IEEE 802.11acの実力は?NEC AtermWG1800HP×Intel Dual Band Wireless-AC 7260 7260HMW

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2017年2月にもう1台のCF-SX1のWiFIモジュールをIntel 7260に換装した記事はこちら

IEEE 802.11acの実力は?NEC AtermWG1800HP×Intel 7260HMW

Dual Band Wireless-AC 7260に換装完了後、XS1の電源を入れる。
WiFiカードをCentrino Advanced-N + WiMAX 6250からDual Band Wireless-AC 7260 + Bluetoothに交換したため、ドライバーがあたっていないので、WiFiが使えなくなっていました。
カードの世代が違うからドライバーも違うのでしょう。
少し前まではDual Band Wireless-AC 7260のドライバーは当初Win8の用しかなくて、9月に入ってからWin7用がリリースされました。
早速IntelのHPからダウンロード。
このときOSとbit数を選ぶとエラーになるので、7260を選択した時に表示されるページを下にスクロールするだけでOKです。
ダウンロードして、インストール。 ※Win7 64bit用は2つあるが、違いがわからんです。
私は上をチョイスしてインストールすると無事認識しました。
これまで使っていたルーターの設定はそのままにしてネットワークから外し、AtermWG1800HPをルーターとして機能するように設定。
インターネットはマンションタイプの光なので、速度は現状より速くなる見込みはなし。
目的のLet’s noteからWHSの転送速度がどうなるのかベンチ実施。

13.4MB/秒→19.2MB/秒に!!!って想定外の低さ。
300Mbpsの理論値はおおよそ37MB/秒、867Mbpsの理論値は108MB/秒。
2~3倍くらい早くなると踏んでいたのに・・・

なぜIEEE 802.11acのIntel 7260HMWに変更したのに速くならない?

敗因が何かをしばらく考える。
原因はPCはIntel、ルーターはAtheros(現Qualcomm)で、WiFiのチップのメーカーが違うから?
それは買う前からわかっていて折込済みでしたが、数字が悪すぎる・・・
通常PC側はインテルのWiFiカードが搭載されている可能性がかなり高いです。
NECのルーターは歴代Atherosのチップばかり搭載しており、ルーター自体の評判は悪くありません。
私は今回はじめて、NECの製品を買いましたが、バッファローもコレガも2週間に1度はACアダプターを引っこ抜いて強制的に再起動をして使っていたので、NECのルーターにはそんなことはないと信じています。
逆説的に、NECのルーターとIntelのWiFiチップの相性が極端に相性が悪いなんてことはないでしょう。
そうであれば設定で回避できるはずで、ルーターがNECだからといってAtherosのWiFiカードを指名して買い、換装をする人なんていないと思います。
もっと言うとIEEE 802.11acはIntelが対応のWiFiカードの搭載をPCのメーカーに推進しないと規格自体が普及しないはずです。
現にWimaxもIntelの力は絶大で、ノートPCの搭載率は高いです。
またIEEE 802.11acの中心的な存在のBroadcomの力だけではそこまで普及をしないと規格と思われています。
Broadcomのチップを搭載しているのはApple製品が多いです。
ルーターもPCに装着したWiFiカードの設定もドノーマルなので、転送速度アップを目指して設定を変えます。

AtermWG1800HPの設定

5GHz帯の電波出力を50%に下げる。
→PCとルーターが同じ部屋の中にあり、2-3mしか離れていないので電波が強すぎるのでは??との考えから。※実際50%にしてもPCから見る電波の強度は強。
ジャンボフレームをON。※なぜかOFFでした。
その他はあまり問題になりそうな点が見当たらなかったので、デフォルトのままです。

PCのWiFiカード(Intel 7260HMW)の設定

ローミングの積極性を最低に変更。
電波強度を中~高に変更。
PCの設定項目は言葉の意味がわからないものもあるので、この2つだけ変更。
結果は・・・
変わらない。。。
もうちょっと考えます。

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