- アナログオーディオ出張販売シリーズ(1) 激レア!ターンテーブル大試聴会!
- アナログオーディオ出張販売!
- 〈近年 再びレコードの生産数が増加しアナログレコードがブームとなっています〉
〈ソニーも29年ぶりにレコードの生産を復活したほど〉
〈今夜はレコードファンならずとも思わずうなるここでしか見られないオーディオ機器が大集結!〉
〈番組内即売を行います〉 - 〈SPはLPよりも小さめのレコード〉
〈ゼンマイ駆動の蓄音機は基本的にSP専用なので、広瀬さんはLP用のゼンマイ式プレイヤーを開発した〉 - 〈ここでメカニズムを…〉
〈ぜんまいは 徐々に力が弱くなっていきますがガバナーという装置があるおかげでターンテーブルの速度を一定に保っているのです〉
〈理論がわかったところで星野源の私物レコードを試聴〉 - 〈比較のため まずは一般的な電気モーターのプレイヤーで再生〉
- 〈今度は秋葉原のセレクトショップダイナミックオーディオの佐藤さんが高級レコードクリーナーを出張販売〉
- 〈最初は超音波式のクリーナーから〉
- 〈今度は バキューム式のクリーナーでダメ押し〉
- 〈このあと 完全に乾燥するまで待てば 完了〉
〈シミだらけだったレコードはこんなにもきれいに生まれ変わりました〉
〈クリーニング前の音は…〉 - 〈埼玉にあるオーディオメーカーエルプの竹内さんはプレーヤーを持参。それは レーザー式〉
- 〈さらに レーザーは針がこすった場所より上の位置を読み取る事もポイント〉
- 〈近年 再びレコードの生産数が増加しアナログレコードがブームとなっています〉
- 空耳アワー
- アナログオーディオ出張販売! 続き
アナログオーディオ出張販売シリーズ(1) 激レア!ターンテーブル大試聴会!
大手販売店がアナログレコード専門店をオープンするなどアナログレコードブーム!
そんなアナログレコードをより良い音で聴こうと激レアターンテーブルを試聴販売!
モーター音のしないゼンマイ式や針の無いレーザー式のターンテーブルを試聴!その音はどう違うのか?
タモリ、星野源お買い上げか!?ターンテーブル以外も良い音で聴く機器が!
超高級レコードクリーナーでアナログレコードの音はどう変わるか?驚愕の結果に!
◆出演者:タモリ
◆ゲスト:星野源、竹山隆範
◆ソラミミスト:安齋肇
<2018/3/17 0:20 テレビ朝日>
アナログオーディオ出張販売!
タモリ:毎度おなじみ 流浪の番組『タモリ倶楽部』でございます。
タモリ:最近では HMVがですね アナログレコードの専門店を次々に開店しておりまして行列が 時々出来るほどの人気らしいですね。星野源:いや~ タモリさんレコードブーム続いてほしいですね。
(スタッフの笑い)
タモリ:好きなの?
星野源:好きです。
タモリ:ああ そうですか。
星野源:昔から 家で ずっと流れてる。
タモリ:ああ そうだよね。
タモリ:お父さん お母さんたちはね。
星野源:そうなんです。
竹山:そんな お二人にですね…。
タモリ:お前 何しに来たの?
竹山:いやいや 今日は ちょっとそんな お二人のために来たんですよ。珍しいレコードプレーヤーの出張販売をちょっとしようかなと…。
タモリ:出張販売?
竹山:はい。
星野源:珍しいって…。
タモリ:珍しいって 何が珍しいの?
竹山:いや もう それも驚愕の機能 満載なんですよ。
タモリ:トーンアームとか全然違うとか…。
竹山:トーンアームね。うん。 トーンアームね。
竹山:ええ ええ ええ ええ…。まあ まあ…。
星野源:トーンアーム 知らないでしょ?
