有名雑誌に33年間、3000枚以上ものイラストを描いてきた巨匠・種村国夫のエロ挿絵に学ぶエロ挿絵の変遷!!
週刊文春の長寿エロ連載「淑女の雑誌から」に33年にわたって独特のタッチで挿絵を描き続けている種村国夫。
ゲストの劇団ひとり、大橋裕之とともに、巨匠の仕事場にお邪魔し、ジャンルごとにエロ挿絵の変遷を追いかける!
また立体エロ作品にも迫る!
種村国夫さんについて詳しく知りたい人は「「週刊文春」長寿エロ連載 挿絵画家の知られざる人生」を参照してください。
◆出演者:タモリ
◆ゲスト:劇団ひとり、大橋裕之(漫画家・全日本ポストサブカルチャー連合 メンバー)、種村国夫
◆ソラミミスト:安齋肇
<2017/5/6 0:20 テレビ朝日>
素人女性のエロトークを紹介する 長寿コーナーに毎週2枚ずつ、33年間で トータル3000枚以上描いてきたのがエロ挿絵の巨匠 種村国夫先生
今夜は その膨大な作品を基にエッチな投稿の歴史を読み解きます
毎度おなじみ流浪の番組『タモリ倶楽部』でございます。
まあ 毎年色んな美術展があります。
今年もですねアール・ヌーヴォーの巨匠とかね
ヴェネツィア派の巨匠なんていうのがね展覧会やっておりますが…。
(ひとり)いやいや タモさん、今日はねその方々と肩を並べるぐらいの
巨匠を ご紹介したいなと。
随分 お若い巨匠ですね。
こちらの方は巨匠じゃないんですよ。
違うの?
あの… 漫画を描いてます大橋裕之と申します。
よろしくお願いします。
(大橋)お願いします。
(ひとり)『タモリ倶楽部』初登場
という事なんですが実は ちょっとね 縁があるんですよ。
なんで?
(ひとり)ねえ。
実は 18年前ぐらいに 空耳アワーに採用された事がありまして。
古い!
(ひとり)汚っ!
(スタッフの笑い)
(ひとり)相当 使い込みましたね。
(大橋)そうですね。
あら 古い…。なんのネタを送ったんですか?
Steppenwolfの『The Pusher』という曲で
「汗が出ん」って聞こえるっていうやつだったんですけど…。
(ひとり)「汗が出ん」
どうですか? 覚えてますか?
覚えてないです。
ホントの空耳になってしまったというね。 ハハハハ…。
それで これ もらったんですか?
これ… そうです。
ああ そうですか。
タモリさんに不評だったので…。
不評だったんですか?
そうですね。
当たり前だろ こんなのって。
(一同 笑い)
気をつけてください 発言に。
ずっと引きずってますから。
いつ どこで会うか わかんないね。
(ひとり)わかんないですからね。
世の中 わかんねえな ホントに。
さあ 今日はですね あの…
33年間 とある雑誌にですね→
3000枚以上 作品を
描き続けてきたという巨匠を→
ちょっと ご紹介したいなと。
それ 巨匠ですね。
どういった作品かと言いますと
こちらです。
ちょっと覚えあるんじゃないですか?
知ってる 知ってる。
(ひとり)知ってますか?
知ってます 知ってます。
週刊誌だろ。
週刊誌。 突然やってきますよね
あのページね。
なんだろう? これ みたいな…。
〈雑誌『週刊文春』をめくると目に飛び込んでくるエッチなイラスト〉
〈素人女性のエロトークを紹介する 長寿コーナーに毎週2枚ずつ→
33年間で トータル3000枚以上描いてきたのがエロ挿絵の巨匠 種村国夫先生〉
〈今夜は その膨大な作品を基にエッチな投稿の歴史を読み解きます〉
ここが 先生の職場って事ですね。
そうですね はい。
お邪魔しといて なんですけど
狭いですね。
すみませんね。
これ 資料が多いんですか?
