ケルヒャーでパイプ 排水管 高圧洗浄 業務用のパイプクリーニングホース購入

その他

自分で排水管の詰まりをケルヒャーの高圧洗浄機できれいすっきりさせるために、業務用のケルヒャー パイプクリーニングホース互換のホースを買ったよって話。
5年位前に業者にお願いをして、台所の下水の排水管のつまりを直してもらったことがあります。
その時作業の様子を見ていて、油の塊や髪の毛がパイプからどっさり出てきて、びっくり。
こんだけ排水管の中に貯まってたら、水が流れなくなるよね。と業者のオジサン。
この作業を見ていた私は高圧洗浄機とパイプ用のホースがあれば、排水管の汚れ・つまりはスッキリするんだということが、強烈にインパクトに残りました。
その時は困っていたので仕方なく払いましたが、料金が3万円と高かったので強烈に覚えています。
30分程度の作業で料金が3万円の工賃は、すげー割が良すぎるとも思いました。
パイプは詰まってから作業をするのではなくて、定期的に洗浄することでいきなり詰まるなんてことは避けられるそうです。
一般的な家庭であれば、1年に1回くらい洗浄をしておけば、油の塊がカッチカチになってパイプにまとわりつくこともないよ。と業者のオジサンが言っていました。
手入れをしないで詰まってから業者を呼ぶと、料金が高くても頼まざるを得ないですからね。
それから1年くらいして、高圧洗浄機のオプションのパイプクリーニングホースを買って試してみました。
買ったのはケルヒャーの純正のオプションのこいつ「ケルヒャー パイプクリーニングホース 7.5m」です。

ケルヒャー純正のパイプクリーニングホース 排水管を直角には曲がらない

ケルヒャー パイプクリーニングホース 7.5mは7000円くらい売っていたので、3万も払って高圧洗浄でパイプのつまりを直してもらったのは何だったんだ、たけーじゃねーかと。
このケルヒャー純正のパイプクリーニングホースさえあればパイプの詰まり知らず、年1回メンテナンスしてやるぜと思って、説明書を見ながら高圧洗浄機にセットをして作業しました。
下水の升はいくつかある場合は、台所から水を流したまま、家の外にあるどの下水の升に水が流れてくるのか見て確認します。
高圧洗浄のホースを突っ込むのは、水が流れてきた升です。
で、我が家の台所の排水管は2か所90度に曲がるところがあります、業者のオジサンがやったように升を開けて排水管にホースを突っ込んだのですが、最初の直角カーブから先に進みません。。。
ん??あれ??なんでだ?
理由は、ケルヒャー純正のパイプクリーニングホースは先頭部がカッチカチなので、排水管の直角カーブを曲がってくれません。
ホースの先頭部を何度も揉んで、柔らかくしましたが、業者のオジサンが使っていたホースとは大違い、全然先に進んでくれません。
ここで工賃3万円のプロの機材に7000円のホースと家庭用のケルヒャーでは対抗できないことに気づきました。
あまり悪く言いたくありませんが、ケルヒャー純正のパイプクリーニングホースはごみと化しました。
パイプの直角カーブの中を進んでくれないので使い物になりません。

家庭用のケルヒャーのパイプクリーニングホースに期待しすぎた

年に1回は洗浄したほうがいいよというアドバイスを受けて、それが営業的な話なのかマジなのかよくわかっていませんでしたが、パイプ洗浄から1年経った時点では特に問題なく排水されていました。
とはいえ、油の塊は徐々にパイプにまとわりつくから、やらないものよくないとは思いましたが。
なんせ7000円払って買ったケルヒャー パイプクリーニングホース 7.5mは一度使った中古品。
返品もできないしパイプクリーニングの役には立たないことに愕然としまして、さらなる投資は避けたいと思っていました。
ケルヒャー パイプクリーニングホースは直線のパイプであればきれいに洗浄できるので、製品の不良とは言いにくく、売り方が悪いんだなと。
さらに買う側も期待値も高すぎて、そのギャップでみんな嫌な思いをしているのだなと感じました。
これは当時の話で、2013年のことです。