竹山:いやいやいや…。知ってるとか知らないとかそんな問題じゃないんですよ。
竹山:いやいや ちょっとね色々説明したい事ありますんでちょっとアバンVをご覧ください。
竹山:じゃあ 武田さん お願いします。
(一同 笑い)
〈近年 再びレコードの生産数が増加しアナログレコードがブームとなっています〉
〈ソニーも29年ぶりにレコードの生産を復活したほど〉
〈今夜はレコードファンならずとも思わずうなるここでしか見られないオーディオ機器が大集結!〉
〈番組内即売を行います〉
竹山:まずはですね 茨城県のオーディオセレクトショップリビングミュージックの広瀬勝治さんです。よろしくお願い致します。
広瀬さん:広瀬です よろしくお願い致します。
竹山:よろしくお願いします。広瀬さんのレコードプレーヤーこちらです。 はい。
竹山:ぜんまい式と…。
星野源:へえ~。
竹山:タモリさん ご存じですか? ぜんまい式。
タモリ:SPはぜんまいですからね。
竹山:はあ~ そうですか。
広瀬さん:あの… 蓄音機。
竹山:あ~ 蓄音機ね。蓄音機って言った方がわかりやすいですね じゃあ…。
竹山:SPって言っちゃうとね。いや 僕はわかりますよ。
竹山:SP盤 割とポピュラーで…。蓄音盤ね 蓄音機盤。
タモリ:「蓄音機盤」とは言わない。
星野源:盤とは言わない。盤は言わないです。 SP盤。
〈SPはLPよりも小さめのレコード〉
〈ゼンマイ駆動の蓄音機は基本的にSP専用なので、広瀬さんはLP用のゼンマイ式プレイヤーを開発した〉
竹山:その ぜんまい式レコードプレーヤーがこちらです。ジャン。
星野源:うわっ 木の箱… 木の箱だ。すごい。
タモリ:単なる木の箱だね これね。
竹山:これ どうすればいいんですか? 開けるんですか?
広瀬さん:そうですね。使う時は開けて こう…。
タモリ:あっ こう見ると普通の電気式のと変わりない。
竹山:そうですね 見た目は…。これ どういう点が優れてるって事になるんですか?
広瀬さん:結局 電気モーターは悪さをする電波って出してるんですね。
竹山:電気がですか?
広瀬さん:モーターが。
竹山:モーターが…。
広瀬さん:それが モーターがない事によって一切なくなるんで…。
竹山:それじゃあ 音も変わってくるって事ですか?
広瀬さん:そうですね。
竹山:へえ~。
星野源:聴き比べたら きっとわかるんじゃないですかね?聴いてみたいです。
竹山:これ ぜんまいって事はどこかでぜんまいを巻くって事ですか?
広瀬さん:はい。
竹山:巻く所があるんですか?
タモリ:これ。
竹山:横に? ああ これか。これで こうやってぜんまいを巻く。
広瀬さん:そうです。
大体 1分前後ですね。
竹山:1分前後 巻いて…。
広瀬さん:毎回…。 ですからLPを聴く度に巻かなきゃ聴けないという…。
タモリ:これを電動にしたら どうですか?
星野源:ハハハハ…! 確かに… 確かに。ここにモーターをつけて…。
〈ここでメカニズムを…〉
〈ぜんまいは 徐々に力が弱くなっていきますがガバナーという装置があるおかげでターンテーブルの速度を一定に保っているのです〉
〈理論がわかったところで星野源の私物レコードを試聴〉
星野源:僕 あの… トミー・フラナガン・トリオ大好きなんですけど。
タモリ:あら 古いの…。
星野源:親がくれた…。
星野源:これ 多分日本版だと思うんですけど久しぶりに出してみたら あの…「TO HOSHINO」で「LOVE and PEACE」で「Elvin Jones」って書いてある。
竹山:サインもらってる!
タモリ:エルヴィン・ジョーンズのサインだ!
タモリ:すごいね これ。
星野源:すごい ビックリして…。
タモリ:えー…。
〈比較のため まずは一般的な電気モーターのプレイヤーで再生〉
♪~
竹山:ありがとうございます。
竹山:さあ そしてですね続いてが 真打ちでございますぜんまい式プレーヤー。
竹山:これ タモリさん 星野さんぜひ お二人に… 広瀬さん巻いてもらっても大丈夫ですか?