(種村)資料もありますし こういう段ボールはですね
あの… 額が入ってるんですよ。
で あの… 中国製の額をね 安いから まとめて200個ぐらい
買ったんですよ。
それが 売れる予定だったのが 売れないから…。
(一同 笑い)
ずっと 額がね…。
(ひとり)在庫抱えちゃったんですね。
まだ 在庫があるんですよ。
一挙に売れるつもりだったんですか?
(種村)一挙に売るつもりでね
スカイツリーが今から5年前ぐらいに
出来たでしょ。
その時にスカイツリーにかこつけた絵を
シリーズ絵として描いたんです。
(ひとり)なるほど。
で 1万人がね買ってくれれば…。
(スタッフの笑い)
そんな うまくいかないですよ。
1万人で僕に1万円入ればもう それで…。
(一同 笑い)
相当なもんでしょ。
オープニングから下世話な話やめてもらっていいですか。
(種村)全然 当てが外れた。
先生はね 僕らも見た事ある例の あのページで… ね。
30年以上 ずっと描かれてる…。
そうなんですよ。
いつのまにかそうなっちゃったんですね。
(ひとり)さあ そんな先生の
記念すべき第1回のイラストを→
ちょっと見たくないですか?
1983年8月4日号に掲載された作品でございます。
こちらでございます!
(ひとり)これタイトルがですね→
『自然に手がア・ソ・コに……』
というタイトルでございます。
(ひとり)覚えてますか? 先生。
いや あんまり覚えてなかったんですよ。
えっ!
(ひとり)内容としては→
ベッドの横に腰掛け
腹筋運動状態で足を上げ→
足先に力を入れて
足を上下左右に振ると→
気持ちがいい…。
(一同 笑い)
(ひとり)それをイラストで表現した。
これ ちなみにモデルさんみたいのいらっしゃるんですか?
いないですね。
(ひとり)なんか写真見てとかじゃなくてもう想像?
大体 想像ですね。
国籍がはっきりしませんよね。
(種村)そうですよね。
僕は あの… やっぱり洋モノっぽく見られますよね。
でも 別に 洋モノを書こうという意識もないし
それをモデルにした事もないんですよ。
自然にこうなっちゃってたんですけど
それが 30年後の今ではやっぱり これから また
相当変わってるわけですね。
実際 その性癖的にはどうなんですか?
洋モノが好きとか…
いや 俺 やっぱ和モノだとか…。
僕は やっぱり和モノが好きですね。
あっ…。
(ひとり)そうなんですか?
あっ そうなんですか。
全然違うよね。
(ひとり)ねえ 意外ですね。
(種村)エロチックっていうのはですね→
外国の女性のスタイルはね
胴が短く 足が長いですよね。
これはですねいくら裸になってもね
こう… スポーティーに見えるんだよね。
はあ はあ はあ。
わかります。
日本人のように胴長短足だと
胴が こう くねるでしょ?
これがエロチックなんですよ。
大橋さん 漫画家から見てこの絵は どう…。
多分 世界一下手だと思うんで漫画家の中でも あの…。
あっ 大橋さんがね?
(大橋)漫画家の中でもそうですね。
急に種村先生の事ディスったのかと…。
違います! 違います!世界一下手な絵ですって…。
ご自身がね。
そんな事ないでしょ?
だって プロの漫画家なんだから。
ちなみにタモリさん大橋さんの絵って
ご覧になった事…。
いや 俺…。
見ればわかると思うんだけど…。
(種村)僕も見ればわかると思う。
〈こちらが大橋さんの作品〉
〈かなり独特なタッチの漫画です〉
(ひとり)どうですか?
(種村)ああ~。 悪くないね。
ありがとうございます。(種村)面白い。
うん…。
見ればわかるっていう事でしたがどうでしょうか?
ハハハハ…。
ちっとも出てこない。
でも なんとなくしょんぼりしてるね。
(種村)しょんぼり…。
(ひとり)こういう ちょっと
独特のタッチというかね。
〈イラストを投稿ジャンルごとに紹介〉
まずは車モノから見てみましょう。
乗り物ですよね。
車です これは。 はい。
はい… というわけで→
これ 全部車でございますね。
え~。
先生 やっぱ
車モノは多いですか?
