家族所有のPCを半ば強引にIntel 7260に換装してみた
前回の記事の続き。
許可を得るも何も設定等は全部私がやっているので、使っていないタイミングでバラシ。
SX1をWin10にアップデートしたら、電源投入時ブルースクリーンが発生するようになってしまったそうで、kernel security check failureというエラーが起きている。
このエラーも一緒に直してほしいとのことでしたが、kernel security check failureは原因不明の厄介なエラーで、時間ばかり過ぎて直る気配がないので、こちらは放置。
一回初期化すればなんとかなりそうな感じがするので、先に無線LANのモジュールを交換することにしました。
今回の分解は2回目なので、スムーズに進められると思います。
PanasonicのCF-SX1はコードネームSandy Bridgeの第二世代のCore i5のマシン。
標準搭載のWiFiはPCIe接続のIntel Advanced-N 6235 Dual 802.11a/b/g/n 300M+Bluetooth 4.0+WiMAXです。
WiMAXは使っていないですし、速度も300Mbpsとまりなので、どう考えてもIntel 7260に交換をした方がいいです。
Let’s Note CF-SX1を分解
分解時の手順を写真に撮ろうかと思いましたが、今回は面倒なのでやめました。
ポイントは電源を切る前にDVDドライブ蓋を開けた状態にして、閉まらないようにロックの爪にセロテープを貼る。
DVDドライブの中の一番手前にあるネジは外さない。※これをはずすと厄介です。
バッテリーを外して、その中に隠れている金属製の蓋のネジを外し、穴がある方向にスライドさせて蓋を外す。
裏面のネジをほとんど全部外す。※カバーのネジは外さなくてもいいものがあります。
外し終わるとボトムケースとトップケースがぱっくり2つに割れるので、トラックパッドのフラットケーブルの配線と、右側の配線に注意しながら液晶側のトップケースをゆっくり手前側へ引き上げて、ブックエンドか何かで開いた状態を維持できるように固定します。
そうすれば簡単にメモリとWiFiモジュールにアクセスでききます。
WiFiモジュールのテープを外すときにこのプラスチックスクライバーがあると作業がはかどります。
交換後の無線LANの通信速度は???
交換前のベンチを取り忘れました、、、
でも12-13MB/秒=100Mbpsくらい出ていたので、理論値のだいたい1/3くらい出ていました。
交換後ですが、まずはドライバーのバージョンから。※最新ではないです。現状は19くらいが最新です。
接続するWiFiルーターはNECのWG1200HPです。
WG1200HPはノーマルのW52のみ使う設定、変更したのはジャンボフレームのみで「使う」変更にしています。私の環境ではこれの設定が通信が安定している気がする。
▼ファイルサーバーの領域をネットワークドライブ割り当てて、CDMを実行。
▲30MB/秒くらいでるようになりました。240Mbpsくらいです。
ルーターから至近距離で計測しましたが、他にも通信機器がつながっている状態たっだので、こんなもんではないかと思います。
▼有線でCDMを実行。
100MB超えると思ったら、超えない!
有線で80MB/秒なら無線LANで30MB/秒でも仕方ないです。
30MB/秒ならUSBメモリやUSB 2.0ハードディスクくらいの速度が出ているので、余程の大容量ファイルを扱わない限りは問題ないと思います。
コメント