タモリ:これ 巻いてないの?
竹山:まだ巻いてないんですって。
竹山:何分ぐらい巻くんでしたっけ?
広瀬さん:回数ですね。ちょっと まあ… 80回ぐらい。
竹山:80回…。
(一同 笑い)
竹山:1 2 3 4…。
星野源:結構 軽々といける感じ…。
広瀬さん:最初はね。
星野源:あっ だんだん重くなる…。
竹山:そうか、締まってくると重いんだ。
星野源:タモリさん 大丈夫ですか?
タモリ:80… 巻きました。
竹山:そんなに いっぱい巻いてくださったんですね。
広瀬さん:じゃあ 20回ぐらいで。
星野源:20回ぐらいで…。
竹山:あまり巻きすぎてもダメって事ですか?
竹山:重いですか? 星野さん。
星野源:いや なんか 割と…。
タモリ:すごい軽い。
星野源:でもだんだん重くなってきました。
広瀬さん:まあそろそろ いいと思います。
〈果たしてどんな音を奏でるのか?〉
〈今度はセンマイ式のプレイヤーで再生します〉
タモリ:エルヴィン…。エルヴィン・ジョーンズのブラシ。
♪~
タモリ:LPをSPで聴いてるような感じがするね。
星野源:そうですよね。 それが ちょっと新鮮ですね すごい。
星野源:あの…結構 違いはあるなと思いました。
星野源:音の違いは かなり…より伝わってくる感じが。
竹山:でも ぜんまい式で聴いた方がちょっと こう音のね やわらかみみたいなのがありますよね。
タモリ:ただ やっぱり低音は ちゃんと出るよね。
星野源:そうですね。 グンと。
タモリ:ライブ感が…ライブ感は出る。
竹山:そうですね。
竹山:武道館で聴いてるような感じもしますけども。
(スタッフの笑い)
星野源:竹山さん 今 ちょっとだんだん適当になってきてます。
竹山:いやいやいや ホントに…。
タモリ:違うと思う。
星野源:ハハハハハ!
竹山:さあ それでは試聴タイムこれで終了ですが、このぜんまい式のレコードプレーヤー果たして 気になるお値段はおいくらなんでしょうか?
広瀬さん:はい。 税込みで77万7000円です。
竹山:はい。 77万7000円。
(スタッフの笑い)
竹山:タモリさん 星野さん いかがでしょうか?
タモリ:ちょっと今年は他に買うものが…。
(一同 笑い)
竹山:そうですか。
タモリ:予算が…。
〈今度は秋葉原のセレクトショップダイナミックオーディオの佐藤さんが高級レコードクリーナーを出張販売〉
竹山:ここ 2種類といいますか2台の機械がありますんでどっちか好きな方買ってもらって結構です。
竹山:取ります。 こちらと…。
星野源:えっ 何? これ。
竹山:こちらでございます。
星野源:えーっ!
佐藤さん:ありがとうございます。
タモリ:これは 俺 見た事ない。
タモリ:これ見た。 これ すごい。
星野源:へえー。
佐藤さん:こちらはバキューム式のクリーナーです。
星野源:バキューム?
佐藤さん:はい。専用の洗剤でもってかき出された汚れをバキュームで吸ってしまうと。
佐藤さん:こっちが超音波です。
タモリ:ああ 超音波で。
タモリ:あっ 超音波って あれですか?眼鏡屋の店先にある…。
竹山:そうですね。 ウィーンって眼鏡 こう入れるやつね。あれも超音波ですもんね。
星野源:しかも これ何枚も出来るって事ですか?
佐藤さん:そうです。これはオプショナルパーツなんですけど…。
竹山:オプションなんですか? これ。
佐藤さん:そうそうそう。
竹山:じゃあ 普段はこれは付いてないんですね?
佐藤さん:これはなくても大丈夫。
タモリ:これ 出来上がったら 取って、出来上がったら こう…送っていくんですか?
佐藤さん:そうです そうです。
星野源:自動で?
竹山:自動で勝手にやっていく?