多いですよ。
う~ん。 でも なんか最近 また ちょっと
減ってきたっていう話も…。
(種村)いやいや だから 最近若い人がね 車離れっていうかね。
車って ほら お金かかるでしょ?
(ひとり)はいはい。
買う時も高いし あと税金もね。
それから駐車場代でしょ。
ガソリン代でしょ。
もう その… 大丈夫です。 もう…。
車が金かかる話は もういいです。
大丈夫です。
それで免許すら取らないって人が出てきてるよね。
だから 車のセックスは ちょっと廃れていくんじゃないですかね?
はあ~。 まあ 最近ね アレクがカーセックス写真撮られて…。
あれ 珍しいタイプですね
じゃあね。
昔のタイプだったんだね。
(ひとり)そうですね。
〈エロ投稿の変遷〉
〈続いては乗り物編〉
こちらでございます。
なんと ほら… ヨット。
これは電車なんですけどもね。
ヨットで太平洋に乗り出した時
太陽の下真っ青な空を見上げながら
オルガズムを体験したっていう。
贅沢ですね。
贅沢ですよねえ。
これは やっぱり
ヨット好きとしては萌える…?
あのね 意外と萌えないね。
ヨットはね結構 やる事が多いんだよ。
そうですよね。
で 下手すりゃ命かかってるから。
(ひとり)そうか。
そんな優雅なもんじゃない。
オルガズム感じてる場合じゃないと。
感じてる場合じゃない。
それとか ほら…
酔う事もあるからね。
僕もボート持った事あるんですよ。
(ひとり)あっ そうなんですか?
もう 舌を噛まないようにね…。
バーン! バーン! と
こうなりますから。
でも それでやったら
バーン! バーン! でいいのか…。
(一同 笑い)
やかましい。
正常位 女上位…。
そこまで頭が回らないですよね。
船の場合はね。
さあ この真ん中は88年の作品ですね。
『ブランコ』っていう題名の…。
ブランコで 実際 出来るのかな?
上にのせてブランコをこげるかどうかも…。
(ひとり)いや こげないですよ。
しかも たったままって無理じゃないですか?
(種村)よっぽど強力なあれじゃないとね。
しかも公園だからねブランコがあるのは。
(ひとり)そうですよね。
そして これはもう
最近の作品ですね 2013年。
あるローカル線で彼が上着を下半身にかけて→
ひと言 触ってとつぶやいてきたっていうやつで。
こっちの方がまだリアリティーあるね。
これは…。
ありそうですね。
ローカル線なんか北海道行ったら
もう ほとんど誰も乗ってないもんね。
(ひとり)ちなみに ここ 先生。
「ローカル線の液!」っていう…。
(一同 笑い)
(ひとり)結構 下品な文言を
書かれてますね。
ときたまね。
こういうのもあるんですね。
僕が もう 勝手に
オチをつけてるんですよね。
(ひとり)ああ~。 続いて…。
え~ 野菜モノですね。
ああ 野菜モノね。
(ひとり)はい。 やっぱり
野菜モノも多いですか?
(種村)多いですね。
(ひとり)どうなんですか?
でも 現代の女性も いまだに野菜なんか使うんですか?
色んなおもちゃとかある中…。
今年はですね
冬野菜が すごい高騰…。
(一同 笑い)
高騰してるんですよ。
だからね あの… 贅沢なんですよ。
贅沢。
(ひとり)なるほど。
(種村)特に冬にゴーヤーなんてね→
もう 夏の野菜ですから。
はい。
ゴーヤー…
ゴーヤーは なかなか使わない…。
きゅうりにねもの足りなくなった人は→
次はゴーヤー…。
ゴーヤー いくんだ?
(ひとり)ゴーヤー いけますか?
