りえ:ブリトニーが。
HISASHI:さすが常連さんですね。
浦沢:見つけろって言うと見つけちゃうんですね。
HISASHI:いや それ すごい…才能なんだろうな。
安斎:投稿情報が来てますので。なんとですね ネタ自体は最近 見つけていたんですって。ただ 有名人のネタなので送っても どうせ 空耳じゃ流せないだろう無理だろうという事で 自分から お蔵入りをしていた。自粛 覆してやりましたんでこっちが気持ちいいです。
安斎:では 宮沢さん賞品の決定をお願いします。
宮沢りえ:どうしますか?
タモリ:ああ どうぞ どうぞ…。
宮沢りえ:やっぱり ちょっと でも自分の名前が出てくると 特別感でえこひいきしたくなっちゃう…。
タモリ:ああ いいですよ。
宮沢りえ:ところがありますけど…。
タモリ:いいですよ いいですよ。
宮沢りえ:本当ですか? まあ… とは言っても手ぬぐいぐらいで。
(一同 笑い)
タモリ:意外と厳しいね。
〈もう1作品 あります〉

浦沢:おお~! すげえ!これは すごいや。
HISASHI:「WE ARE THE WARRIORS」。
宮沢りえ:すごい!
タモリ:「WARRIORS」… えっ?
安斎:これは すごいですよ。
宮沢りえ:また同じシチュエーションなんだと思って まず そこにビックリしたんですけど あの 写真も大きくなって…。色々 凝ってくださってるんだなっていう喜びと。でも こっちの方がはっきり「宮沢りえ」って聞こえましたね。優しい感じで聞こえました。
マーティ:皆さん これの方が聞こえてる気がしますけど 僕は もう ブリトニーの方がよっぽど聞こえたんですけど。
宮沢りえ:ホントに?
マーティ:ホント。これ 英語しか聞こえなかったんですよ 僕は。なぜか…。やっぱり アメリカ人だよね。
(一同 笑い)
安斎:よかったですね。これ 大塚君は すごいですよ。このネタを探すためだけに聞いたらしいんです。なんと 50曲以上 聞いていって まずは 歌詞の方からめぼしをつけたっていう事です。
宮沢りえ:うわ~! すごいね。才能ありますね。
(一同 笑い)
タモリ:才能っていうか…。
宮沢りえ:これですね。
HISASHI:スッといきましたね。
宮沢りえ:もう… もう これは。
安斎:やった!Tシャツ いきましたね。
宮沢りえ:50曲の苦労を…。

空耳アワード 2018 特別企画 HISASHI投稿作品

安斎:なんとですね 今日はですねHISASHIさんが 空耳作品を投稿して…。
HISASHI:手前味噌ですが 自前の曲…GLAYの曲の中に 英語のフレーズがあって メンバーでコーラスするんですけど ファンの方が どう聞いてもそう聞こえるって言うので…。
浦沢:ギター横で弾きながら ずっとそう歌ってるんだろうなって 思ってたわけじゃないのね?
HISASHI:じゃないんですけど これ聞いてから そういうふうに歌うようにしました。

(一同 笑い)
安斎:これ これ…。
浦沢:これ 「どすこいカレー」にしか聞こえませんでしたよね。
タモリ:「どすこいカレー」にしか 聞こえない…。
HISASHI:大丈夫かな? うちのボーカル。
宮沢りえ:「どすこいカレー」…。
タモリ:「GOD’S BREAKAWAY」。
HISASHI:ちょっと 滑舌の方がですね…。
タモリ:「GOD’S BREAKAWAY」。 もう1回 聞いてみようか もう1回。聞こえるよ 「どすこいカレー」にね。
♪~
(一同 笑い)
宮沢りえ:聞けば聞くほど「どすこい」にしか 聞こえてこなくなるっていうのが…。
マーティ:「GOD’S」の頭の「G」とか発音してない気がしますね。
HISASHI:なんか レコーディングの魔法があったんでしょうね。
マーティ:魔法ですね。 素晴らしい。
タモリ:でも 最近は「どすこいカレー」って 歌ってるんでしょ?
HISASHI:はい 歌ってます。そっちの方がねかっこいいんですよ なんか。
安斎:これ 絶対にライブでやったら みんな 「どすこい」やりますよね。
タモリ:みんな こうやって…。
浦沢:みんな これですよね。
安斎:アリーナ全員動いてきますよ 前に。
(一同 笑い)
安斎:タモリさん。
タモリ:「どすこいカレー」は…。
安斎:「どすこいカレー」。ジャンパーもありますよ。
タモリ:でも こんなもん(耳かき)。 こんなもんでしょ。