佐藤さん:そうです そうです。
竹山:さあ じゃあ クリーニング前とクリーニングあとでどれだけ音が変わるかちょっと やってみましょうかね。
タモリ:なるべく小汚い…。
星野源:フフフ…。
竹山:掃除してないやつ。
佐藤さん:これ非常に ちょっと汚れたものが用意出来ております。
竹山:見た目で…うわっ 汚いな 見た目で もう。
星野源:これはいいですね。
竹山:見た目で汚えな。
星野源:いい感じに汚い。なんか カップ麺とかを上で食べた…。
タモリ:食べたんだ。
竹山:ホントですね。
〈まずはクリーニング前の音を確認〉
竹山:ちなみに佐藤さんにちょっと聞いたんですけどあのプレーヤーとスピーカーだけでざっと 200万ぐらいのセットだそうです。
佐藤さん:システム全体でそのぐらいですね。スピーカーが110万円で…。
星野源:高っ…。
タモリ:えっ 60万?
星野源:110万。
タモリ:110万!?
星野源:110万だそうです。
竹山:はあ~ 何が違うんだろう?
佐藤さん:サウンドです。
竹山:はあ そうですか。
星野源:アハハハ…!
竹山:単に聴きたいですね。
竹山:まず じゃあ 汚れたレコードですけど。
佐藤さん:いきます。
♪~
星野源:あっ…。チリチリとノイズがありますね。
竹山:ノイズありますか? 今。
♪~
タモリ:チリチリって いってますね。
竹山:確かに 星野さん言うようにずっと音の後ろで…。ずっとチリチリって。チリチリ チリチリって音がしますね。
星野源:汚れがあるんだろうなって感じの。
竹山:気になりだすと すげえ その音が余計 聴こえるようになりだす。
タモリ:気になると ホントに気になる。
タモリ:俺 一時期 ものすごい昔 気になって パチパチ言うのが。
タモリ:なんか いい方法はないかと思ったら、姉がパックしてたんですよこうやって。
タモリ:昔のパックって固まるんです。
竹山:はい はい。
タモリ:あれを取ってきて全面に塗ってそれで乾いてからこう… やってたら怒られたね。
(一同 笑い)
〈最初は超音波式のクリーナーから〉
タモリ:どこにやる…?
佐藤さん:よいしょ。
竹山:見えますか? 皆さん。
星野源:ああ。
タモリ:そこに…。
星野源:おおっ!
竹山:あっ オプションにつけた。
星野源:すごい自動で…。
竹山:あっ 回ってる。
(一同)ああ~!
星野源:楽し~い!
竹山:あ~ 回ってる。あっ 回ってる。
タモリ:半分出るんだ。 半分。
星野源:これ… ワクワクしますね。
タモリ:ジュークボックスみたいだ。
(洗浄音)
竹山:眼鏡と同じ音してますね。
佐藤さん:そうですね。
竹山:眼鏡もジーッて言いますもんね。
(洗浄音)
星野源:昔のジュークボックスみたい。
タモリ:ジュークボックスみたい。
竹山:真ん中の ラベルって言うんですか?
佐藤さん:はい。
竹山:それ バリバリ濡れちゃうんじゃないですか?
佐藤さん:それがですねよく出来ててちょうど このレーベルだけは水に浸らない位置に…。
竹山:濡れないんですか?
佐藤さん:はい。
竹山:タモリさんちなんか 別にねこれ 置けるでしょ? 終わった?
佐藤さん:今… これで超音波が終わった段階ですね。
(送風音)
竹山:あっ 乾燥してる。
(送風音)
竹山:乾燥してるよ。
佐藤さん:風が出てる。
竹山:えっと… じゃあ これでちょっと風が出てるかどうか。この辺で。
竹山:うわっ タモリさん すいません すいません すいません。
竹山:風が ちゃんと出てるよという。
タモリ:(頭を手で押さえて)今 飛びそうになった。
竹山:気 使わなくて すいません。
星野源:ちゃんと生えてるでしょ。ねえ。
(電子音)※完了の合図
竹山:出てきた! 出てきた 出てきた。
星野源:いいっすね。
竹山:かっこいいな。
タモリ:あっ でも 少し まだ残ってるね。
佐藤さん:そうなんですよ。
星野源:あっ ホントだ。あっ ホントだ。
タモリ:ここも残ってるね。
星野源:ホントだ。
タモリ:ここも残ってる。
佐藤さん:というわけでですねこれで行った洗浄されたレコードをさらにバキューム型で…。
タモリ:こっちで? えーっ!