(種村)いくらしいですよ。
すごいね…。
これ… 描いてる時にたっちゃうみたいなのあるんですか?
うーん… まあ ないですね。
(ひとり)あっ ないもんなんですか?
(種村)ええ。 割とクールに…。
描く時は。
へえ~。 なんかねえ その…。
でも やっぱり そのエロチシズムを やっぱり…
考えながら描いてるわけだから
あの… 全く その…
あの… ピクッともしないって事も
ないんだよね。
あ…。
(一同 笑い)
軽く…?
軽~く たつっていう事ですね?
(種村)ええ 軽く。
何 先生 照れてるんだよ。
(ひとり)
でも わかんないんですけど…。
ピクッ ピクッ…。
ピク…。
すっきりしちゃってから作品描くのと… ねえ
その 悶々としながら描くのって
なんか それ作品に影響しそうじゃないですか。
そうですねちょっと影響は出ますね。
だから まあ 絵を描く場合はすっきりしたあとは
ちょっと 描く気しなくなるんじゃないですかね。
ああ~。
男って そうですよね。
あの… そういうのが終わっちゃったあとは
もう帰っていいよぐらいになるでしょ?
はいはいはい。
急に変わるんですよね。
ものすごい分別がある男に
なるよね。
(種村)ものすごく そう…。
急にね。
急に。
なんで この人
こんなに変わったの?
人生を説いたような…。
(一同 笑い)
さっきと全然違うな…。
哲学の話みたいにね。
哲学の話に…。
〈その他よく見られるエッチネタには
水中モノ 潮モノなどがあり
時代を超えた定番ネタとなっています〉
大橋さんは その…女性の裸とかって
描いた事あります?
宇宙人とか幽霊の女の人みたいな
やつなら あるんですけど→
ホントに生身の… 普通の人間の
ってのが あんまりなかった…。
あんまり描けないですね。
恥ずかしいのかな…。
(ひとり)エロみたいなのは
あんまり描いた事ない。
僕ね… 絵 下手くそなんですけど
デンジャラスさんのノッチさん
っていう先輩なんですけど。
…に唯一教わったのが
きれいなおっぱいの描き方
っていうのは
教わった事があるんです。
どう描くの?
ノッチは 絵うまいの?
そんなに
絵心あるわけじゃないんですけど
あの人ね おっぱいの描き方だけ
すんごいうまいんですよ。
ああ そう。
ああ なるほどね。
(ひとり)で 乳首あって
乳首あって ウエスト。
ほら!
(種村)なるほど なるほど。
(ひとり)きれいなおっぱいじゃ
ないですか?
そうそう そうそう いいですね。
ちょっと 大橋さん じゃあ…。
(スタッフの笑い)
普段 描かないかもしれませんけど
なんか きれいなおっぱい。
これは そのためにあるんじゃないんでしょ?
(ひとり)ただのカンペなんですけど。
カンペだろ? これ。
(種村)進行のための…。
(ひとり)せっかくだから→
先生に おっぱい見て頂いて…。
(笑い)
何 笑って…。
(種村・タモリ)おお。
(種村)遠慮っぽいね 少しね。
(ひとり)どうですか? 先生。
(種村)でも まあ 自分の絵柄に合ってるんじゃないですか?
(ひとり)先生 ちょっとおっぱい描いてください。
まあ おっぱいから もうこう描いちゃえばいいんですね。
(種村)それで もう
このぐらいには こう描いて…。
(一同 笑い)
(ひとり)結構
ストレートに描いてきますね。
乳首には こう…。
(ひとり)ああ なるほど。
(種村)こういうね 下にこう…→
よく見ると ほら少しイボイボみたいな…。
(ひとり)はい ありますね。
(種村)これも描くと こうね…→
いいわけですよ。
ああ でも わかる。
先生っぽいですね。
〈初公開〉
(ひとり)まず 編集者から原稿が届くわけですね。
(種村)そうですね。
(ひとり)これが原稿。
これで どの部分を抜粋するか
っていうのは先生が決めるんですか?
