外出時のAppleWatchの高速充電器が欲しくて、Amazonで物色して買ってみた。
速く充電する名称は急速充電ではなくて、高速充電みたい。
小型のESRのAppleWatch高速充電器を購入
結論から言うと買ったのはESRというブランドのもの。ESRは以前iPadのケースを買ったことがあり、使い勝手良かったことから名前を覚えていたメーカーです。
Apple Watchはシリーズ7から高速充電に対応しており、私は風呂に入るときに充電する生活をしています。おおよそ30分から1時間弱が、日々の充電時間です。
シリーズ7を購入して最初に感動したのは、その充電スピードです。もちろん、心電図チェックやヘルスケア系の機能も素晴らしいのですが、結局最も頻繁に使っているのは、Suicaと睡眠トラッキング機能で寝てる時充電しないので、高速充電は大事なんです。
一度急速充電の便利さを知ってしまうと、それまで使っていた充電器が遅すぎてイライラしてしまうため、もう一台充電器が欲しくなってきました。
通勤用のバッグには、シリーズ7を買う前から使っている小型のApple Watch充電器を入れて持ち歩いているのですが、先日、家に帰れず朝に充電が切れそうになったため使ってみたところ、全然充電が進まないことに気付きました。
使用頻度の問題はあれど、通勤用のバッグにも急速充電できる充電器が欲しくなりました。
もちろん旅行や出張などにも使えて、外出時にも高速充電の恩恵を受けられます。
そんなときにAmazonのセールがあったので、物色して購入したのが今回購入をしたESRのAppleWatch充電器。
AppleWatchの高速充電とは
Appleの公式の仕様のページを見ると、高速充電に対応しているモデルの付属のケーブルと下記の充電器の組み合わせが必要。
Apple Watchの高速充電に対応しているモデルと充電時間は以下のように異なります。
対応機種
Apple Watch Series 7以降
Apple Watch Ultra/Ultra 2
Apple Watch Series 10
※Apple Watch 1~6とSEは高速充電に対応していません。
充電時間の比較
Apple Watch Series 7/8/9
0%から80%まで約45分
従来モデルと比べて充電時間が最大33%短縮
Apple Watch Series 10
0%から80%まで約30分
0%から100%まで約60分
15分の充電で最大8時間の駆動
8分の充電で8時間の睡眠トラッキング可能
Apple Watch Ultra/Ultra 2
0%から80%まで約60分
高速充電の必要条件
AppleWatchの高速充電には以下が必要です:
Apple USB-C磁気高速充電ケーブル(アルミニウム製の磁気充電部が特徴)
以下のいずれかの電源アダプタ:
Apple製:18W、20W、29W、30W、35W、61W、87W、96W
他社製:5W以上のUSB-PD対応アダプタ
従来の充電ケーブルでは高速充電は利用できず、通常の充電速度になります。
市販の充電器の場合は5W以上のUSB PDの充電器と要件はかなり低め。
なんならUSB A(普通のUSB)でも5V/2A=10wの充電器あるよ!って話ですが、USB PDは必須。
通常充電は一体何ワットで充電してるのかも気になるところ。
AppleWatchに付属の純正のタイプCの高速充電用充電器の消費電力は?
最初にAppleWatch シリーズ7を買った時の付属の充電器のワット数を調べてみる。
PD充電器は65W、充電ケーブルは添付品。
4.87Vの0.18A=0.87w
めっちゃ低いw
5W以上のPD充電器を要求しておいて、これはないでしょ。。
これはおかしいと思い、場所を変えて再測定。
充電直後は上の数値で充電が始まり、しばらくすると下の写真の状態に。
結果、4.76Vの0.72A=3.42w
0.87⇒3.42wなので、3.9倍速になってる。
AppleWatchの高速充電は5Wが定格なので、約70%の数字で推移をしているよう。
持ち歩き用のESRの充電器も同じ65WのPDにつなげて計測。
4.79Vの0.30A!
こっちもめっちゃ低い、、でも標準の充電器よりは初動は高い1.43W!
しばらく様子をみると、、、
結果、4.78Vの0.68A=3.25w
AppleWatchに添付されてる充電器が4.76Vの0.72A=3.42wだったので、3-3.5wで充電できていれば、高速充電の恩恵にあやかれます。
高速充電に非対応のAppleWatch標準充電器の消費電力はいかに
Amazonで1000円くらいで購入したサードパーティの標準充電器も試しに測定。
充電にすごい時間がかかると思っていたけど、1.5W前後で充電していた。。
持ち歩いたり旅行や出張にAppleWatchに添付されてる充電器を持って行くのはコードが邪魔なので、コンパクトな高速充電対応の充電器はめっちゃオススメです。
高速充電に対応した組み合わせでも遅くなるケース
それはバッテリー充電の最適化です。80%から先の充電が遅いと感じたことはありませんか?それは実際充電が即なっています。
Apple Watchの充電が80%で止まるのは、「バッテリー充電の最適化」または「充電上限の最適化」機能が働いているためです。これは意図的な機能であり、バッテリーの寿命を延ばすために設計されています。
バッテリー充電の最適化は、Apple Watchが日々の充電パターンを学習し、バッテリーの劣化を防ぐために充電を自動的に調整する機能です。
充電上限の最適化は以下のモデルが対応です。
Apple Watch Series 6以降
Apple Watch Ultra以降
Apple Watch SE
バッテリーの劣化が早まるのでおすすめしませんが、100%まで充電するにはしつこく充電台においておけばそのうち100%まで行きます(シリーズ7ではそうです)が、手動でやる方法もあります。
100%まで充電する方法
Apple Watchが充電器に接続されていることを確認
充電画面を表示させ、緑または黄色の充電アイコンをタップ
「今すぐフル充電」を選択
最適化機能を無効にする方法
Apple Watchの設定アプリを開く
「バッテリー」をタップ
「バッテリーの状態」をタップ
「バッテリー充電の最適化」をオフにする。
ただし、Apple Watch Ultraでは、この機能は常時オンとなっており、オフにすることはできません
Apple Watchの高速充電器のオススメ
Amazonで検索するとたくさん2000円以下のAppleWatchの充電器が出てきますが、それらは高確率で高速充電に対応していません。
▼これらは危なそうな予感
見分け方のポイントはMFi 認証の文字!これが付いてる製品は高いですが、5Wと記載あれば高速充電対応で間違いないでしょう。
僕は今回ESRを購入しました。
他にはiPhoneの充電器で有名なANKERも同様の製品を出しています。
僕がAmazonで探した限りだと、選択肢はこの2つかなと思いました。
上記の2つを使うには別途USB PD対応の充電器が必要、20Wの一番安いやつで対応可能!
僕はPCも持ち歩いてるので、2口タイプの45WのPD充電器を持ち歩いています。
変わったものだとエレコムからPD充電器とAppleWatchの充電器が一体型のものがあるのですが、お値段が、、、、高いw
2000円以下のAppleWatch充電器は、星が1つのコメントを見ると面白くて、高速充電に対応してないとレビューがあったりするので、注意しましょう。
コメント