竹山:うわっ…めっちゃきれいにしたい時2台買わなきゃダメじゃん。
星野源:ハハハハ!
〈今度は バキューム式のクリーナーでダメ押し〉
佐藤さん:まずは プラッターにセットアップしてまたレーベルが汚れないようにスタビライザーをつけます。
佐藤さん:で これ アームが3本あるんですけどもこのブラシの高さを調整して回転をさせて…。
佐藤さん:液が 今 出てます。
竹山:出てる。 ブラシから出てる。
星野源:ホントだ ホントだ。
タモリ:満遍なく出てるね。
佐藤さん:そうです。
佐藤さん:これは薬品を満遍なく塗布するためのブラシです。
竹山:うわっ すごい。 鎧塚さんが作るチョコレートみたいです。
(一同 笑い)
竹山:すごい… ねえ。
タモリ:そんなもん 食べてるのか?
竹山:すごいきれいじゃないですか。ほら 真っ黒になった。
タモリ:うわ~ すごい! きれい。
竹山:溝がなくなった。 きれい!
タモリ:それで…?
佐藤さん:ここにローリングブラシってのがあるんですけども。表面の液体を攪拌する。
竹山・星野:うわ~!
タモリ:あっ 攪拌してる。
竹山:うわ~ ホントだ!
星野源:洗ってるって感じがしますね。
タモリ:洗ってるね これ。すごいな これ。
タモリ:俺の心も のせてみたいね。
(一同 笑い)
竹山:きれいに 攪拌されて 洗ってね。
星野源:攪拌されたいみたい…。
佐藤さん:これがバキュームのアームになります。
竹山:今から吸うわけですね?そのバキュームを入れて。
(吸引音)
竹山・星野:おお~!
竹山:うわっ レコードだ!
(吸引音)
星野源:もう吸ってる!
(吸引音)
星野源:すげえ!
(吸引音)
竹山:すげえ…。
星野源:きれい!
星野源:こりゃすごいわ。
(吸引音)
タモリ:あのシミも取れたね。
佐藤さん:そうですね。
〈このあと 完全に乾燥するまで待てば 完了〉
〈シミだらけだったレコードはこんなにもきれいに生まれ変わりました〉
〈クリーニング前の音は…〉
星野源:あっ…。チリチリとノイズが…。
〈これが クリーナーの力でどう変わったのか?〉
♪~
星野源:すごい。
竹山:いや すげえ良くないですか?
タモリ:クリアだね。
星野源:すごいクリアですね。
星野源:ノイズ 全然ないです。
竹山:うわっ すげえきれい。
タモリ:あっ ない。
星野源:すごい!
♪~
♪~「Do you remember」
星野源:かっこいい。
竹山:うわっ…。
タモリ:これはすごい。
竹山:これはすごい。
タモリ:これはすごい。
星野源:すごい。
タモリ:違う。 スカッとするよね。
竹山:するでしょ?
タモリ:アースだなって感じだよね。
星野源:「きた!」っていう。
タモリ:アースだ!
星野源:スネアがバシッと止まってもう最高。
竹山:さあ では これ じゃあ 佐藤さん気になるお値段を聞きたいんですけども。
竹山:まずは こっちから?
佐藤さん:HANNLがですね…。
竹山:こっち ドイツ製。
佐藤さん:税込みで62万6400円。
星野源:はあ~!
竹山:62万6400円でございます。
タモリ:ああ そうですか…。
星野源:ハハハハ…!
竹山:これだけ きれいになりますからね 音が。
竹山:さあ そしてこちら アメリカ製の方は?