(種村)そうですね。
編集部はね こう描けとかね
これ 描いちゃいけないとか
一切 言わないんです。
好きに描いていいんです。
(ひとり)なるほど。
(種村)色んな… 中の特徴的なものを
そうやって やって…。
ああ あそこ 入ってる!
(種村)ハハハハハ…!
狭いとこ入っていって…
定位置についた。
(種村)そうですね。
それで まず枠をね。
(ひとり)はいはい。
(種村)ちっちゃく描くんですよ。
(ひとり)実際に あのサイズで描いてるんですか?
(種村)あの… 絵はですね1.3倍から1.5倍ぐらいの
大きさに描くと印刷にした時に
きれいに出るんですよ。
(ひとり)へえ~!
(種村)もう2倍ぐらいに描くと
大きく描きすぎなんですね。
(ひとり)まず こうやって…
これ 下書きっていうんですか?
(種村)そうですね。
これは 別に 先生がすごい早く描いてるわけじゃ…。
(種村)ハハハハ…!
(ひとり)早送りでございます。
(種村)それに こういうね…
そういう細字用の
こういう 先のすごい鋭い
付けペンがあるんですよ。
それで 墨入れっていうのを
やっていくわけですね。
それは あの… 必ずしも
下書きしたとおりに描くんじゃなくて
ああいうふうに少し ずれたりもして
そこでまた 調整しながら
もっと色っぽくしていってる
わけです。
(種村)漫画家さんで 色々
ペンは違うと思うんですけど
僕は このラウンドペン
っていうのが好きでね。
こういう細い線も描けるし
このぐらい太くも描けるし…。
押さえつければ ワッと…。
(種村)押さえつければ
このぐらい…。
大きく もう
3種類 4種類ぐらいに こう描いていけるんですよ。
(ひとり)へえ~! 便利だなあ。
ふくらみが…。
(ひとり)細かい!
(種村)恥骨のふくらみ…。
(ひとり)恥骨のふくらみ描いてたんですね 先生。
恥骨湖 洞爺湖国立公園…。
(種村)洞爺湖…。
〈完成までに要する時間はおよそ1時間半〉
これ でも 1.3倍ぐらいが
ちょうどいいっていうのは
初めて知りました。
知らなかったね。
大体 どの漫画もそうなんですか?
いわゆる 週刊の漫画とかも
1.3倍で描いたものが…。
まあ 1.5から1.3ぐらいですよね。
僕 でも 逆にちっちゃめに描いて→
大きくする場合も結構 多いですけど…。
先生が言ってるんだから…。
すいません。
(一同 笑い)
〈実は 種村先生→
立体的なエロ作品も
手がけています〉
(ひとり)まずは こちらでございますね。
これは なんでしょう? 先生。
(種村)これは だから
何かの梱包材なんですよね。
よーく見るとね 面白い形をしてるんですよ。
(ひとり)これ 面白いなあ。
(種村)ねっ?
こっちに出っ張ってるのが
すごいね 迫力になっているわけです。
これをね こういうふうに考えるって…。
ないよね? これ。
すごいね これ。
これは やっぱり こういう…→
見つけた時にここは ひざにしようとか…?
(種村)だから
何もないのを まず見てると→
うーん… と
こう なんか 浮かんでくる…。
(ひとり)見えてくるわけですか?
(種村)見えてくるんです。
これ ちょっと タモさん
新しくないですか? これ。
これ 新しいね。
(ひとり)面白いですよね。
これは すごいな。 立体…。
(ひとり)これ エロくなかったら
子供にもやらせたいもん これ。
ハハハ…。
ねえ? 子供にもやらせたいよね。
なんか 想像力もすごく使うし…。
動物なんかにしても面白いですよね。
ですよね!
うん うん。
ちなみに ここはどうなってるんですか?
(種村)そこは これ買った人しか見れない…。
また そこにお金が…。
(一同 笑い)
(ひとり)ご開帳代があるんですね。
(種村)そうそう そうそう…。
そういったシリーズが…。
すごいな これは。
あっ これも よく出来てるな~!
