健康器具がいつの間にかアダルトグッズに…苦悩する「電マ」メーカーの本音に迫る
電気マッサージ器・ハンディマッサージャーの製造元である大東電機工業を訪れる。
本来の用途とは違う使用のされ方が世間に広まっていることについて、企業としての本音を聞き出す。
また、電気マッサージ器の歴史を学ぶ他、さまざまなタイプの電気マッサージ器を体験する。
◆出演者：タモリ
◆ゲスト：ハライチ、前野健太
◆ソラミミスト：安齋肇
＜2019/1/26 0:20 テレビ朝日＞
※2/1の放送はサッカー AFCアジアカップ2019のため休止
「電マ」メーカー 大東電機工業に潜入！！
タモリ：毎度おなじみ 流浪の番組『タモリ倶楽部』でございます。 今日は 秋葉原に来てますが、ここは 電気関係だけじゃなくて アダルトグッズ関係も最近では多く店が… 出してるようです。
前野：いや… 公共の電波に あんなアダルトグッズがのるかと思うと ちょっと興奮して寝れなかったです。
澤部：寝れなかったですか？ 私もですよ。大丈夫ですか？こんなとこで ちょっと…。
前野：いや これは…。
タモリ：何が？ 何ぶつぶつ言ってるの？
澤部：いや ちょっと…。
前野：いやいや これ…。タモさん 実はですね…。
澤部：え？ え？ うわっ 出た！ 電マ！電マです。
タモリ：マッサージ器だから いいんじゃないの？
澤部：いやいやいや…電マですよ？
タモリ：じゃあ これ(マイク)もダメなの？
澤部：形状的には…形状的にはダメそうですけど。
岩井：いや そうなんですよ。
タモリ：え？
岩井：これね れっきとした健康器具なんですけど エログッズと勘違いしてる人が多いんですよ。でね これ メーカーさんもめちゃめちゃ それで困ってるらしいという噂を聞きつけましたんで。払拭してあげようじゃないかという… 今日はね。
タモリ：嬉しそう。
前野：いや いや いや…。
岩井：持ってると嬉しそうですね。
前野：でも…。 ええ ちょっと…。
澤部：サングラスで電マは ちょっと…。すごいですけどね。
タモリ：サングラスは やっぱ もう このマイクだな。
タモリ：ンーンーンーンーンー
(電気マッサージ器の声マネ)
澤部：電マ！
岩井：電マじゃないですか。
澤部：振動しちゃってる。
電マメーカー 大東電機工業に潜入
〈凝りをほぐす電気マッサージ器、しかし一部の間では 電マと略され 淫靡(いんび)なアダルトグッズとして扱われてしまっているのです。この由々しき事態を 作り手たちは どのように受け止めているのでしょうか？ 今夜は電マメーカーを直撃！！本来の魅力は もちろん アダルトへの思いまで全て語って頂きます！〉
岩井：ちょっと 行きましょう。
タモリ：いいの？ 入って。
岩井：行きましょ 行きましょ。
タモリ：「大東電機工業」…。
岩井：あっ もう ありましたよ。ほら。
タモリ：あっ。
澤部：いきなり！いきなり ディスプレーされてる。
岩井：見てください。
タモリ：第一に そっちに目にいくか？
澤部：確かに 色々あるわ。これだけじゃないんだ…。
岩井：これ 一番ポピュラーなね。
タモリ：色々あるな。 あれ？ バリカンもあるじゃん。
岩井：あら！ ありますね 色々ね。
澤部：あれ？ じゃあお世話になってるかな 俺。
岩井：さあ という事で 大東電機工業の米澤孝文さんでございます。
米澤さん：どうも お願いします。
澤部：お願いします。
米澤さん：おはようございます。
岩井：ちょっとね イメージをね ちょっと こう… エロい方にといいますか 感じて来てしまったんですけれども。
米澤さん：電動マッサージではないので。ハンディマッサージャーなので 正式名称。
岩井：なるほど。 電動ってのはどこにもついてなかった…。
米澤さん：ないですね。ハンディマッサージャーです。
澤部：じゃあ電マ… ハンマですね。
タモリ：ハンマだよ。
澤部：そうですね。 電マじゃなくて…。
米澤さん：ハンマ。まあ それは好きに呼んで頂いてもいいんですけれど。