タモリ:あっ こちらだ。 問題はこちらだ。
佐藤さん:KLAUDiOがですねオプションの このアームはなしで本体の機能だけですけど 本体が75万6000円です。 はい 税込み。
タモリ:…のところを?
(佐藤さんの笑い)
佐藤さん:ちなみに オプションのアームが大体40万ぐらい…。
タモリ:えっ!?
星野源:ハハハハ…! 高い!
竹山:今 120万ぐらいですか?
佐藤さん:はい。
竹山:目の前で見てるセットは120万ぐらい。
星野源:オプションのレベルじゃないですよ 値段が。
タモリ:オプションのレベルじゃないよね。
〈埼玉にあるオーディオメーカーエルプの竹内さんはプレーヤーを持参。それは レーザー式〉
竹山:こういう事になっております。
竹山:レコードプレーヤーですよ?
竹山:ジャン。 レーザー式です。
タモリ:これね 一度 聴きたかった。
星野源:僕も すごい聴きたかったです。
竹山:あっお二人とも 知ってましたか。
タモリ:レーザ 一式じゃないんですよね?
(一同 笑い)
星野源:レーザ一式じゃないです。
竹山:レーザー。 レーザー式です。
竹山:はい 伸ばしてください。まず ものなんですけど…。こちらです。 はい。
星野源:わあ 何? これ。わあ~ すごい。
竹山:なんか プレーヤーじゃないみたいですね。
竹内さん:そうですね ええ。
竹内さん:あの… このトレーを開きましてこの中にレコードを入れるものですからいわゆる 普通…
竹内さん:レコードプレーヤーは全部針でトレースするんですけどもこのカッティングされた溝に針を落とすっていう事ですね。
竹内さん:ですから 谷底に向けて接触して再生するんですけどレーザーの場合には レコード盤…溝に触れる事なく要するに こする事なくプラトニック・ラブのような…。
(一同 笑い)
竹山:直接 タッチしないんですね。
星野源:なるほど。
タモリ:入れてないんですね。
竹内さん:そうです。 深いですね さすが…。
タモリ:セーフ セーフ。
星野源:セーフ セーフ。
タモリ:入れられても セーフ。
星野源:セーフ。
〈さらに レーザーは針がこすった場所より上の位置を読み取る事もポイント〉
タモリ:新品のレコードを聴いてるというような事になるわけですよね。
竹内さん:バージンになるんですね。
タモリ:バージン… セーフになる。
竹山:そうか。
星野源:さっきから なんなんですかね?
(一同 笑い)
竹山:多分 おじさんたち好きなんですよそういう会話がね。
タモリ:バージンレコードっつうの…。
竹山:別の意味でね。
〈今回は 竹内さんのおすすめビートルズの古いレコードを試聴〉
竹内さん:溝が よく すり切れてしまうほど聴いたレコードっていう表現をすると思うんですけどもそれが まさしくこのレコードなんですね。
竹内さん:で これを レーザーでかけるとどうなるかってのをちょっと試してみたいと…。
♪~
竹山:ああ きましたね。
♪~「Yesterday」
♪~「all my troubles seemed
so far away」
結構 ノイズがありますねやっぱり。
竹内さん:やっぱり ポールのボーカルがこう ひずんで聴こえますね。
竹山:古い感じしますね なんか。
竹山:さあ 今…。タモリさん いかがでした?