結局ケルヒャー パイプクリーニングホース 互換の業務用ホースを買うことに

そして今年、ついに来ました。
詰まっているわけではないが、流れが悪い。水はけがよくないというのを体感するようになりました。
そろそろパイプクリーニングの時期だけど、業者に頼むか、自分でやるか。
そこでケルヒャーの高圧洗浄機に対応する、業務レベルのパイプ洗浄専用のホースがないか検索です。
探したら楽天にありました。
プロ用のパイプクリーニングホースの先端が違うんです。
蛇腹みたいなのがついていて、通称スズランノズルというそうです。形がスズランの花に似ているからでしょう。
先端にこれがついていないと、90度のカーブを曲がってくれないみたいです。
下の写真を見て、2秒で理解できたので、さっそく注文をと思ったら、いいお値段。
税込 25,000 円 送料別
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でも結論、業務用のホースを買いました。

パイプの洗浄に毎回3万払うか、ちょくちょく自分でやるかの違い。
もし失敗したら業者呼ぶ覚悟でしたが、台所のパイプは上の写真より1cm径が太い5cmの排水管だったので、大舟に乗ったつもりで頼みました。
ケルヒャーのパイプクリーニングホースは写真の左にある「ロケット」タイプでT字路を直進しかできないやつです。
この透明な排水管の解説ですべて理解できました。

パイプクリーニングホースのスズランノズル vs 「ロケット」タイプ

以前購入したケルヒャー純正のパイプクリーナーと今回購入をした約2万5千円のスズランノズル付きのホースの比較です。
ケルヒャーのホースは素材がゴム、ケルヒャー 業務用 互換品の約2万5千円のスズランノズル付きのホースはステンレスのメッシュです。
ホースは破裂しなければゴムでもステンレスでも素材はどっちでもいいですが、肝心の先端を比較します。
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ケルヒャーのホースは先端とホースの接合部が鉄のパーツで結合されていて、写真ではわかりにくいですが、4年放置したので若干さびていました。
ケルヒャー 業務用 互換品の約2万5千円のスズランノズル付きのホースの先端はホースとの結合部も含めてすべて真鍮製で、ステンレスホースと強固に結合しています。
私は今回この先端部分に投資したといっても過言ではありません。
あとケルヒャーの純正のパイプ洗浄ホースは太くて固いのが難点で、直径5cmくらいのパイプだと曲がらないんだなとすぐにわかりました。

ケルヒャー 業務用 互換品の約2万5千円のスズランノズル付きのホースの性能はいかに

結論から言うと、大成功。油の塊をモリモリとることができました。
ただ、ケルヒャー 業務用 互換品の約2万5千円のスズランノズル付きのホースも値段が高いからそのまま使えるのか、といったらそうではありません。
私はケルヒャーの純正パイプクリーニングホースの時に先頭部分を何度も揉んで、柔らかくしようとした経験があったので、スズランノズル付きのホースも使う前に柔らかくなるまで揉みました。
新品のままだとホースにしなやかさというか、使い込んでいくうちに出るであろう柔らかさがないです。
いざ下水の升に突っ込もうと思った時、ホースが硬くて嫌な予感がしたので、先に揉みました。
年1-2回の使用ですから人為的に柔らかくしてあげないといけません。
直径5cmパイプに突っ込んだのですが、5cmを曲がれないと絶対途中で引っかかると思ったので、3cmくらいでもくねくねできるくらいに先頭部分を何度も上下に曲げて柔らかくしました。
この効果もあって、無事に排水管の上向きの直角カーブを2か所クリアして、台所の排水管を高圧洗浄することができました。
出てきた油の塊を公開しようかと思ったのですが、自主規制します。白い塊が排水管から出てきました。
業者の高圧洗浄機とケルヒャーの家庭用じゃパワーが全然違いますが、直径5cmのパイプなら1時間もしないできれいに洗浄することができました。
高圧洗浄機を全然使っていないのであれば、もったいないのでパイプ洗浄に使うのもいいと思いました。
高圧洗浄機は重量があって準備するのに時間がかかるので、洗車するついでにやるといいと思います。
台所の排水パイプは油に毒されているといっても過言じゃないです。
業者に3万払うことを考えれば、ケルヒャー 業務用 互換品の約2万5千円のスズランノズル付きのホースは1回で元が取れます。
さらに、油が固着する前に1年に1回かそれ以上やれば、25,000 円はあっという間に回収できます。