澤部：これ いいんですか？今日 その… 我々はね完全に エロ話をしに来てます。
米澤さん：(笑い)
岩井：でも そういう事で作ってるわけじゃないですもんね。
米澤さん：薬事を取ってるちゃんとした正式な商品です。
タモリ：(壁に飾ってある色紙を指さして)あの子も使ってるの？
澤部：ハハハハハ…。ガンバレルーヤも…。
岩井：ガンバレルーヤは使ってそう。
米澤さん：使ってないです。
岩井：使ってないです。って言うのもおかしい話ですよ。
澤部：ずーっと そう思っちゃう。
米澤さん：いえ… 違います。
〈実は この会社 医療認可を取得した製品を数多く製造販売する 至って真面目な健康家電メーカー。今回は 電マ… ではなく ハンマの本来の魅力を探っていきます。〉
岩井：さあ ここからは 電マというかね ハンマの真実に迫っていきたいと思いますけれども。…澤部 何やってるの？ それ。
澤部：これ 違う だから…。
岩井：澤部は なんなの？
澤部：マッサージチェアも作られてるんですよね？
米澤さん：そうです そうです。
澤部：ねっ。そういうのを伝えたいんでしょ？だから。
岩井：それは わかる。
米澤さん：ありがとうございます。
岩井：だから それ 何？
澤部：めちゃくちゃいいですよ やっぱり。
岩井：ハンディマッサージャーがちょっとね アダルト方面で電マとして人気なのは ご存じですか？
米澤さん：まあ あの… 知人からですね あの商品は…。
前野：「知人」…。
岩井：知人から… 知人から…。
米澤さん：御社の商品じゃないかという事で聞きました。
岩井：実際 会社としては どうですか？イメージ的に迷惑されてたりとか…。
米澤さん：当然 従来のハンディマッサージとして使って頂く事が 一番 私ら会社としてはいいんですけどね。まあ あの…使い方は人それぞれなので。
(一同 笑い)
岩井：そこ 別にいいんですね。
タモリ：何に使おうとも それは勝手だからね。
米澤さん：そうなんですよ。
岩井：マッサージといっちゃマッサージっていう考え方もありますしね。
米澤さん：まあ…全身マッサージですよね。
タモリ：マッサージっちゃ マッサージ…。
米澤さん：マッサージですね。
前野：ここに特化されて…最初は こう やっぱり…。
米澤さん：そうですね 肩とかですね この辺… 腰とかですね 手軽に 誰でも 低価格でっていう事で 作った商品ですね。
タモリ：おいくらなんですか？
米澤さん：大体2000円前後なんですね これ。
タモリ：え？
澤部：安っ。
米澤さん：販売価格はそんなもんなんです。だから 誰でも買って頂けるような技術を駆使して作った商品です。
澤部：2000円以上の仕事は確実にしますよね でもね。
岩井：うん 満足度は高いですよ。
タモリ：モーター入ってるわけでしょ？
米澤さん：ちゃんと入ってます。
タモリ：安いね。
岩井：ちょっと スイッチ入れれますか？
タモリ：こっちは…。
米澤さん：強と弱ですね。
タモリ：強と弱。
澤部：静かな…。
タモリ：弱だと うるさくないですね。
米澤さん：そうです そうです。
タモリ：これは もう 隣の部屋に聞こえないもんね。
(一同 笑い)
米澤さん：タモリさん それはちょっと あれなんですけど…。
澤部：そのため？
〈何度も言いますが こちらはれっきとした健康器具 一方で 世間の人々は この器具に どのような印象を持っているのでしょうか？ ニヤニヤしながら 電マと解答、ハンディーマッサージャーを「電マ」と認識している。健康器具なのに「アダルト」なイメージが抜けない。〉〈さらに体のどの部分に使うかリサーチ。街行く人に 電マを使用する部分にシールを貼ってもらいました〉
街行く人に 電マを使用する部分にシールを貼ってもうと、、、
岩井：はい という事で 結果がこちらでございます はい。
澤部：うわ～！ うわ～…。
前野：あそこがもりもりじゃないですか もう。
岩井：すごいっすね。
前野：ねえ。 もりもり。
タモリ：これ(膝)は 何？
(一同 笑い)
澤部：ひざ 悪い方がいたんですかね？