タモリ:ちょっと やっぱり全体的に 音が…。
星野源:ノイジーでしたね。
竹山:すっきりしない感じはしますよね。
竹山:さあ じゃあこの すり切れるほど聴いたこのアルバムを…『イエスタデイ』ですね。レーザーで 聴いてみましょうか。
竹内さん:これは もう操作的には基本的には ほぼCDプレーヤーと一緒なんですね。
竹内さん:頭出しと 早出し…早送りですとか 巻き戻し…。
タモリ:あっ それも全部? CDと同じ…。
竹内さん:はい。
〈果たして音の違いは?〉
星野源:ああっ これ すごい。
空耳アワー
タモリ:誰が言ったか知らないが言われてみれば 確かに聞こえる空耳アワーのお時間がやって参りました。
タモリ:お相手は こちらの方です。
よろしくお願いします。
タモリ:よろしくお願いします。
それでは 早速…。
(安斎とスタッフの笑い)
レッド・ホット・チリ・ペッパーズって事で…。
タモリ:レッチリですね。
はい。
『ストーム・イン・ア・ティーカップ』という…。
♪~
(笑い)
おお~ すげえ…。
タモリ:「WHOOP-TAY-WHOOP-TAY」
タモリ:「GIT-TA-GALA…
GIT-TA-GALA-GOOP-TA」
リズム系ってやつですかねSMの中でも。
タモリ:まあ… これぐらいでしょう。
あっ… はい。
続きましてはプリテンダーズですよ。
タモリ:プリテンダーズ。
『メッセージ・オブ・ラブ』。
♪~
♪~
(2人の笑い)
タモリ:「OVER AND」っつったのか。へえ~。
タモリ:「OVER AND OVER AND OVER AND OVER AND」…。
タモリ:あっ 聞こえるね。
あっ ホントだ。
タモリ:1回じゃ わかんないけどね。
タモリ:「OVER AND OVER AND OVER AND OVER AND」…。
(一同 笑い)
これ…。
タモリ:ちょっと面白いね これね。
いやあ… いいですね。
タモリ:皆様方も どんどん探して 送ってください。
タモリ:宛先は こちらです。お待ち申し上げております。
アナログオーディオ出張販売! 続き
〈すり切れるほど聴いたビートルズのレコード〉
〈一般的なプレーヤーで再生した時の音は…〉
♪~「Yesterday」
♪~「all my troubles seemed so far away」
〈これを レーザー式で再生するとどうなるのか?〉
竹山:くる くる。
♪~
♪~「Yesterday」
♪~「all my troubles seemed so far away」
星野源:ああっ これ すごい!
竹山:うわあ これ すごいね。すごいね これ。
♪~「here to stay」
♪~「Oh I believe in yesterday」
♪~「Suddenly」
竹山:うわ 全然…ボーカルの音 全然違いますね。
♪~「I used to be」
♪~「There’s a shadow hanging over me」
♪~「Oh yesterday came suddenly」
竹山:さあ という事でございます。これが レーザーでございます。
タモリ:違うね。
竹山:音 1回 切って頂いて。
竹山:さあ いいでしょうか? これ。レーザー。
竹内さん:フフフフフ…。
星野源:いやあ すごいよかったです 正直。
星野源:なんていうか あの…レーザー式って聞いた時にいわゆる アナログ…レコードの良さが消えちゃうのかなって思ってたんです。
タモリ:そうだね。 それが 一番心配。
星野源:そうなんですよ。
星野源:それがすごい心配なんですけど全くなくて 針を落とした感じもちゃんとあるっていうか。
竹山:さあ では ここでですね気になるお値段なんですけども…。
竹山:よろしくお願いします。おいくらでしょうか?
竹内さん:税込み 75万6000円が基本なんですね。
星野源:基本…?
タモリ:基本って 何?
竹内さん:選択肢が 2つありまして…。
星野源:またですか…。
星野源:オプションみたいな?
竹内さん:ええ。
竹内さん:あの… 1つは スタンダード型ともう1つはマスター型と呼ばれるいわゆる ベーシックタイプとハイエンドタイプがあるんですね。
竹内さん:これ マスター型というものにバージョンアップしてるんですが最終的に ええ… 172万。
星野源:ハハハハ…!
竹山:じゃあ 竹内さん これは…今 目の前で私たちが見てるこれは、172万8000円のものですね?
竹内さん:そうです。 元々は75万6000円から育てた…。
竹山:育てて 今 現在は172万8000円まで大きく育ったよと。
星野源:だったら 最初からその値段 言ってくださいよ。
(スタッフの笑い)
〈次回は 現役僧侶が作ったゲーム『檀家』をお坊さんたちと一緒にプレー〉
〈お寺の知られざる本音も…〉
大きいお寺さんで除夜の鐘をたたいているの、そういうの(鐘)あるといいなっていうふうに思いますよね
あこがれは少し。