ああ~。
(種村)だから 凸凹を利用すると→
やっぱり なんか迫力が増すんですね。
これ 部屋だよ。
(ひとり)これは いや… 先生
これ すごくいいアイデアだと
思いますよ。
(種村)これ だから
これ 理解してくれる人が
ぼちぼち現れてるんですよ。
なんか このためにあったような
凸凹みたいに見えてきましたね。
(種村)この梱包材はね 捨てないでね
こういうふうに遊んだ方が
いいと思います。
じゃあ これを作る人は
梱包ザー…。
(一同 笑い)
(ひとり)かっこいい! 梱包ザー。
じゃあ 今後 梱包材は
先生に送ればいいですね。
(一同 笑い)
また 梱包材だらけに…。
誰が言ったか知らないが
言われてみれば 確かに聞こえる→
空耳アワーのお時間が
やって参りました。
お相手は こちらのお方です。
はい。 よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
近田春夫さんとやってる
『考えるヒット』っていう連載も→
もうすぐ1000回なんですよ。
あれ 長いよね。結構 長いんですよ。
あれ だから 僕 1000枚ぐらい
絵 描いてるんですけど…→
ダジャレで。 ずっと。
で まあ 雑誌の仕事って→
いやらしい絵とか
頼まれるんですよ。
エロいやつを。
エロ 全然 描けないんですよ。
結局 揚げ句 頼まれて→
チンポ描いて終わりみたいな…。
全然エロくないやつ。
エロでもなんでもない…。
ファットボーイ・スリムで
ございます。
『ソング・フォー・シェルター』。
♪~
(一同 笑い)
最低だな。
最低だ これ。
エロくもなんとも…
なんともないです。
フフッ フフ…。
「I GET DEEP」
「I GET DEEP I GET DEEP
I GET DEEP」
「I GET DEEPER DEEPER DEE…」
リズム感が面白いだけじゃない。
フフフフフ…。
やった。
こちら差し上げます。 はい。
次 参りましょう。
はい。
次は メタル・チャーチっていう…。
メタル・チャーチ。
なんか アメリカのヘビーメタル。
ほう 見てみましょう。
♪~
♪~
(一同 笑い)
「やってる!」
「やってる!」
「JUST TO SAY」って言ってるの?うん。
「YOU’RE HIP」 「YOU’RE HIP」
「YOU’RE HIP」
「JUST TO SAY」 これ聞こえるね。はい。
「やってる!」が どうかね…。
(笑い)
まあまあ これ差し上げます。はい。 ありがとうございます。
次 参りましょう。
はい。 続きましては→
スウェーデンのデスメタル。
イン・フレイムスでございます。
はあ~。
♪~
♪~
(一同 笑い)
すごい。
「AS IN WINTER-GUISE」
「I SWOOP TOWARDS THE GROUND」
あれ? もう1回 見てみようかな。
♪~
(一同 笑い)
言ってるね。
すごい言ってますね。
すごい言ってますね。
「I SWOOP TOWARDS THE GROUND」
「台本と違う!」って言ってるよね。
すごい言ってます。
怒ってるよね。
怒ってますね これは。
これ 結構 面白かったな。
これ差し上げます。 はい。
皆様方も どんどん探して
送ってきてください。
宛先は こちらです。
お待ち申し上げております。
〈立体エロ作品まだまだ あります〉
ちょっと これ小ぶりなシリーズになるんですかね。
これ 卵のパックですかね?
(種村)卵のパックのね…。
あの これはですね ここにね
指をね こう 入れるわけです。
乳首になる。
(種村)乳首… ほらね。
バカな事やってますね。
いいですよ。
先生 常に ここに乳首 描いてるんですか?
(種村)いやいや 今 このために
描いといたんです。
(ひとり)しかも 先生 結構 それね
大量生産してますから。
ハハハッ これ。
〈エロの巨匠 種村先生ですが
エッチじゃない港の作品も人気〉