タモリ：ひざが悪い人がいたのかな？ これも いるんだね。
岩井：あっ 手ですね。
タモリ：(手にマッサージャーを当てて)あっ 気持ちいい。
(一同 笑い)
岩井：やっぱり その一番のね 使いどころは やっぱ ここだっていうところはどうですか？
米澤さん：肩も多いと思うんですけど。
岩井：肩も まあ 多いですけど。相当 集まってますけど。
タモリ：肩と同数だね。
米澤さん：気をつけてね…この辺は 敏感なとこですので 気をつけて頂いたらまあ 私たちメーカーとしては 好き好きに使って頂ければ…。
岩井：好き好きにね。
米澤さん：はい。
岩井：この 使用例っていうのがありまして… こうなっておりますね はい。一応 この… やっぱり だから肩とか腰とかに 当ててくださいって事なんですよね。ただ 頭とか胸とか腹 骨部…。
澤部：あっ 骨にも。
岩井：使用はしないでくださいと書いてあるんですが 別に 股間はいいっていう事…？
澤部：書いてない。
タモリ：書いてない。
澤部：股間へは使用しないでくださいって 書いてない！ って事は…。
米澤さん：いえいえ まあ あの…推奨はしてませんけどね。あのー…。
(一同 笑い)
米澤さん：まあ あの より危ないとこはやめてくださいと。
岩井：やっぱり でも これ女子が気づいたんですかね？そういう使い方がいいっていうのは…。
タモリ：どっちかね？
澤部：最初はね。
前野：旅館とかに置いてあったんじゃないですかね？こういうの あるじゃないですか。
澤部：はいはい はいはいはい。
前野：置いてあって…。
タモリ：こう なんか カップルが来て なんか こんな事やりながら… お前もやってみ…。
岩井：ああー！
澤部：ふざけた男が。ふざけた男が世紀の発見を！
岩井：澤部は いつまでそこにいんの？
澤部：いや… 超気持ちいいんすよこのチェア。
岩井：何？ 電源入ってんの？ それ。電源入ってる ずっと。
澤部：タモリさんも座ってみます？
タモリ：ちょっと座ってみよう。
澤部：ホントに だから やっぱ… 大東電機さんの性能がホントに素晴らしいですよ。
米澤さん：その お言葉を待ってました。結構 しっかりと作ってると思いますけどね。
タモリ：新幹線のグランクラス…。
(一同 笑い)
岩井：それぐらいのね豪華さはありますけど。じゃあ このままいきますかタモリさん。
タモリ：おう。 このままいこう。
(一同 笑い)
ここで ハンマこと ハンディマッサージャーの歴史を学びましょう
岩井：さあ まずは こちら。「1987年3月第1号機”MD-01″発売」 という事でございます。
米澤さん：はい。 そうです。
岩井：まさに これなんですね。
米澤さん：はい。 これです…。
澤部：あっ 書いてあるわ MD。
米澤さん：そうです。 書いてます。
岩井：これ ほとんど もう変わらないですか？
米澤さん：変わらないですね 30年間。まあ やっぱり いい物を作ったという自負もありますし。
前野：すごいですね。
澤部：「すごいですね」が止まらないですね。
前野：いや 30年 ずっと この…。
米澤さん：はい。 デザイン。
前野：…って事ですよね。すごいですよ。
岩井：これで満足し続けられるって事ですもんね。
澤部：30年前に もう完成にたどり着いてたっていう。
〈大東電機工業の創業は今から85年前の 昭和8年 最初は電気バリカンメーカーとして創業 その後… 電気バリカンの歯を振動させる技術を ハンディマッサージャーのバイブレーション機能として ヘッド部分に応用 これがユーザーの心をつかみ 大ヒット 累計350万台以上を売り上げる 大定番の健康グッズとなったのです〉
岩井：売れるシーズンとかってあるんですか？
米澤さん：基本的には 年間でずっと売れるんですけど まあ あの 冬場とかですね クリスマスの前とかですね。
タモリ：クリスマスの前？
米澤さん：僕もね ちょっとね わからなかったんですけどね。そういう…。
澤部：だから その カップルが…。