さいごに

ケルヒャーの高圧洗浄機を持っている人は、高くてもケルヒャー 業務用 互換品の約2万5千円のスズランノズル付きのホースをお勧めします。
業者に1回3万払えばきれいすっきりですが、頼むたびに3万円かかるのがその理由です。
手間暇かかるのに、25000円のホースを買って自分でやるのか、という意見もあると思います。
私は一晩悩んで、業者より5000円安い、次回からはお金不要、全然使っていない高圧洗浄機を生かす、という3つの理由で購入をしました。
洗車のついでにやればなんてことなかったので、1時間強ですべて終了することができました。
このお店では、ケールヒャーの他にリョービとアイリスオーヤマ製の高圧洗浄機に対応するホースも売っているので、対応するメーカー用のホースを買えば同じように使えると思います。
下水は汚いので、長いゴム手袋を装着して完全防備をしてから作業することをおすすめします。


コメント

  1. ダテクニ より:

    貴重な記事をありがとうございます。
    とても参考になり、私はコンパクトスズラン付きのを注文しました。
    とはいえ。。。私もケルヒャー純正のホースで失敗したあとだったんです。
    もう少し早くこの記事に出会えていたら、と悔やまれますが、明日到着予定のステンレスホースに期待しています。

    • ヨシオ より:

      コメントありがとうございます。
      ケルヒャーの高圧洗浄機を持っていて、パイプ洗浄をやろうと思ったらケルヒャーの純正のホースを買っちゃいますよねw
      パイプの直径が10センチとか太ければケルヒャー純正でも行けるのかもしれませんが、純正はとにかく曲がってくれないです。
      自宅のキッチンのパイプはスズランノズルで押し引きを繰り返していたらどんどん曲がってはいっていったので、期待できると思います。
      もしうまくいかなかったら、スズランノズルの結合部分から20センチくらいまでをしごいて柔らかくするとスムーズに行くと思います。
      参考になれば幸いです!

  2. ダテクニ より:

    遅くなりましたが、結果を報告させていただきます
    築後25年間、何もしてこなかった排水管です
    まず屋外の桝から室内方向へ入れてみました
    ケルヒャーの管よりは奥まで進んでくれたように感じました
    でも、思ったよりも汚れが出てこなかったため、ちゃんと奥まで
    届いたのかどうか、よくわかりませんでしたので、可能な箇所は
    室内からも入れてみました
    キッチンと浴室は、室内から軽く押し引きしながら管を進めたところ、
    屋外の排水桝までスムーズに進んでくれて、桝のところでステンレス
    管を目視できました
    S字の折り返し部分も難なく通過してくれたようです
    スズラン付きのステンレス管は、やはり優れものでした
    トイレも屋外からでは洗浄効果が不明でしたので、思い切って便器
    から入れてみましたが、これはどうしても奥までは進んでくれません
    でした
    便器の奥のS字部分が細くて複雑な急カーブのためでしょうか
    以前からサンポールを大量投入して、丸一日放置したりもしましたが、
    あまり流れが改善しなかったため、排水管清掃に思い至ったのですが、
    トイレに関しては効果が実感できず、少し残念でした
    やはり25年も経過したトイレの奥の汚れは取り切れないのかも
    知れませんね
    最終的には、便器の交換も考慮してみようかと思っています
    いろいろ自分でやってみるのが好きで、私も以前はこまめにブログを
    書いていました
    今回の清掃も当時の私なら写真つきで詳細に書くところなのですが、
    最近ではおっくうになってしまって、コメントを書かせていただく
    のがやっとのこと。情けないことです
    長々と失礼しました
    ありがとうございました

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