空耳アワード 2018 スーパースター部門






HISASHI:この長尺を さすが…。やっぱり 顔もありますよねあの人の。また見たいっていう「フッ」っていうやつが…。これ 素晴らしいですね。
マーティ:「じゃ せーので」ってホントに ぴったりでした。今 見たら「AND SAYING NOTHING」って 「じゃ せーの」と全然違うんですよ。
HISASHI:「じゃ」の要素がないですもんね。
タモリ:「AND」… 「じゃ」がないもんね。「あっ!」っていうのがいいよね。 「あっ!」って…。
宮沢りえ:「あっ!」が重いんですよね あれ。先に行っちゃう…「あっ!」って言っちゃう。…ので終わるのがね。
安斎:「禿の乱」は どうですか?
タモリ:ハゲだけで乱を起こす って事かな?
タモリ:ある?
宮沢りえ:何に怒ったんですかね?
タモリ:すごい… やっぱり パワハラされたんだろうね。ハゲとか…。 ハゲが乱を起こす…。

踊れる空耳 空耳アワード 2018 ソウル&ヒップホップ部門





浦沢:すごいね。
安斎:いやあ すげえな~。
宮沢りえ:私 よく 伊勢 志摩の方に行ったりするんですけど なので 「津…」。いつも止まる度に駅の名前を言うじゃないですか それが 「津 津」って言うので いつも ちょっと心の中で笑ってるのが やっぱ リズムに乗るとパワーアップしますね。
HISASHI:そう僕らも コンサートで 津へ行った事 あるんですけどかっこつかないんですよね 会場名が。
浦沢:お客さん 煽る時にね。
HISASHI:そうなんですよ。大阪! とかじゃなくて…。
浦沢:津~!
HISASHI:津~! しかない…。まさに この気持ちがわかります。
マーティ:「CHIP ON MY SHOULDER」って決まり文句ですよ 向こうでは。なんか 怒ってる時に 「CHIP ON MY SHOULDER」とかよく言うんですよ。He has a chip on his shoulder.
浦沢:かなり聞こえます。
マーティ:聞こえますね。「チンポ 真っ白だ」。
安斎:嬉しそうだな。
マーティ:言えるんで。「CHIP ON MY SHOULDER」。
タモリ:2カ国語ベラベラだと 楽しさ倍増するよね。
マーティ:倍になりますね。

英語以外の空耳が炸裂 空耳アワード 2018  ワールド部門




浦沢:ひどいね…。
(一同 笑い)
宮沢りえ:あの… 「イクラよ 俺カニ…」は 頑張って長く言ってダメなタイプの方でしたね。これ アウト… アウトでした私の中では。
タモリ:「肛門からの 血ですべって」は ホントに言い方もね いいし。
宮沢りえ:きれいに聞こえましたね。
タモリ:きれいに聞こえた。
HISASHI:あれ 続きですよね?続きもんでしたよね?
浦沢:切れ痔ナオ~ル…。
HISASHI:そうですよね。
浦沢:同じ薬ですよね。
宮沢りえ:「でんぐり返れば 曼荼羅~」はちょっと やっぱり すごく宗教感もあって…。
タモリ:教えられますよね。
宮沢りえ:教えられました。
タモリ:今までの常識に とらわれてたんじゃ 曼荼羅は見えないと。
宮沢りえ:見えない。
タモリ:ひっくり返って… そうすると 曼荼羅が見えてくるんだと。
タモリ:常識に タモリ:とらわれるなって 事ですね。
宮沢りえ:すごく良かったと思います。
タモリ:「でんぐり返れば 曼荼羅~」。
安斎:さて せっかくなので 前編の締めを宮沢さんに締めて頂ければと。
宮沢りえ:あっ そういう感じですか?わかりました。
宮沢りえ:来週も見てね。
タモリ:見よう。
宮沢りえ:すいません…。
〈次週 ついに グランプリが決定〉

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