IEEE 802.11acの次はIEEE 802.11axみたい IEEE 802.11ac WAVE2は製品が出なそう

IEEE 802.11acは2ストリームの867Mbpsで終息するっぽい。
https://internet.watch.impress.co.jp/docs/column/shimizu/1130595.html
上の記事を読んで、IEEE 802.11ac WAVE2は普及しないなと率直に思った。
IEEE 802.11ac の2ストリームの867Mbpsよりも高速なクライアント(PC/スマホ/タブレットなど)はほぼ皆無。
つまりは、無線LANのルーターも867Mbpsのモノを買うのが一番賢いというか、それ以上は不要ってことだろう。
接続台数によっては上位の1300Mbpsや1733Mbpsのルーターが必要だーみたいな風潮があるけど、そんなにたくさんの端末で同時に通信しないでしょって感じだ。
メーカによって仕掛けられた罠ですな。
今私が買うならNECの2ストリーム(867Mbps)のIPoE対応のWG1200HP3を買うな。

次はIEEE 802.11axに移行するみたい

先日au光が10Gbpsに対応、順次サービス開始とニュースが出たときに、レンタルされるHGWに10Gbqsのwan/LANポート、IEEE 802.11axのドラフト規格のWiFi機能を搭載していた。
https://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/1105571.html
インターネットがついに10Gbps接続になるかと驚いたけど、1Gbpsの理論値までフルに帯域を使うようなようなスピードは出ないようだ。
またドラフト規格とはいえ、新しい規格の無線機能を持ったHGWが出たことで、IEEE 802.11axへの移行は決まったかなとも思った。
しかも、HGWはNEC製のBL1000HWでモロにルーターを作っているメーカー。
もう新規格のルーターを出せる準備は整ったということになります。

IEEE 802.11acはいつくらいまで?

IEEE 802.11acは今まさに主流、メインストリームを爆走中なので、すぐにIEEE 802.11axに移行するとは考えにくいです。
しかし、最量販のクライアントがIEEE 802.11axに対応したらあっという間に置き換わると思います。
そのクライアントはズバリ iPhone。
2018年に出るiPhoneにIEEE 802.11axが採用されたら、あっという間にIEEE 802.11axが普及すると思う。
が、しかしこれまでのAppleの動きからすると、iPhoneにコストがかかるチップを載せないと思われるので、IEEE 802.11axのチップが低廉化してから、来年以降のモデルで対応するのではないかと思う。
AppleはMac製品にはかなり早く最新のWiFiテクノロジーを搭載してくるのに、生産台数が桁違いに多いiPhoneはコスト重視で設計&部品選びをするから恐ろしい。
さらに時間的な問題もあって、おそらく夏前に仕様を固めて、部品を発注して一気に生産するから、製品登場時の2018年9月の最新の規格が搭載しにくいんだろうと思われます。
となると、あと1年はIEEE 802.11acの天下、867Mbpsのルーターを使っていれば当面は戦えるでしょう。
もし現状でiPhone 6以降を使っているのに、300MbpsのIEEE 802.11nのルーターを使っていたら、IEEE 802.11acのルーターにすぐに買い替えた方がよいです。
はっきり言って、IEEE 802.11ac対応のスマホを持っているのに、古いルーターのままじゃアホくさいし、価格も5-6千円くらいなので買い替えた方が通信サクサクになりますよ。
IPoE不要で有線LANを使わないよ、スマホしか繋げないよってことであれば3000円台から買える機種があります。


当然ですが、契約している速度が遅いとWiFiルーターを交換しても無意味なので、家の光をギガもしくは200Mで契約している人で古いルーターを使っている場合は、買い替え効果がかなりあると思います。
iPhone 6s以降を使っていたら通信速度の理論値がLTEの方が速いなんてことになりかねないので、IEEE 802.11acのルーターは必須です。

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