岩井：ああー。ちょっと買ってく？ みたいな。
澤部：っていう事じゃない？
タモリ：MD-02とかは ないんですか？
米澤さん：02というのはまた違う商品ではあるんですけど バイブレーターではこれ 01なんですね。
米澤さん：これ バイブレーター。
タモリ：えっ バイブレーターになるの？ ハンディマッサージじゃないの？
澤部：バイブレーターは別に間違った言葉じゃない…。
米澤さん：ちょっと言い方が悪かったですね。
澤部：でも 振動ですしね 別に…。
岩井：ちなみになんですけどなんか こう 水みたいなものが バシャバシャと かかっても大丈夫なんですか？
米澤さん：いや。これ防水になってないんですよ。
一同：ええー！
岩井：あっ そうなんだ！
タモリ：当たり前だろ！
(一同 笑い)
タモリ：なんで防水の必要があるの？
澤部：いやいや わかんないです。
タモリ：「ええー！」じゃないよ。
澤部：ハハハハ。防水じゃないんですか…！？
タモリ：ちゃんと紹介しようって話で こうなったんだろ？ それ。
岩井：すいません。ちょっとビックリしちゃったんで。
タモリ：なんで防水の必要があるの。
2014年の10月発売 MD-001
岩井：続いて参りましょう。あっ だいぶ開きました。2014年の10月に… はい。MD-001が発売されました。
タモリ：これは 別タイプなの？
米澤さん：これですね。こちらの商品。
澤部：あれ？ 何が違う？
前野：あっ サイズが小さいですね。
米澤さん：はい。 小さくしました。
澤部：ああ そうですね。
タモリ：これ なんで 小さくしたんですか？
米澤さん：軽量化をするためにですね。
タモリ：腕の方が凝ってくるから。
澤部：ずっと やってるとね。
〈商品の軽量化だけでなく 弱い方の振動数をより少なくする事で 従来よりも優しく体をほぐせるようになり さらに 強い方の振動スピードが速くなった事で 強さにメリハリが生まれ さらなる肩凝り軽減への効果が期待されるそうです〉
米澤さん：ちょっと 上を強めにして…。
前野：違いますよ。 これは…。
タモリ：俺 今 こっち…。
(一同 笑い)
澤部：今日はハンディマッサージャーの回ですから。
2014年の10月発売 MD-017
岩井：続いて参りましょう。 3つ目。はい こちら。2015年10月ですね MD-017。だいぶ数字が…。
前野･澤部：あっ あっ あっ…！
岩井：これ 017は…。
澤部：あっ… 完成しましたね。
(一同 笑い)
岩井：これ コードがなくなってるんですよ。
澤部：うわっ！
米澤さん：充電になったんですね。
タモリ：あっ 充電？
米澤さん：はい。 充電させて…。
澤部：そうか。でもバリカンとかも 充電式ですもんね。
タモリ：そうそう そうそう。
澤部：えっ これ 名前はあるんですか？
米澤さん：ポケットバイブっていう。
澤部：言っちゃってるから。
タモリ：バイブ。 やっぱりバイブ…。
澤部：本性を現しましたね！
米澤さん：いやいや 違います 違います。それは違う それは…。
岩井：防水になりました？
米澤さん：防水にはなってないです。
澤部：めちゃくちゃ そこ気にしてんな。
米澤さん：そういう声もあるんですけどね。防水になりませんか？っていう声も頂いてるんですけど やっぱり より値段をですね安くっていうのが 一つの…。
岩井：そろそろ代わりましょうか… 席。
タモリ：そう？
前野：俺もいいですか？
タモリ：これ ホント… いやいや。
岩井：順繰り 順繰りです。
タモリ：これ 仕事したくなくなるよ。
澤部：気持ちいいですよね。
米澤さん：ありがとうございます。
タモリ：横で聞いてると 何 バカな事 言って…。
(一同 笑い)
澤部：「何やってんだ」って…。
〈ここからは前野がマッサージチェアに〉
前野：ああー これ すごい。
タモリ：それ いいでしょ？
前野：いいっすね。
(振動音)
前野：おおっ！
(一同 笑い)
澤部：あるあるですね これ。ハハハハッ。
岩井：急にスイッチ入っちゃうんですね。
タモリ：面白いね これ。
(振動音)
タモリ：よしよしよし！ よし！
澤部：よーしよし よしよし…。大丈夫。
タモリ：大丈夫 大丈夫。
〈ここで ハンマメーカーが誇る最新健康家電も体験〉
米澤さん：あちらでございます。
タモリ：何？
岩井：はい。
タモリ：バランスボールみたいな？
米澤さん：バランスボールの変形版 バランスボーイという事で。
澤部：あっ もうホント ゴムだ バランスボールの。
岩井：へえ～。
米澤さん：上に立つ事もできますし そこにポンッと座って頂いてもいいです。いや 足上げなくても大丈夫です。
澤部：足上げなくても… うわ～！
前野：ウソ～ ウソです。そんなならない…。
タモリ：どうなるの？
澤部：いやいや これ すごい動きます。
米澤さん：ゆっくりなんですけどね。すごい動きますよ。
前野：どうなの？
(スタッフの笑い)
澤部：すごい…。
岩井：保って 保って 保って。
澤部：これは 効きますわ。
前野：どこに効くんですか？
澤部：腹と この 背中のとこですね。
タモリ：へえ～。
米澤さん：体幹を鍛えますから。
澤部：うっ！
(一同 笑い)
〈若干 ウエスト回りを鍛えたところで… 今度は ハンマ愛好家たちからの貴重な声をご紹介〉
岩井：「強さを細かく変えられるようにしてほしい」と。
米澤さん：あっ そうですね はい。
岩井：強弱しかないですけれども もうちょっと…。
タモリ：十分じゃないの？
岩井：もうね 何段階も 作ってほしいっていうのがあるんですか？
米澤さん：それは 声としてはありますね。「強」では強すぎて「弱」では弱すぎる という方もいらっしゃるんですけど。健康の… 肩とか腰に使うには…。
澤部：ちょっと ごめんなさい。
タモリ：十分ですよね。
澤部：ちょっと すいません。うるさいです。
前野：ああ～っ。
(一同 笑い)
澤部：気持ちいいんですよね。
前野：ホントに気持ちいいです。
澤部：気持ちは わかるんですけど…。
米澤さん：ありがとうございます。
〈前野が漏らした声のおかげで話がそれましたが 健康器具として腰や肩に使う用途であれば 強さは2段階で十分なのだそうです〉
岩井：やっぱり あと「防水にしてほしい」って意見もあるみたいですね。
米澤さん：ああ～ やっぱりありますね。
タモリ：何を考えてんだ？
澤部：ホントにあるんだ。
タモリ：これ でもね 100ボルトを防水にしろ って言ったら危ないよ。
米澤さん：危ないんです。
タモリ：これ。
米澤さん：言われるとおりです。
岩井：そういう事なんですね。
タモリ：感電マになるからね。
(一同 笑い)
澤部：電マが感電マに。恐ろしい名前ですね。
岩井：感電マじゃないとって人も現れそうですけどね。
米澤さん：追究してくとね。
岩井：さあ そして ここまではね ハンディマッサージャーの表の顔をね 紹介していきましたが…。
澤部：ずーっと 裏の話 してたけど。
(一同 笑い)
アダルトグッズとしての電マの歴史
〈とにかく ここからがハンマの裏の顔 アダルトグッズとしての電マの歴史。この商品が発売された1987年当時は 言うまでもなく 純然たる健康器具ハンディマッサージャーでした それがいつからアダルトグッツ「電マ」に？ 電マに詳しいアダルトメディア研究家 安田理央さんに聞いてみました〉
スタッフ：いつ頃からハンディマッサージャーというのが 電マになってたのか教えてもらいたいんですけど。
安田さん：90年代前半にマニアックなAVでちょっとSMプレイの延長という形で 使われ始めたのが多分 最初だと思うんですけど。その時は まだですね…。お父さんバイブとかオヤジバイブって言い方をしてましたね。
〈90年代はお父さんバイブと呼ばれていました では いつどのようにして 電マと呼ばれるようになったのでしょうか？〉
安田さん：2004年に発売されたある作品がきっかけになったと言われています。
〈こうして「電マ」という単語が定着、今ではアダルト専門メーカーも参入 しかし 元祖である大東電機の電マは 定番小道具として君臨 今なお 不動の人気を保っているのです〉
タモリ：ほう～。
岩井：はい。
タモリ：いや 知らなかったね。
岩井：という事だったんですね。
前野：いい話ですね。
(スタッフの笑い)
澤部：ホントに勉強になりますね。
前野：いや～ すごい。
岩井：やっぱりきっかけはあったんですね。そっち系に流行る。
澤部：そっち系の…。やっぱり でも 最初はちょっと こう マニアックなというか… の方向で使われてたんだね。
タモリ：それ専用に売られてるやつも 出てきたわけだよね。
澤部：他のアダルトメーカーが。
タモリ：でも やっぱり こっちだ。
澤部：こっち…。やっぱり 作品見ても結局 こっちが多いですよね。
米澤さん：そうみたいですね。
澤部：どこも超えられないんですよね 結局。
米澤さん：やっぱり医療認可 通ってますんでね。ああやって言われてますけど半分の方は とりあえず 健康器具として… 使ってますんで。
タモリ：半分！？
(スタッフの笑い)
米澤さん：ちょっと間違えました。
澤部：おっしゃいましたね。
米澤さん：9割かな…。
(一同 笑い)
空耳アワー
タモリ：誰が言ったか知らないが 言われてみれば確かに聞こえる 空耳アワーのお時間が やって参りました。お相手は この方です。
安齋： よろしくお願いします。
タモリ：よろしくお願いします。
安齋：システム・オブ・ア・ダウン。
タモリ：システム・オブ・ア・ダウン？
安齋：でございますよ。
♪～♪～
(一同 笑い)
タモリ：言ってるね。
安齋：言ってる。 かなり言ってますね。
タモリ：はっきり言ってるね これ。 「HAVE YOU… HAVE YOU… EVER WANTED TO DIE？」
安齋：失礼だな いくら犯人だからって。
(一同 笑い)
タモリ：うーん…。 まあまあ こんなもんか。
安齋：ですね。
安齋：次 ホリーズです。 ホリーズ。
タモリ：はい。
安齋：『ジッパ・ディー・ドゥー・ダー』
♪～♪～
(一同 笑い)
タモリ：なんだ？ これ。 なんだ？ これ！ 「WOW MR.BLUEBIRD」
安齋：「BLUEBIRD」ですか？
タモリ：「BLUEBIRD」がうんこ。
安齋：「MR」がお姉さん？
タモリ：聞こえる？
安齋：聞こえないですね。
タモリ：もう一回 聞いてみる これ。 これ 言ってないぜ ホントに。
安齋：ホントに言ってないですよ。
♪～♪～
(一同 笑い)
タモリ：言ってないよ これ。 言ってない。
安齋：言ってない。
安齋：すごい… すごく言ってないですね。
タモリ：これは すごいな これ。
安齋：どうしましょうか？
タモリ：うーん…。
タモリ：聞こえてないよ これ。
安齋：ハハハハ…！
安齋：聞こえてなくても 手拭いがもらえるっていうの いいですね。
タモリ：この人のすごさだよね。
安齋：この人 そうです。
タモリ：よく聞こえたね！
安齋：ねえ。
タモリ：皆さん方も どんどん探して送ってください。 宛先はこちらです。 お待ち申し上げております。
「電マ」メーカー 大東電機工業に潜入！！ 続き
〈ここでハンディーマッサージャー最新ニュース〉
岩井：こちら！ はい。 「ドン・キホーテ別注カラーを発売」。
米澤さん：こちらですね。
澤部：あ～たたたた…。ブラックだ。
タモリ：これ ドン・キホーテ用に？
米澤さん：はい。私どもが作った商品ですね。オリジナルですね。
タモリ：ダース・ベイダー。
(一同 笑い)
澤部：ホントだ。ダース・ベイダーフィギュアみたいな。
タモリ：ブォーン。 ゴォーッ シューッ。
岩井：皆さん どっちがいいですか？この従来のやつと。
澤部：せっかくなら でも 確かにいいかもしれない 黒光ってるのは 結構。
タモリ：ちょっと目立たないしね。
澤部：なんか そうですね。サラリーマンの方とかもね。
タモリ：そうそう。学生服着てると よくわかんない。
(一同 笑い)
岩井：そうですね。
タモリ：わかんない。
岩井：ちょっと震えてんなぐらいにね。
澤部：なんか ちょっと震えてるぞって…。